松山英樹は最終ラウンドに巻き返し12位でホールアウト|ジェネシス・オープン2019の全ラウンド結果速報

Genesis Open

松山英樹のジェネシス・オープン2019でのホールバイホール、キースタッツ、プレーの速報です。

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1. 使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

2. 松山英樹の過去の大会出場時のデータ

松山英樹は2014年の初出場時に5アンダーで23位タイ、2015年は同じく5アンダーで4位タイ、2016年は8アンダーで11位タイ、2017年は予選落ち、2018年は故障により出場しませんでした。

2.1. 2014年のデータ

2014年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2014-matsuyama-scorecard

2014年は初日に4バーディ・3ボギーの1アンダーで35位タイ、第2ラウンドに5バーディ・3ボギーで通算3アンダーの23位タイで決勝ラウンドに進出します。第3ラウンドは1イーグル・5バーディ・1ダブルボギー・3ボギーと出入りが激しくなりながらも2つスコアを伸ばして24位タイで最終日を迎えます。最終ラウンドは3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせず5アンダーの23位タイとなりました。

2.2. 2015年のデータ

2015年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2015-matsuyama-scorecard

2015年は第1ラウンドに1イーグル・3バーディ・4ボギーで1アンダーの17位タイ、第2ラウンドは2バーディ・3ボギーと1つスコアを落としイーブンパーの26位タイで決勝ラウンドに進出します。第3ラウンドは4バーディ・3ボギーと伸ばしきれず1アンダーの19位タイで終えますが、最終ラウンドに6バーディ・2ボギーと4ストローク伸ばし、トータル5アンダーの4位タイとこの大会のベストフィニッシュとなっています。

2.3. 2016年のデータ

2016年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2016-matsuyama-scorecard

2016年は風邪で体調がすぐれない中ではあったのですが、6バーディ・1ダブルボギー・2ボギーの2アンダーで27位タイとまずまずの出だしとなります。第2ラウンドは5バーディ・1ボギーの安定したプレーでトータル6アンダーの7位タイと好位置で決勝ラウンドに進出しました。第3ラウンドは6バーディ・3ボギーで9アンダーとしたものの全体的にスコアが伸びたので10位タイに後退します。最終ラウンドは5バーディ・6ボギーと出入りの激しいゴルフとなり、スコアを一つ落としたものの11位タイでフィニッシュしています。

2.4. 2017年のデータ

2017年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Matsuyama_Scorecard

第1ラウンドは16ホールを終えた時点でサスペンデッドとなり、翌日の再開後の2ホールで連続バーディを奪い、3アンダーの19位タイと上々のスタートでした。

しかし、第2ラウンドは大荒れのプレーとなり、フェアウェイキープ率は28.6% (4/14)、パーオン率は33.3% (6/18)という惨憺たる数字で、9つのボギーを叩き、予選落ちを喫しています。

2018年はウェイストマネジメント・フェニックスオープンで手首と親指を痛めたため、当初は出場予定でしたが回避しました。

2017年はフェニックスオープンで連覇を果たしたものの、調子の波は下降線をたどっていました。それに加えてフェニックスオープンから始まった体調不良が続いて調整不足であったことも重なって崩れてしまいました。

ただ、それ以外はレベルの高いフィールドでありながらも23位タイ、4位タイ、11位タイと悪くない成績を残しています。2019年は復活に向けた途上でありますが、相性の悪くないリビエラカントリークラブのため好成績が期待されます。

3. 開幕前の最新情報

松山英樹の最新情報です。

3.1. コンディション・天候に関する情報

以下はPGAツアー公式サイトからの引用です。

In near-perfect conditions last year, Riviera hit bull’s-eyes across the spectrum. As it should. Watson prevailed by two at 12-under 272, the field averaged 71.759 and the greens were the most difficult to find in regulation (53.49 percent or 9.6 per round) of any course on TOUR since it recorded the stingiest split in 2015 (51.38 percent).

