ファーマーズ・インシュランス・オープン2014の第2日目が行われました。
松山英樹は初日にノースコースでプレーしましたので、今日2日目はサウスコースでのプレーとなりました。
難易度が低いとされるノースコースをまわってイーブンパーの63位タイスタートで、2日目が難易度の高いサウスコースということで、予選落ちの可能性も秘めてのスタートでした。
しかし、何とか乗り切ってくれました。
5バーディ・5ボギーと出入りは激しかったですが、2日連続でイーブンパーでまとめ、カットラインぎりぎりではありましたが、66位タイで決勝ラウンドに進出しました!
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調子は良くない状態でもスコアをまとめる松山英樹
松山英樹のファーマーズ・インシュランス・オープン2014・第2日目までのスコアカードは以下のとおりとなっています。第2日目は10番ホールからのインスタートでした。
難しいインスタートのため、ボギーが2つ先行しました。しかし、それでも前半の9ホールを終えた時点で、イーブンパーに戻すあたりは自力の違いを感じさせます。
後半の9ホールに入って1アンダーとなり、最後の9番ホールがパー5だったので、2アンダーで上がれるかと思いましたが、まさかのボギーでカットラインギリギリとなってしまいました。
それでも予選通過は予選通過です。
試合勘も鈍っていて、さらにケガの療養のために、長くクラブを握れない期間があったこ状況ですが、それでもPGAツアーで予選通過してしまう凄さが松山英樹にはあります。
PGAツアーに挑戦した多くの日本人プレーヤーが、予選通過できずに苦しむことが多かったことを考えると、今までの日本人プレーヤーとはケタ違いの実力と言わざるを得ません。
ショットは不安定もパッティングの良さでカバーしてスコアをまとめた松山英樹
松山英樹の2日目のキースタッツはフェアウェイキープ率が35.71%て、パーオン率が33.33%とひどい数字になっていますが、それでもパットでカパーしました。
パーオンした時の平均パット数1.500と、初日の1.917からだいぶ修正され、実戦感覚が戻りつつあることを感じさせます。
特に17番ではかなり長い距離のパットを沈めてバーディーを奪いましたし、アプローチから残った2-3メートルのパーパットもしっかりと沈めて乗り切ることが多かったです。
パッティングが良いと、グリーン上で挽回できるので、スコアがまとまります。ゴルフはパッティングが本当に重要です。
松山英樹も、プレーを重ねるうちに、アプローチもだいぶ精度があがって、次第にとピンに寄るようになっていました。
明日からの2日間はサウスコースだけとなりますが、今日を見る限り、本調子ではなくてもなんとか乗り切ってくれそうです。
特に今回は予選通過が83名もいて、決勝ラウンドでも70名になるまでカットするMDFがありますので、明日はアンダーパーでまわってほしいところです。
修正能力と適応能力に優れる松山英樹なので、決勝ラウンドはやってくれるのではないでしょうか。期待しています。