松山英樹は4連続を含む6バーディで23位タイ|AT&Tバイロン・ネルソン2019の全ラウンド結果速報

AT&T Byron Nelson_Catch

松山英樹のAT&Tバイロン・ネルソン2019でのホールバイホール、キースタッツ、プレーの速報です。

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1. 使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

2. 松山英樹の開幕前の直前情報

松山英樹の開幕直前の情報です。

ゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

前週「ウェルズファーゴ選手権」を通算2アンダーの31位で終えた松山は大会最終日の夜、ノースカロライナ州からテキサス州に移動。6日(月)にコースの練習場で調整し、7日(火)は4年前まで日本ツアーに専念していたイ・キョンフン(韓国)とアウト9ホールの練習ラウンドを行った。

前週と異なり、今週は伸ばし合いを覚悟する。前年覇者アーロン・ワイズのスコアは通算23アンダー、16位の松山は2日目に「63」で回るなど通算12アンダーだった。前週尻上がりの感触となったショットは「試合になってみないと分からない」とした上で、「きょうも良い感じではできている。それをいかに試合でやれるか」と話す。

短いラフや広大なフェアウェイには「思いっきり振っていけると思う」。この日はグリーン周りからパターでの寄せも確認した。ラフの外側には雑草が長く生い茂り、砲台グリーンは巨大だが、激しいうねりがある。「打ってはダメな所を考え始めると良くない。それでも(狙った場所に)打てる技術が必要になる。いまは良いとき悪いときがあるけど、先週の最終日から(良い感じを)続けられている。あとはショットとパットをどうつなげていくか」と話した。

コースには日差しを避けるような木はほとんどなく、前年の気温は35度以上を記録した。あすのプロアマ戦を含め、今週は雷を伴う雨予報が出ている。「そうらしいけど、リビエラ(2月のジェネシスオープン)もずっと雨だったり、そういう経験はしているので。4日間やることが大事だし、その上で一つでも上を目指したい」。

リンクススタイルのコースで、フェアウェイも広く、難易度が上がる要素は「風」となるようです。バミューダグラスの芝はアンジュレーションがあるものの、大きな障害とはならないと考えられています。

そのため天候が穏やかな場合は、基本的にスコアの伸ばし合いの展開となります。

昨年の開催時の平均スコアは69.415で、PGAツアーの公式戦のパー71では2番目のロースコアを記録しています。またフェアウェイが広いためフェアウェイキープ率も79.50%(11.13/14)と極めて高い数字を記録し、パーオンはフィールドへ均で13.83と、昨シーズン使用された51コースの中で2番目に高い数字となっています。

このようなコースのため、翌週のために過酷なセッティングでプレーすることで、全米プロゴルフ選手権への準備をするのではなく、良いスコアを出して自信を深めることがポイントとなります。

昨年はマスターズで19位となった後、ウェルズ・ファーゴで76位タイでMDFとなり、その後のプレーヤーズでは予選落ちを喫するなどしたため、急遽AT&Tバイロン・ネルソンにエントリーしました。

初出場となった昨年は初日に72と出遅れたものの、2日目に63を叩き出して浮上しました。しかし、3日目に71と再び停滞したため、最終日に66を出したものの16位でのフィニッシュとなっています。

昨年よりは良い状態ではあると考えられるため、良い成績を期待したいところです。

予選ラウンドの松山英樹はジョーダン・スピース、ヘンリク・ステンソンという注目選手との組み合わせとなり、Featured Groupsの一つとなっています。

第1ラウンドは午後12時40分に1番ホールから、第2ラウンドは午前7時30分に10番ホールから、それぞれスタート予定となっています。

3. ラウンド別の結果速報

AT&Tバイロン・ネルソン2019のラウンド別の結果速報です。

3.1. ROUND 1 (22位) 首位と4打差の4アンダーと上々のスタート

松山英樹の第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

AT&T Byron Nelson 2019_Matsuyama_R1

今日は6バーディ、2ボギーの67でプレーを終え、首位と4打差に4アンダーと上々のスタートとなりました。

出だしの1番パー5では残り247ヤードから3.1mに2オンし、イーグルは逃しましたが楽々とバーディを奪います。

3番パー4では2.9m、7番パー5では2オンはできなかったもののグリーンまわりから20cmに寄せてバーディを奪い、3アンダーまで伸ばしました。

しかし、9番パー4でティショットを大きく右に曲げると、2打目ではグリーンを捉えることができず、残り60ヤード強の3打目もピンによらず3オン2パットのボギーとなり、2アンダーでハーフターンします。