昨年はコンディションとしては完璧に近い状態だったのですが、それでもなお優勝スコアは12アンダー、フィールドの平均スコアはオーバーパーとなる71.759、パーオン率は53.49%と選手を痛めつけています。

The weather won’t cooperate early this week as rain likely will fall during the first round. Its threat will persist into the weekend and daytime highs may not reach 60 degrees. Prevailing winds from a westerly direction also figure to be sustained at 10-15 mph throughout.

初日は雨が降る予報で、週末まで続く可能性があります。また気温はあまり上昇せず、華氏60度(摂氏15.6度)にも達しないようで、寒さも気になるコンディションとなりそうです。

西からの卓越風は4.5mから6.7mという状態が続くようで、時間帯によっては強く吹くこともあると予想されます。

昨年、優勝したババ・ワトソンはストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)が2位、パーオン率が7位、プロキシミティ(100ヤードを超えるショットのピンとの距離)が9位とショットでスコアを稼いでいます。さらにグリーン上でもストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)が21位、ボギー回避率が5位と安定していました。

このババ・ワトソンの優勝の理由を説明した後、以下のように書かれています。ようなスタッツは天候も

It’s evidence of why it’s imperative to avoid inch-a-and-half kikuyu rough and how to read the undulations on bentgrass-Poa greens that are prepped to run 12-and-a-half feet on the Stimpmeter.

4センチ弱にカットされた強いキクユ芝のラフを避けること、そしてスティンプメーターで12.5フィート、アンジュレーションが強く、ベント芝にポアナが混じるため不規則な転がりをするグリーンを攻略することが、重要なポイントとなると記事を書いたボルトン氏は分析しています。

ゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

「不思議でしょう? 苦手なコースです」とリビエラCCとの相性には首をひねる。
(中略)
前年大会は直前に左手痛を訴えて欠場したため、今年は2年ぶりの出場となる。前週はオフに充て、ロサンゼルスで調整を図った。「疲れは取れました。雨だったのでゴルフができないときもありましたけど。トレーニングもちゃんとしましたよ」。
(中略)
当地での計14ラウンドの平均スコアは「70.142」とアンダーパーではある。ボールの転がりが不規則になりがちなポアナ芝のグリーンについては、「苦労しているイメージはないんですけどね。入らなくて嘆いているのはいつもだけど、自分の中では『グリーンが、グリーンが…』というイメージはない」と、さほど苦手意識はなさそう。

谷に沿う地形で造られた林間コース。「何か知らないけど、うまくプレーさせてくれない。気が抜けないホールが多いというイメージです」と、まずはショットでの攻略が一筋縄ではいかないのが松山の印象。天気は現段階で開幕前日と、チェ・キョンジュ(韓国)、マルティン・カイマー(ドイツ)と回る初日に雨予報が出ている。「雨でどうなるかという感じです。降らなければ(硬く)パンパンになるし、降ったら軟らかくなる」。状況によって警戒すべきことは山ほどある。
(中略)
「だいぶ良い感じで来ていると思うので、あとは噛み合わせがうまく行けば勝てるんじゃないかな」と口にできるほどに、状態が整ってきたことは確かだ。

松山英樹はマルティン・カイマー、K.J.チョイとの組み合わせで、第1ラウンドは午前7時32分(2月15日午前0時32分)に10番から、第2ラウンドは午後12時32分(2月16日午前5時32分)に1番から、それぞれスタート予定となっています。

4. 松山英樹のラウンド別結果速報

松山英樹のジェネシス・オープン2019のラウンド別の結果速報です。

4.1. ROUND 1 (76位T) ショット、パットともに精彩を欠く初日に

松山英樹の第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2019_Matsuyama_R1

1バーディ、1ボギーとスコアの動きが少ないラウンドでしたが、内容的にはなんとかイーブンパーでまとめたというラウンドとなりました。

初日は悪天候によりスタート時刻が大きく遅れた上に、日没サスペンデッドとなり11ホールを終えた時点で、翌日の午前7時に再開となりました。

序盤からティショットはフェアウェイを捉え、パーオンも成功していたのですが、縦距離が合わない状態が続きました。また初日のボギー一つは3パットによるもので、パーパットは良いものがいくつかあったのですが、3mから5mのバーディパットは一つも決まらないという、グリーン上も停滞気味のラウンドとなりました。

