松山英樹とケビン・キスナーが有利?データが示す近年のメジャー覇者のトレンド

松山英樹が1打差の2位タイで全米プロゴルフ選手権2017の最終ラウンドを迎えることになりました。

最終組の一つ前の組でプレーすることになった松山英樹ですが、四大メジャーでこの一つ前の組でプレーするのは2016年のマスターズに続いて2回目となります。

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近年のメジャー覇者のトレンドから見る優勝の可能性

実はこの2016年のマスターズでも、今年の全米プロゴルフ選手権と同様の現象が起こっていました。

2016年のマスターズの第3ラウンドでは一時、松山英樹は首位のスピースに5打差をつけられてしまいました。しかし、スピースが上がり2ホールで3ストローク落とした結果、最終組の一つ前の組で、首位と2打差で最終ラウンドをプレーすることになりました。

今年の全米プロゴルフ選手権ではケビン・キスナーに一時は4打差となりましたが、2016年のマスターズと同様にキスナーが上がり2ホールで3ストローク落として1打差となり、首位と1打差で最終ラウンドをプレーすることになりました。

2016年はフロントナインで崩れてしまい、バックナインで再びチャンスが訪れたのですが、パッティングを決めきれずチャンスを逃してしまいました。

期せずしてその時と似たような状況で、なおかつ、これまでの四大メジャーの最終日の中で、最も首位との差がない状態でプレーすることになった松山英樹ですが、最近のメジャー覇者のトレンドを見ると視界は悪くないようです。

以下はゴルフチャンネルの公式Twitterのツイートです。

ツイートでは「ウィナーはキスナー?松山英樹?」という言葉が添えられて以下のようなデータが紹介されています。

  • EACH OF LAST 27 PGA CHAMPIONS WERE INSIDE TOP 5 AFTER 54 HOLES
  • 14 OF LAST 16 MAJORS WINNERS WERE 1st OR 2nd AFTER 54 HOLES
  • EACH OF LAST 16 MAJOR WINNERS WERE AT/WITHIN 4 OF LEAD AFTER 54 HOLES

最近の四大メジャーと全米プロゴルフ選手権の優勝者の傾向は以下のとおりとなっているとのことです。

  • この27年間の全米プロゴルフ選手権の覇者は54ホール終了時点でトップ5に位置していた
  • 最近の16名の四大メジャーのウィナーのうち14名が54ホール終了時点で1位もしくは2位につけていた
  • 最近の16名の四大メジャーのウィナーは54ホール終了時点で4打差以内だった

基本的には追いかける方が不利で、一定の圏内にいる選手以外が優勝争いに実質的に絡むのは容易ではないことが、このデータからわかります。

第3ラウンド(54ホール)を終えた時点で5位以内につけているのは、ケビン・キスナー、クリス・ストラウド、松山英樹、ジャスティン・トーマス、ルイ・ウーストハイゼンとなります。首位と4打差という条件であれば、先の5人に加えてグレイソン・マレーが加わることになります。

ただ、1位もしくは2位という条件を加えると、満たす選手は限定されることになり松山英樹、ケビン・キスナー、クリス・ストラウドの3人となります。

最終ラウンドのピンポジションについては、今日が難しすぎたので、明日はバーディやイーグルがもう少し出やすいものにして、エキサイティングな展開になるようにするのではないか?との見方が一部のメディアにはあります。

そうなった場合には、ビッグスコアも出やすくなりますので、大逆転の可能性も否定はできません。

ただ、ゴルフチャンネルのブランデル・シャンブリーはLive From PGA Championship2017の番組内で、「全米プロゴルフ協会は、彼らの確固とした方針、哲学があって、それに基いてコースを選び、そしてセッティングを決めている。どういう選手が勝つのに相応しいかを前提にセッティングしているので、今日の結果で変わることはないのではないか」と話しています。

今年の全米オープンと全英オープンは、当初の予想に反しスコアが伸びる展開で優勝が決定することになりました。そのため今年の全米プロゴルフ選手権は「全米プロゴルフ選手権というよりも全米オープンのようだ」との声もあります。

もし、明日も厳しいセッティングが継続されるようであれば、下から追いかける選手たちはかなりのリスクを取らないとスコアを伸ばせなくなりますので、大きくスコアを崩す可能性も高まります。

松山英樹は第3ラウンドに、思ったようなプレーはできませんでしたが、粘り強くプレーしたことで1打差という僅差につけて最終ラウンドを迎えることができたのは、大きな意味をもつことになるかもしれません。

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