その後3ホールはスコアが動かなかったのですが、13番パー4では残り169ヤードから1.0mにつける素晴らしいショットでバーディ、14番パー5では2オンに成功しバーディ、16番では4.4mを決めてバーディを奪い、一時は5アンダーの12位タイに浮上しました。

ただ、直後の17番パー3でティショットをバンカーに入れた後、2打目でグリーンにのせることができずボギーを叩いて4アンダーとなりました。

ティショットが課題となっている松山英樹ですが、9番で大きく曲げた以外は大きなミスはなく、フェアウェイも広いためフェアウェイキープは85.71% (12/14)と高い数字を記録しました。

飛距離もドライビングディスタンスが306.6ヤードでフィールドのトップ10に入っていることもあり、ティショットの貢献度は0.861とプラスになっています。

グリーンが大きいためパーオン率が高くなるコースなのですが、前半は100%と安定していました。しかし、後半に入るとやや苦しみ9ホール中5ホールにとどまりました。

そのためパーオン率は72.22% (13/18)となりましたが、フィールド全体では70位台と今一歩でした。

精度の高いショットはあったものの、フィールド全体でも良い数字が出ていることや、パーオン率も今一歩だったため、アプローチショットの貢献度は0.445にとどまっています。

ショートゲームは全体として見れば悪くなかったのですが、17番のボギーでのミスが響いて、ショートゲームの貢献度は-0.244となっています。

ショット全体ではストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)が0.967と物足りなかったのですが、課題のパッティングが好調だっためスコアを伸ばすことができました。

1番の3.1mのイーグルパットが少しもったいなかったくらいで、取りこぼしらしいものはありませんでした。

3番で2.9m、14番で2.4m、15番で2.6m、16番で4.4mと、ここ最近苦しんでいた距離で決めることができています。

これらを反映してストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は1.703とプラスになっています。

ショットの出来が本来のものであれば、もっと良いスコアが出ていたパッティングでしたが、初日に出遅れることが続いていた最近の傾向や、前日のプロアマが中止になったことを考えると、上々のスタート言えるものとなりました。

優勝争いに絡むためには、できれば明日の時点でビックスコアを出して、首位と2打差以内にはしておきたいところです。

そのためにはセカンドショット、100ヤードを超えるショットの精度が鍵となります。またショットの精度が上がると1.8m以内のパッティングが増えますので、そこを取りこぼしを少なくできるかも課題となります。

プレー全体としては上昇傾向が感じられるもので、来週の全米プロゴルフ選手権に向けて明るい材料と言えます。ただ、4日間を通じて良いプレーをすることが、より重要なことで、自信を深める上で大切です。

午前スタートとなる第2ラウンドでの爆発に期待したいところです。

第2ラウンドは悪天候となる可能性がありますが、ジョーダン・スピース、ヘンリク・ステンソンとの組み合わせで午前7時30分(日本時間4月10日午後9時30分)にスタート予定です。

3.2. ROUND 2 (27位) グリーンで苦しむも27位で予選通過

松山英樹の第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

2バーディ、1ボギーの70で一つスコアを伸ばしたものの、ビッグスコアも出る伸ばし合いの展開のため、27位タイに後退し、首位とは11打差で決勝ラウンドに進出しています。

11ホール連続でパーが並び、12ホール目でボギーが先行するという重たい展開で、その後もチャンスがありながらもバーディが奪えませんでした。

ようやく15ホール目でバーディを奪ったものの、多くのチャンスは生かせず、ストレスのたまるラウンドとなりました。

その原因は明らかで総パット数32、平均パット数1.929、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)が-1.755という数字が並ぶパッティングが大きく足を引っ張りました。