初日のパーオン率は77.78% (14/18)と悪くない数字ですが、グリーンを捉えていも10mから20mの長いファーストパットが多く、ショットの精度がイマイチでした。

ストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:0.808
  • アプローチショットの貢献度:-1.556
  • ショートゲームの貢献度:-0.189
  • パッティングの貢献度:0.444
  • ショット全体の貢献度:-0.937
  • フィールド平均との差:-0.493

武器であるロングゲームのうちティショットは良かったのですが、そこからグリーンを狙うショットの不調が響いた第1ラウンドでした。

第2ラウンドのスタートは早々に、土曜日の朝に変更されましたので、ホールアウト後は調整する時間が多くとれたようです。

ALBAからの引用です。

パットへの不安を口にすることが目立つ最近の松山だが、今週はクロスハンドを試すなど試行錯誤。2日目も順手とクロスハンドを使い分け、グリーン上の違和感払拭に向け取り組んでいる。第2Rのスタートが翌日になることが決まると、ストロークの感触を再確認するため足早にパット調整に向かった。

2日間をかけて行った第1R終了後の率直な感想は「眠たいです」。初日は午前7時32分にティオフ予定だったものの、10番ティでスタート待ちをしていた時に豪雨による中断のホーンを聞いた。プレーが再開したのは午後2時32分と、実に7時間もの待機を余儀なくされた。2日目も早朝3時30分の起床。大幅なスケジュール変更に、やはり疲労の色は隠せない。

3日目以降に向け心配になるのは、やはりパッティング。「昨日も最初は良かったけど、途中からおかしくなった。新しいことを試しても、試合になると良くない。クロスハンドも『やってみようかな』という感じで…。早くきっかけを見つけられたらいいなと思います」と暗中模索は、まだ続きそうだ。

第2ラウンドはまだプレー途中の選手ばかりで、スタートできていない選手も多くいます。

2日目もサスペンデッドとなった時点で、松山英樹の順位は暫定72位となっています。トップが二桁に乗っていることを考えると、苦戦していることが否めない出だしとなっています。

まずは土曜日に行われる第2ラウンドでしっかりと予選通過のラインを突破して、残る2ラウンドでの巻き返しに期待したいところです。

松山英樹はマルティン・カイマー、K.J.チョイとの組み合わせで、午前8時32分(2月17日午前1時32分)に1番ホールからスタート予定です。

4.2. ROUND 2 (34位T) 後半に巻き返し34位で決勝ラウンドへ

悪天候によりスタートが土曜日の午前となった第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2019_Matsuyama_R2

5バーディ、3ボギーで2ストローク伸ばし、トータル2アンダーの34位タイで決勝ラウンドに進出しました。

前半はバーディが先行するも、すぐにボギーを叩いてしまったため、予選通過ラインをさまよう状態が続きました。ショットが不安定でパーオンも9ホール中4ホールと苦しむ中でしたが、もったいなかったのが9番で95cmのパーパットを外してしまったことでした。

しかし、ハーフターン後に巻き返します。1オンの狙える10番パー4のティショットは大きく曲げ、バンカー越えの難しいショートゲームが残るも、これを2.5mに寄せてバーディ。続く11番でもセカンドをネイティブエリアに打ち込み、ロストボールの危機が迫りましたが、観客がボールを発見して難を逃れると、そこから2.9mに寄せる素晴らしいショートゲームで、連続バーディを奪います。

その後は17番パー5で2オンに成功しバーディを奪い、一時は3アンダーまで伸ばしますが、惜しまれるのは最終ホールで1.0mを外してボギーを叩いてしまったことでした。

ショット全体ではスコアを2.438稼いだものの、パッティングでは0.111打しか稼ぐことができませんでした。ただ、良い時の松山英樹はショットで圧倒し、パットは平均レベルで優勝というバランスが多いため、どちらと言えばショットが物足りないラウンドとなりました。

