メジャーに準ずる格を持ち、準メジャーとも言えるザ・メモリアルトーナメントの優勝は、松山英樹への評価を確実に高めました。
その松山英樹の優勝を受けて、アメリカのNBC系列のゴルフチャンネルが、松山英樹の将来を高く評価する記事を、そのウェブサイトに掲載しました。
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タイガーとは比較できないが、素晴らしいプレイヤーであることは間違いない
ゴルフチャンネルの電子版で、”Opinion: Matsuyama not Woods, but big things on horizon for 22-year-old”「松山はウッズではないが、この22歳には大仕事が近づいてる」と題して、松山英樹を取り上げています。
松山英樹がタイガー・ウッズと同じ年齢でプロツアーで6勝をあげたことを伝える一方で、ウッズがエリート揃いのPGAツアーで6勝あるのに対して、松山の場合は比較的フィールドが弱い日本ツアーでの5勝が含まれているとしています。
そのためこのメモリアルの勝利が次世代に向けてのブレイクスルーとまでは言えないものの、この勝利が、今回だけにとどまらず、松山英樹の将来に向けての第一歩となるだろうとして以下のように書いています。
I do, however, believe this is the beginning of big things for the technically sound youngster. At worst, he is poised to remain one of the world’s more talented players – a consistent, top-20 guy who wins once or twice a year. At best, he can be a superstar – the type of player we recognize as a household name.
引用元:Golf Channel “Opinion: Matsuyama not Woods, but big things on horizon for 22-year-old”
「今回の勝利は技術的に確かな若者の大仕事の始まりだと強く信じる。悪くとも世界の才能あるプレイヤーの1人、つまりトップ20にコンスタトに入り、年間に1勝か2勝はできるプレイヤーであり続ける備えはできている。そして最高の場合には、彼はスーパスターになり得る。つまり、多くの家庭で名を知られているタイプのプレイヤーに。」(管理人訳)
この勝利にとどまらず、これからたくさんの偉業を成し遂げる始まりだと“強く信じる”と、冒頭に“I do believe”という強調の入った表現を、この記事のライターは使っています。
ただ「思える」とか、「なりそうだ」というよりも、確信により近いニュアンスがあり、松山英樹のプレーが、この記事のライターに相当のインパクトを与えたことがが伺えます。
そのため、悪くてPGAツアーで毎年勝てるようなプレーヤー、そして「良ければ多くの人が名前と顔が一致して覚えているスーパスターになり得る可能性があると、かなり高く評価しています。
そしてこの記事の最後では、「この勝利だけでは、彼がスーパスターになれるということを明らかにするには至っていないが、少なくとも彼がその可能性を持っていることを私達に認識させた」と結んでいます。
悪くてPGAツアーで毎年のように勝ち続けるというのは、今までの日本人プレーヤーではかなり規格外で、現在のPGAツアー全体でも、そう多くいるわけではありません。
海外の専門家の松山英樹の技術への評価は高く、日本人が想像している以上のものがあります。松山英樹の実力とポテンシャルへの評価は、海外の記事を読んでいると、日本国内よりも海外、そして専門家であるほど高いことが伺えます。
松山英樹が世界のトップに立って、メジャータイトルにその名前を刻んでくれるのではと、期待が高まらざるをえません。今後の松山英樹のさらなる飛躍が期待されます。