松山英樹が2013年の日本ツアーのカシオワールドオープンゴルフ以来、そして2014年の初戦となるファーマーズ・インシュランス・オープン2014に出場しました。
左手の故障で出場を予定しながらプレーできないということが続いていましたので、まずは18ホールをプレーしてくれたので、ほっとするばかりです。
今日の松山英樹はノースコースをまわって4バーディ・4ボギーのイーブンパーで63位タイスタートとなりました。
久々のプレーということで、最初の方はうまく噛み合ってない印象のプレーでした。
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松山英樹のファーマーズ・インシュランス・オープン2014の第1ラウンドのスコアカードは以下のとおりです。
最初こそバーディが先行しましたが、後はボギーが先行する苦しい展開でした。アプローチも上手く寄らず、実戦から離れていた影響を感じさせるものでした。
特に一時は2オーバーまで行ってしまった時には、松山英樹といえど、ブランクがあって、やはり初戦は苦しいかなと感じました。
しかし、それでも上がり2ホールで連続バーディを奪い、イーブンパーに戻すあたりは、松山英樹の修正能力と適応能力の高さを感じます。
松山英樹の素晴らしい点は、自分のスタイルというものにこだわりすぎず、そのときの調子に合わせて、その状態でできるベストに修正できるところです。
しかし、苦しみながらのプレーであったことは、スタッツを見ると伝わってきます。
松山英樹のキースタッツは、フェアウェイキープ率が42.86%で95番目、パーオン率が66.67%で60番目、パーオンした時の平均パット数(PUTTS PER GIR)は1.917で127番目ということで、軒並み良くありません。
これでよくイーブンパーでまとまったという印象の数字です。
しかし、今日はノースコースでのプレーでしたので、サウスコースより難易度が低いため、本当はスコアを伸ばしたいところでした。
今日の第1ラウンドを終えた時点で、17位タイまでの28人中が26人がノースコースでプレーしています。
この結果からもサウスのほうが難易度が高いことがわかります。
順位が63位タイということで、予選通過ラインの70位ぎりぎりのラインです。
タイガー・ウッズと同じ63位タイと言っても、タイガーはサウスコースをラウンドしていますので、その意味合いが違います。
前年の予選通過ラインは1アンダーですので、やはり明日の第2ラウンドはアンダパーでラウンドしたいところです。そうしないと予選落ちもありそうな状況です。
今日のプレーでだいぶ感覚も戻ったことでしょうし、多くはありませんが、サウスコースでもアンダパーでラウンドしたプレーヤーもいますので、明日の奮起に期待したいです。