とは言え4番でも95センチを外していますので、1m以内の2つをしっかり仕留めるだけでも大きくジャンプアップできていましたので、ややもったいない感は残りました。

第2ラウンドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:0.155
  • アプローチショットの貢献度:0.384
  • ショートゲームの貢献度:1.900
  • パッティングの貢献度:0.111
  • ショット全体の貢献度:2.438
  • フィールド平均との差:2.549

ショットでプラスとなりましたが、グリーン周りでのショートゲームによるところが大きいため、安定感と精度がともなったロングゲームでスコアを作っている良い時とは大きな差があった第2ラウンドでした。

第3ラウンドは2時間の休憩を挟んだ後、午後3時20分にマルティン・カイマー、ブライアン・ハーマンとの組み合わせでのプレーとなりました。

4.3. ROUND 3 (36位T) 安定感が増し前半で3ストローク伸ばす

土曜日に繰越になっていた第2ラウンドの残りを終えた後、第3ラウンドがスタートしました。しかし、スタート時刻が遅かったため、すべての組がラウンド途中でサスペンデッドとなっています。

4.3.1. サスペンデッド時点での状況

松山英樹はインスタートで、前半の9ホールを終えた時点の暫定20位タイでサスペンデッドとなりました。第3ラウンドのサスペンデッド時点でのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2019_Matsuyama_R3_Suspended

前半の9ホールを終えた時点で3バーディ、ノーボギーと3ストローク伸ばし、トータル5アンダーの暫定20位タイに浮上しています。

フェアウェイキープは7ホール中5ホール、パーオンも9ホール中6ホールと抜群にショットが安定したというわけではありません。しかし、スコアを伸ばしたいホールではしっかりとプレーがまとまり、グリーンを外した後のショートゲームも安定していたため、ボギーフリーとなりました。

惜しまれるのは出だしの10番で95cmのバーディパットを外してしまったことです。ただ、その直後のパー5でしっかりとバーディを奪うなど、悪い流れに入り込むことはありませんでした。

12番と14番はパーオンを外したものの、上手くリカバリーし、パッティングでも微妙な距離をしっかりと決めました。その粘りが生き15番では6.5mのバーディパットをねじ込み、17番では右ラフの残り80ヤードから1.5mにつけてバーディを奪いました。

第3ラウンドの前半を終えた時点でのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:0.777
  • アプローチショットの貢献度:0.536
  • ショートゲームの貢献度:1.213
  • パッティングの貢献度:0.324
  • ショット全体の貢献度:3.290
  • フィールド平均との差:3.614

第2ラウンドと同様にショートゲームでスコアを稼いでいる状態で、ロングゲームの状態は本来とは程遠いままとなっています。1m前後のショートパットには不安がありますが、それでもパッティングが平均レベルで決まっていますので、やはりロングゲームの立て直しが待たれます。

ロングゲームがもう少し安定してくれば、ビッグスコアが出てもおかしくないグリーン周りとなっていますので、明日の早い段階で復調のきっかけをつかみたいところです。

ゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

ショットの状態は「全然ダメですね」と、ため息が止まらない。前半6番(パー3)では第1打をピンそば1mにつけるシーンもあったが、「距離感も全然合っていなかったので、”合わせ合わせ”でやっていた」と心境を明かした。「良いところも何カ所かあった。それが何で出たのかも分からない。悪い原因も分かってない。それを見つけられれば、スコアを伸ばせる自信はある。原因を早く探りたいと思う」

明日は第3ラウンドの残りからの再開で、午前6時45分からの開始となります。

4.3.2. 日曜日の再開後のプレー内容

日曜日に行われた第3ラウンドの残りを含めたホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2019_Matsuyama_R3_Full

再開してすぐの10番でバーディを奪って6アンダーまで伸ばし、トップ10が見える位置まで浮上しました。そのままスコアを伸ばせトップ5もという状況でしたが、6ホールで3つのボギーを叩いてしまい、最終的には1つしかスコアを伸ばすことができず36位まで後退しました。