14番パー5では5.9mに2オンしながらも3パットでパーに終わり、続く15番では2.1mのバーディパットを決めることができず、これで一気に重い流れへと向かいました。

その後も16番パー4で4.7m、1番パー5で2.6m、4番パー4で4.7m、5番パー4で2.2mを外すなどグリーン上で苦しみました。

救いは6番で1.9m、8番で3.6mを決めたことです。ただ、それまでのマイナスが大きく響き、スコアを伸ばしきれない原因となりました。

ティショットのフェアウェイキープは100%で、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は1.684と非常に高い数字となりました。

初日は苦しんだアプローチショットもストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)が1.183と改善しましたので、惜しまれるグリーンまわりでの停滞でした。

2日間を終えた時点でのスタッツは以下のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Total Rank
ティショットの貢献度 0.911 1.684 2.596 7
アプローチショットの貢献度 0.452 1.183 1.635 31
ショートゲームの貢献度 -0.252 -0.210 -0.462 62
パッティングの貢献度 1.708 -1.755 -0.047 62
ショット全体の貢献度 1.111 2.657 3.768 24
フィールド平均との差 2.819 0.902 3.721 T27
フェアウェイキープ率 85.71% (12/14) 100.00% (14/14) 92.86% (26/28) T6
ドライビングディスタンス 306.6 286.7 296.6 13
ロンゲストドライブ 316 313 316 T94
サンドセーブ率 — (0/1) — (0/1) — (0/2) T41
スクランブリング 60.00% 75.00% 66.67% T27
パーオン率 72.22% (13/18) 77.78% (14/18) 75.00% (27/36) T30
パーオン時の平均パット 1.692 1.929 1.815 T73

先週はショートゲームが良かったのですが、今週は良くありません。

ただ、フェアウェイキープ、パーオン率が高ければ大きな問題ではありませんので、やはりパッティングで平均以上の数字を残り2ラウンドで記録することが重要です。

ショットは完全ではありませんが復調気配です。ただ、その日になってみないとわからないパッティングの問題を解決しないことには、優勝は遠い位置でのプレーとなりますので、残り2日間に期待したいところです。

ホールアウト後のインタビューです。ゴルフネットワークの「松山英樹「早く結果に表したい」27位タイで決勝へ」からの引用です。

―今日のラウンドを振り返って

 パッティングで、良いストロークをして入らないところもあれば、悪いストロークで入らないところもあり、今日はその差が特にひどかったです。

―14番の3パットについて

 ファーストパットは気持ちよく打てましたが、それがオーバーしてしまいその返しを外してしまったことで、なかなか思うように打てなくなってしまいました。特に後半が悪かったので、しっかりと明日以降は修正していきたいです。

―ショットに関しては?

 ドライバーに関しては100%ではないですけど、ミスは少なかったです。ただ、セカンド以降のアイアンでピンを狙っていくショットがまだ緩んでいたり、変な動作をしてしまったりするので、そこが無ければいいショットも打てると思います。

第3ラウンドはショーン・ステファニ、キラデク・アフィバーンラトとの組み合わせで午前9時52分(日本時間5月11日午後11時52分)に1番ホールからスタート予定です。

3.3. ROUND 3 (36位T) 悪天候でスタートが遅れサスペンデッドに

第3ラウンドは悪天候の予報のため2ウェイ3サムが組まれましたが、6時間遅れでのスタートとなりました。

3.3.1. 暫定35位タイで日没サスペンデッドに

当初の予定よりも6時間遅れた日本時間の午前5時52分にスタートしました。

日没によるサスペンデッドとなった時点でのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

AT&T Byron Nelson 2019_Matsuyama_R3_Suspended

AT&T Byron Nelson 2019_Matsuyama_R3_Suspended

4バーディ、1ボギーと3ストローク伸ばし、15ホール目のセカンドショットがグリーンを捉えた時点でプレーを終え、暫定で35位タイとなっています。

3ストローク伸ばしたのですが、上位陣は軒並みスコアを伸ばし、8アンダー、6アンダーといった数字も出ているため、順位は8つ後退しています。

今日、伸ばしきれない原因となったのがアプローチショットとパッティングでした。

ティショットのフェアウェイキープは100%で、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は0.603とプラスになりました。

