松山英樹がディフェンディングチャンピオンとして中国・上海で開催されるWGC-HSBCチャンピオンズ2017に出場します。
松山英樹は昨年からの連覇をかけてプレーすることになるのですが、加えて直近の世界ゴルフ選手権であるWGC-ブリジストンインビテーショナルを制していますので、世界ゴルフ選手権連勝もかかることになります。
疲労を隠しきれない2016-17シーズン終盤でしたが、新シーズンのCIMBクラシックでは5位タイとなるなど、復調の兆しを見せ始めています。
過去の実績と最近の上昇気配を受けて、PGAツアー公式サイトの優勝予想であるパワーランキングで「優勝候補の大本命」の評価を得ています。
PGAツアー公式サイトの優勝予想でNO.1評価
PGAツアー公式サイトのロブ・ボルトン氏によるパワーランキングは以下のとおりとなっています。
- 松山 英樹
- ダスティン・ジョンソン
- マーク・リーシュマン
- ジャスティン・ローズ
- ヘンリック・ステンソン
- ロス・フィッシャー
- ティレル・ハットン
- ブルックス・ケプカ
- ジョン・ラーム
- ラファエル・カブレラベロ
- パット・ペレス
- ポール・ケーシー
- アダム・スコット
- フランチェスコ・モリナリ
- パトリック・リード
- トニー・フィナウ
- ジェイソン・デイ
- フィル・ミケルソン
- ダニエル・バーガー
- マシュー・フィッツパトリック
世界ランク1位のダスティン・ジョンソン、プレーオフから好調で、先週のCJカップではジャスティン・トーマスとのプレーオフの末に2位となったマーク・リーシュマンなどを抑えて、NO.1評価となっています。
ボルトン氏のコメントは以下のとおりとなっています。
Turned Sheshan International into a video game en route to victory last year. T5 at CIMB Classic two weeks ago was proof that the stress and fatigue of 2016-17 is history.
『昨年の松山はシャーシャン(余山)・ゴルフクラブをビデオゲームのように攻略して優勝した。2週間前のCIMBクラシックの5位タイで2016-17シーズンの疲労とストレスによる不調が遠い昔のものであることを証明した。』
2位のヘンリク・ステンソンとダニエル・バーガーが16アンダー、4位のロリー・マキロイとビル・ハースが15アンダー、6位のリッキー・ファウラー、ロス・フィッシャーらが14アンダーというスコアでしたが、松山英樹はそれらのトッププレイヤーに7打差をつける圧勝でした。
あたかも1人だけゲームの世界でコースでプレーしているかのような圧倒的な内容で優勝しました。
WGC-ブリジストンインビテーショナルの最終ラウンドもそうでしたが、ショットとパットが噛み合った時の松山英樹は他の追随を許さないほどの圧倒的な勝ち方ができます。
CIMBクラシックではショットとパットともに今一歩という状態でしたが、それでもトップ5フィニッシュしています。
今週さらに状態が上向けば、世界ゴルフ選手権連覇&連勝も十分に期待できますので、どのような仕上がりになっているのか注目されます。