再開後はフェアウェイキープは7ホール中5ホールとティショットは比較的安定していましたが、パーオンは9ホール中5ホールにとどまるなど、セカンド以降ではやや苦しみました。

パーオンできなかったホールでも好調なショートゲームは安定していたため、上手くリカバリーできていたいのですが、パッティングでスコアを落としてしまいました。

4番は2.3m、8番は90cm、9番は1.1mという3つのパットを外したことが、そのまま3つのボギーとなっていますので、グリーン上で勢いを止めてしまいました。特に上がり2ホールの連続ボギーは痛恨とも言えるもので、前の2日間苦しんでいた1m前後のショートパットを決めれませんでした。

第3ラウンドのスタッツは以下のとおりとなっています。

・ティショットの貢献度:1.072
・アプローチショットの貢献度:-0.069
・ショートゲームの貢献度:1.554
・パッティングの貢献度:-1.728
・ショット全体の貢献度:2.557
・フィールド平均との差:0.829

ティショットは数字が改善されたものの、武器となるべきアイアンショットは今一歩でした。しかし、ショートゲームが安定していたため、何とか一つスコアを伸ばすことができています。

パッティングは試行錯誤が続いているようで、ポアナが混じるグリーンにアジャストしきれていません。一時は良いところまでスコアも順位も伸ばしただけに、惜しまれる終盤の失速でした。

4.4. ROUND 4 (暫定12位T) ショット、パットがようやく噛みあって浮上

第4ラウンドも2ウェイ3サムでのプレーとなり、第3ラウンドと同じくマルティン・カイマー、ブライアン・ハーマンとの組み合わせとなりました。

午前9時50分のインスタートとなった最終ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2019_Matsuyama_R4

最終ラウンドは5バーディ、1ボギーの67でプレーし、トータル7アンダーの暫定12位タイで4日間を終えています。

ショットはようやく本来のキレを感じさせるものとなり、精度の高いものが増えました。

14番パー3では1.2m、16番パー3では50cm、6番パー3では2.0mにつける素晴らしいショットでチャンスを作り、入れずも決めることに成功し、パー3で3つスコアを伸ばしました。

このような精度の高いショットが増え、パーオン率もまずまずだったため、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は2.886と良い数字となりました。

チャンスホールのパー5に関しては逆にうまく仕留めきれませんでいsた。11番では2オンを逃したものの、グリーン横のバンカーから75センチに寄せてバーディを奪いましたが、ショートゲームで上手く寄せた17番では1.9m、1番では2.7mを決めることができませんでした。

他にもパッティングでは10番で2.8mを決めることができませんでしたが、その一方で2番で5.1mのバーディパット、12番で2.3m、3番で2.2m、5番で2.4mの3つのパーパットを決めるなど、良いものも多くありました。そのためストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は1.396と4日間で一番良い数字となっています。

ティショットのフェアウェイキープ率は50.00% (7/14)と高い数字ではありませんでしたが、大きく曲げることが少なかったことも有り、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は0.495とプラスになっています。

ショートゲームに関しては、第3ラウンドまでに比較するとやや落ち、15番ではボギーにつながりましたが、全体として見れば悪くない内容で、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は0.098と平均前後となっています。

最終ラウンドはショット全体の貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーンは3.743と大きなプラスとなり、パッティングもしっかりとプラスになったことで、大きく順位を上げてのフィニッシュとなりました。

これでファーマーズインシュランスオープン、ウェイストマネジメント・フェニックスオープンに続いて、上位でフィニッシュすることができました。

天候が変わったり、スケジュールが変則的になったりなど、リズムが作りにくい中で、なかなかプレー全体の精度も上がっていきませんでした。ただ、最終ラウンドとなってようやくバランスが良くなってきましたので、次週の世界ゴルフ選手権での優勝争いに期待したいところです。