ショートゲームに関しても大きなミスはなく、対象となった9番、11番、12番ではいずれも9フィート以内に運ぶなどしました。ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は1.452と、この時点で最もスコアを稼いだカテゴリーとなっています。

松山英樹の生命線となるアイアンですが、グリーンを捉えることはできるものの、3m以内のバーディチャンスは量産できませんでした。100ヤードを超える距離から3m以内につけたのは1番パー5だけとなるなど、ソフトになりボールを止めやすい状況を活かしきれませんでした。

グリーンが大きいためパーオン率が全体的に高いのですが、こちらも71.43% (10/14)と今一歩だったことも加わって、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は-0.628となっています。

それでもパットが決まっていれば、もう少しスコアを伸ばせるだけのチャンスは量産できていました。

2番で11mを決めたものの、以下のような距離のバーディパットを決めることができませんでした。

  • 2.2m→80cm→Birdie
  • 3.9m→65cm→Par
  • 4.4m→1.0m→Par
  • 3.6m→35cm→Par
  • 4.5m→5cm→Par
  • 6.9m→80cm→Par
  • 3.3m→5cm→Par
  • 2.4m→40cm→Par

10フィート(約3m)から15フィート(約4.5m)を高い確率で決めるのは難しいのですが、それでも上記のパッティングの3分の1が決めることができていれば、5アンダー、6アンダーは出せていました。

このパッティングの問題が解消されない限り、優勝することは難しいのが現実です。

ショットの精度が上がれば2.4m以内のチャンスが増えることになりますが、2.4mから1.0mくらいのパットに不安を抱えています。

ショットの精度が安定すれば予選落ちはなくなり、トップ25フィニッシュは増えますが、それ以上の成績を残すにはパッティングの改善を避けて通ることはできません。

全米プロゴルフ選手権までの残り21ホール余りでキッカケを掴んでくれることを願うばかりです。

第3ラウンドの残りは午前7時30分(日本時間5月12日午後9時30分)より再開予定です。

3.3.2. 再開後4ホールで2バーディ、1ダブルボギー

日曜日の午前7時30分から再開された第3ラウンドの残りを含めたホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

AT&T Byron Nelson 2019_Matsuyama_R3_Full

再開後の3ホールで2バーディを奪い、一旦は10アンダーにのせたものの、最終ホールでダブルボギーを叩き、8アンダーで最終ラウンドを迎えることになりました。

36ホール連続でティショットでフェアウェイをキープできていたのですが、第3ラウンドの締めくくりで痛恨のミスとなりました。

再開直後の15番で7.3mを沈め、17番パー3ではティショットを1.8mにつける素晴らしいショットからバーディを奪い、10アンダーまで伸ばします。

少なくともこのスコアを維持して最終ラウンドを迎えたかった18番パー4でティショットがフェアウェイに行かないだけでなく、2打目はラフまでしか出せない状況となりました。3打目はグリーンを大きくオーバーし、残り36ヤードからの4打目も6.7mを残すなどピンには寄らず、痛恨のダブルボギーで締めくくることになりました。

このラウンドもフェアウェイキープは100%できていたのですが、最後の最後に痛いミスが出てしまい、それを上手くカバーすることはできませんでした。

伸ばし合いの展開に乗り切れないことからくる焦りがあったのか、痛いミスとなりました。

ホールアウト時点では8アンダーの暫定37位タイとなっています。

3.4. ROUND 4 (23位T) 後半9ホールで5バーディを奪い巻き返し

最終ラウンドの松山英樹のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

AT&T Byron Nelson 2019_Matsuyama_R4

前半は2ボギー、1バーディで一つスコアを落とす重い展開となりましたが、ハーフターンしてからは4連続を含む5バーディで巻き返し、23位タイでのフィニッシュとなりました。

