松山英樹は『The king of post-shot misdirection』 米ゴルフチャンネルが新たな称号

松山英樹のプレースタイルや人間性を、米メディアは表現力豊かに説明します。

ショットのフィニッシュが片手になるにも関わらず、そのショットの結果が素晴らしいことから、ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンを連覇した際には、“ザ・キング・オブ・ワンハンド・フォロースルー”とアメリカメディアから呼ばれました。

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松山英樹は”キング・オブ・ポストショット・ミスディレクション

WGC-ブリジストンインビテーショナルの優勝を受けて、米ゴルフチャンネルのウィル・グレイ氏は、新たに“キング・オブ・ポストショット・ミスディレクション(the king of post-shot misdirection)”と松山英樹を呼んでいます。

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以下は記事からの引用です。

AKRON, Ohio – Hideki Matsuyama is the king of post-shot misdirection.

Watch a look of disgust creep across his face after a 7-iron from the fairway, and you might expect the ball to end up in a greenside bunker. But watch it enough times and you’ll know to look for it about 15 feet from the hole.

松山英樹は”キング・オブ・ポストショット・ミスディレクション”だ。彼がフェアウェイから7番アイアンでショットを打った後に、落胆するような表情が浮かんだ時には、グリーンサイドのバンカーにボールが捕まると思うかもしれない。しかし、ある程度の回数を重ねると、カップから15フィート(4.5m)地点でボールを探したほうが良いことがわかるようになる。

ウィル・グレイ氏は、松山英樹のプレーを見慣れていないと、ショット後の表情やリアクションだけで判断してしまい、大きなミスショットだと予想してしまうだろうと述べています。

しかし、松山英樹のプレーを見る回数が増えていくと、ショット後に苦々しいリアクションをしたとしても、ショットがピンそばにつくことがあることを多く経験し、判断を間違わなくなると述べています。

このようにショット後(post-shot)のリアクションが、見る人の判断を間違った方向に導く(misdirection)ことから、ウィル・グレイ氏は“キング・オブ・ポストショット・ミスディレクション”という新たな称号を松山英樹に与えています。

この後、ウィル・グレイ氏は松山英樹が自身に高いハードルを課していることが、このようなリアクションに至る理由だと説明した後、”キング・オブ・ポストショット・ミスディレクション”は、今日のドライビングレンジでも多くの人の判断を誤らせたと述べています。

As anyone who watched his warm-up session can attest, Matsuyama was entirely out of sorts just minutes before heading to his final-round tee time. Iron shots were sprayed, and drives sailed wildly off-target.

彼のウォームアップを見ていた人は誰でも証言できることなのだが、ティータイムの数分前の松山英樹は意気消沈していた。アイアンショットは左右に散らばり、ドライバーショットはターゲットから大きく逸れて行っていた。

しかし、結果はボギーフリーの1イーグル、7バーディでコースレコードタイの「61」を叩き出しています。ここでも、結果として松山英樹は「多くの人を間違った判断に導いた」とウィル・グレイ氏は述べています。

その後、松山英樹が1番のティショットの後から調子が戻ったこと、4年前にタイガー・ウッズがファイヤーストーンで61を出した時に一緒にプレーしていたこと、マキロイが称賛していること、昨年の10月から世界で6勝していること、2月の優勝以降はやや苦しんだことなどが記事で紹介されています。

そして記事の最後には以下のよう内容が書かれています。

The victory vaults Matsuyama back into the Player of the Year discussion, and it instantly makes him one of the favorites for the season’s final major next week at Quail Hollow.

この勝利によって松山英樹はプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に誰がなるのか?という議論の中に舞い戻り、即座にクウェイルホローで行われる今季最後のメジャーの優勝候補の1人となった。

今季PGAツアーで3勝以上を挙げているのはダスティン・ジョンソン(ジェネシスオープン/WGC-メキシコ選手権/WGC-デルマッチプレー)、ジョーダン・スピース(AT&Tペブルビーチ/トラベラーズ/全英オープン)、ジャスティン・トーマス(CIMBクラシック/SBSトーナメント・オブ・チャンピオンズ/ソニーオープン・イン・ハワイ)、そして松山英樹です。

このうちジャスティン・トーマスはシーズン序盤に勝ったものの、その後の成績は際立ったものがありません。松山英樹も近い状況だったのですが、全米オープンで2位タイ、ブリジストンインビテーショナル優勝によるWGC2勝目により状況は一変しました。

現時点ではダスティン・ジョンソン、ジョーダン・スピース、松山英樹の3人がプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)の有力候補と考えられます。

It’s a course where he’s expected to thrive, but perhaps the thing that should strike the most fear into his competition would be another batch of one-armed finishes, mid-shot grimaces and haphazard range sessions.

クウェイルホローは、彼が成功することが予想されるコースだが、競争相手を最も威嚇するものは、「片手でのフィニッシュ」「ショットの際に見せるしかめっ面」「でたらめなドライビングレンジでの練習」となるかもしれない。

普通の選手であれば、いずれも良くない結果を想起させるようなものばかりです。しかし、松山英樹はそうではなく、優勝に近づく兆候として受け取られることになるかもしれないと、やや冗談めかして記事が締めくくられています。

松山英樹のプレーが噛み合い始めたときには「誰も止めることができない (Unstoppable)」と、海外メディアの専門家も表現せざるを得なくなりつつあります。

WGC-HSBCチャンピオンズ、ヒーローワールドチャレンジ、そしてWGC-ブリジストンインビテーショナルというエリートフィールドでの完勝を見れば、それを認めざるを得ないのかもしれません。

ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンの優勝は、調子が全体的に下降線を辿っている中でのものだったため、その後は松山英樹のスタンダードからすると、やや苦しみました。

しかし、今は全米オープンの2位タイ、アイリッシュオープンと全英オープンでそれぞれ14位タイと、上り調子の途上でWGC-ブリジストンインビテーショナルを制しました。

全米プロゴルフ選手権、そしてフェデックスカップ(FedExCup)プレーオフで、さらに優勝回数を増やすようであれば、新たな称号が海外メディアから与えられることになるかもしれません。

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