後ほど、情報を追加していく予定です。

コメント

  1. 竜太郎 より:

    golfさん、皆様お疲れ様です

    「かみ合わせがうまく行けば勝てるのでは」

    我等の松山英樹にしては唇が随分と滑らかなようです

    練習での感触と実戦での感触の乖離の幅が狭くなっているのであれば嬉しい限りです

    荒天の中でのトーナメントになるようなので、出来る限りフェアウェイからショットを打ち、堅実なゴルフを展開してもらいましょう

    4日間を60台でまとめれば自然と上が見えて来そうなので初日が肝心です

    何にせよこの様なコメントが出るのは吉兆と考え、後は希望と結果が一致するよう応援するのみです

    golfさんにおかれましてはお忙しいでしょうが、気合いを入れて応援しますので今週もよろしくお願いします

  2. 八太郎 より:

    golf さん & 応援団の皆さま、ご苦労さまです。
    オープンウィーク一週だけなので嬉しいかぎりですネ。パワーランキング 7 位と TOP-10 以内に取り上げられ、ようやく評価も戻ってきたみたいで楽しみです。
    本人も打ち込み充分なため、自分自身に期待しているみたいなコメントですネ。
    GNW 放映開始 4:00 am のため、初日は、ほとんど PC との睨めっこになりそうですが、深夜の独りエールを贈る予定です。
    golf さん、今週よろしくお願い致します。

  3. golf より:

    竜太郎、八太郎さん、コメントありがとうございます。
    自己評価の辛い松山英樹としては、かなり前向きなコメントだったので、本人の手応えは良くなってきつつあるのかなと思います。長いオープンウィーク明けに「調子が良い」と言っている時は、練習と実戦での乖離が出てしまうときが見受けられます。しかし、今回はオープンウィークが1週だけなので、そういった問題も起きにくいかなと期待しています。
    リビエラでは2017年のような悪夢もあるので、上手く予選ラウンドを乗り切ってもらいたいです。
    今週もよろしくおねがいします。

  4. 八太郎 より:

    golf さん、お疲れ様です。
    本当に長~い初日。天候不順によるスタートの大幅遅れ & 日没サスベンデット & 翌日早朝から初日残し分 7 ホールの消化。まさに集中力分断でのプレーで良く頑張った方ではないでしょうか・・・・!? 待ち疲れでスタートして2ホール目の 3 パットは頂けないですが、何とか耐え忍び貫いた感一杯と見えますネ。
    松山プロにとって、丸1日ずれてしまった予選2日目のラウンドでどれだけ巻き返せるかに掛かってきますが、今迄とどおりのパッティングスタイルにとらわれ過ぎてもストレスが溜まるばかりですから、クロスハンドでもアンカリングでもチャレンジして気分転換を図ってもらいたいものです。今の A.スコット & シニアの B.ランガーが開眼したように・・・・!?
    golf さんも、応援団の皆さんも予選2日間での別れは悲しすぎますよねぇ~。。。

  5. 竜太郎 より:

    golfさん、皆様長い長い1日お疲れ様でした

    心臓に悪い「3フィート」に翻弄されました

    とは言えしっかり予選を通過し、決勝ラウンドのロングできちんとバーディーを取り3打伸ばせた事で松山英樹の底力の片鱗を見ることが出来ました

    まだ27ホールありますので、先ずはトップ10、トップ5を目標にショットが安定するのを祈るのみです

    明日は日付が変わる頃からの再開でしょうから、松山英樹だけでなく、応援する側も体力回復が必須ですね

    1番で最低でもバーディー、出来れば「眠気覚ましのイーグル」を期待しましょう

    気合いをを入れて応援しますのでまた半日後もよろしくお願いします

  6. みち より:

    golfさん、早々の更新をありがとうございますm(__)m

    松山p、悪いなりにもスコアをまとめて上位フィニッシュ出来、ほっとしました。
    試合前の調子が良さそうなコメントにも関わらず、初日のスタートが今一つで流れに乗れなかったのが少し残念でしたが。。。
    今はコンスタントに上位フィニッシュを続けてチャンスを待つ時なのかもしれません。
    4月にピークが来たら最高ですね!!