第3ラウンドの最後にダブルボギーを叩いたことで、裏街道のインスタートとなった松山英樹ですが、その悪い流れをひきずるかのような前半でした。

出だしの10番でティショットを曲げてボギーを叩くと、4ホール連続でパーオンを逃す苦しい展開となります。そこを耐え忍んで迎えた14番パー5でようやくバーディを奪いスコアを戻しましたが、17番で1.4mのパーパットを外し、スコアを落とします。

そのままズルズルと行ってしまいそうな流れでしたが、折り返してからは人が変わったかのようなバーディラッシュとなります。

1番パー5ではティショットを左に曲げるも、そこから2オンに成功しバーディ、続く2番パー3はティショットを2.9mにつけ、これを沈めてバーディ。さらに3番パー4では残り70ヤード弱から1.0mにつける素晴らしいショットでバーディを奪うと、続く4番パー4では8mを決めて4連続バーディとします。

そして1オンも狙える5番パー4となったため、5連続も期待されたのですが、残り26ヤードからのアプローチは3.3mにつけるにとどまり、これは決めきれませんでした。

これで流れが途切れるようなかたちになり、チャンスホールの7番パー5でもバーディが奪えなかったのですが、最終ホールで6.7mをねじこんで、何とかトップ25フィニッシュとなりました。

最終ラウンドのストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:0.202
  • アプローチショットの貢献度:0.733
  • ショートゲームの貢献度:-0.425
  • パッティングの貢献度:1.053
  • ショット全体の貢献度:0.510
  • フィールド平均との差:1.563

どちらかと言えばパッティングでスコアを稼いだラウンドで、ショットは本来のような安定感やキレまではありませんでした。

4日間のスタッツは以下のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Round 4 Total Rank
ティショットの貢献度 0.911 1.684 -0.010 0.202 2.788 13
アプローチショットの貢献度 0.452 1.183 -0.996 0.733 1.372 38
ショートゲームの貢献度 -0.252 -0.210 1.061 -0.425 0.174 40
パッティングの貢献度 1.708 -1.755 -0.091 1.053 0.914 39
ショット全体の貢献度 1.111 2.657 0.055 0.510 4.333 21
フィールド平均との差 2.819 0.902 -0.036 1.563 5.249 T23
フェアウェイキープ率 85.71% (12/14) 100.00% (14/14) 92.86% (13/14) 78.57% (11/14) 89.29% (50/56) T11
ドライビングディスタンス 306.6 286.7 293.7 285.2 293 15
ロンゲストドライブ 316 313 314 332 332 T41
サンドセーブ率 — (0/1) — (0/1) — (0/2) T51
スクランブリング 60.00% 75.00% 60.00% 60.00% 63.16% 32
パーオン率 72.22% (13/18) 77.78% (14/18) 72.22% (13/18) 72.22% (13/18) 73.61% (53/72) T51
パーオン時の平均パット 1.692 1.929 1.692 1.615 1.736 T37

パッティングはラウンドごとに波があったものの、4日間トータルでは0.914とプラスになり、39位にランクされたのは明るい材料です。

また課題となっていたティショットも2.788で13位となっていますので、全米プロゴルフ選手権に向けた好材料となります。

ただ、気になるのは最大の武器である100ヤードを超えるショットの精度で、アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は1.372で38位にとどまっています。

アイアンを修正できるとドライバーが、ドライバーが良くなるとアイアンがといった状態が続いていますが、来週の全米プロゴルフ選手権では噛み合ってくれないと、上位でプレーするのは厳しくなります。

今週のフィールドのレベルを考えればトップ10フィニッシュが欲しかったところはありますが、最後の9ホールを良い形で締めくくれたことは、メジャーに向けて良いことです。

スロースターターの傾向があり、最終日に下から追いかける展開になりがちです。最終日を良い位置で迎えるためにも、残り3日間の調整が上手くいくことを願っています。