    来週は予選がないので伸び伸びとプレイして欲しいです。
    golfさんはお忙しくなる時期でしょうか?
    ブログの更新があると観戦の楽しみが増えますが、どうぞお仕事と体調を優先して下さい。
    今週もありがとうございましたm(__)m

  7. 竜太郎 より:

    golfさん、皆様長い長い週末お疲れ様でした

    優勝争いに食い込めるチャンスは十分あったので残念な思いもありますが、実戦に入ってから「悪い」「悪い」と言いながらも9位タイまで巻き返せたのは流石です

    3位タイ、15位タイ、9位タイと続けば松山英樹本人も感じてるでしょうが、早く優勝という結果が欲しいと願わずにはいられませんね

    「魔の3フィート」を少しでも克服してもらい「噛み合うラウンド」を2日出せれば優勝争い、3日出れば優勝位の状態になりつつあると思うので、来週も当然期待です

    JBに抱かれた息子さんが夕日に向かって指を向けていた光景が感動的でした

    是非ともあの光景を我らが松山英樹の勇姿で

    年度末へ向けてgolfさんはじめ皆様お忙しいでしょうが、来週もよろしくお願いします

  8. ACE より:

    golfさん、お忙しい中、更新頂きありがとうございました。連日のサスペンデットで本当に大変な4日間でした(応援もなかなかに疲れました^^;)気が付けば9位タイフィニッシュ。厳しいコンディションの中でしたが、皆が大変なこういう時に気を吐く”らしさ”が戻り、次戦に向け期待が膨らむ最終日となりました。とても疲れていると思うので、まずはしっかりケアをして休息してもらいたいですね。メキシコへはチャーター機が飛ぶのでその点は楽だと思うのですが、食べ物などで毎年体調を崩す選手やキャディさんが多いので、色々と心配してしまいます。(今週お休みの飯田さんはメキシコには帯同するのでしょうか?)

    今年に入り、随所にいい部分が見られるようになり、応援にも力が入ります。こちらでみなさんと6勝目をお祝いする日が早く訪れるよう願っておりますが、更新に関しましては、どうかご無理なさいませんよう・・・。お仕事頑張ってください。

    今週もありがとうございました。

  9. golf より:

    みなさん、コメントありがとうございます。
    外した1m前後のショートパットが決まっていればと感じる4日間となってしまいましたが、それでも9位タイでのフィニッシュということでショットでスコアを作る彼らしい状態が戻りつつあるのかなと感じます。これで3位タイ、15位タイ、9位タイという成績で、不振は底をうって上昇気流に乗りつつあることを感じます。本人とっても良い成績が残せたことで、取り組んできたことに自信を持てるようになり、実戦でも良い結果につながりやすくなると思いますので、本当に良かったと思います。メキシコでの松山英樹には良い印象はないのが事実ですが、状態が上がってくればフィールドのレベルやコースはもろともせずに優勝できる選手でもあります。まだもうひと押しふた押しが優勝のためには必要となりそうですが、メキシコでは優勝争いをする姿はやはり見たいものです。
    マスターズに向けて、上向きつつありますので、できればメキシコ、アーノルドパーマー、プレーヤーズのどれかで優勝してくれることを願っています。
    今週も応援おつかされ様でした。恐らくメキシコの速報もやれるのではないかと思います。その時はよろしくお願いします。

  10. ノアちゃんのママ より:

    golfさん、お忙しい中ブログ開放有難うございます。
    久し振りに松山Pの鋭い目が戻って来ましたね!
    お陰さまでgolfさん中心に皆様と同じく時を過ごせる幸せ噛みしめてます。
    で、無理のない範囲でgolfさんに ブログ更新今年も宜しく!
    と厚かましくも願ってます。
    心からの感謝の気持ちを添えて!

  11. ぼのぼの より:

    golfさん、今週もありがとうございました。どの選手にとっても過酷な4日間だったと思いますが、さすが松山プロ、最終日には9位まで伸ばしてくれました。来週も楽しみに応援します。golfさん、皆さん、お身体大切になさってください。