松山英樹は通算3アンダー23位タイから、ノーザントラスト・オープン2014の第3ラウンドをスタートしました。
今日は1イーグル・5バーディ・1ダブルボギー・3ボギーの出入りの激しいゴルフでしたが、2つスコアを伸ばし、通算5アンダーの24位タイでのフィニッシュとなりました。
その第3ラウンドの松山英樹のプレーぶりをまとめてみました。
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良いホールと悪いホールの差が激しかった第3ラウンド
松山英樹のノーザントラスト・オープン2014の第3ラウンドまでのスコアカードは以下のとおりとなっています。
予選ラウンドはフロントナインが良くて、バックナインが悪かったのですが、今日は結果としてはフロントナインがイーブンパーで、バックナインが2アンダーとなりました。
今日は3ボギー・1ダブルボギーなのですが、その4ホール中3ホールでバンカーにつかまってしまいました。
それでもパットが好調であれば沈めている距離を沈めきれずに、スコアを落としてしまいました。
ダブルボギーとなった15番ホールは、グリーン周りのバンカーにつかまってしまい、厳しいピンポジションで、ホールの難易度も2番目でしたので、パーは難しくても、何とかボギーにとどめたいところでした。
しかし、ファーストパットがかなりオーバーしてしまって、返しのボギーパットを沈めれず、ダブルボギーとなっています
それでも、そのダブルボギーで、スタート時の3アンダーまで落としたのですが、16番と17番でバーディを奪い返して、2つスコアを伸ばせたのは、最終日にトップ10、トップ5を伺える位置にとどまれたのは好材料です。
パッティングが徐々にずれてきているように見える松山英樹
観戦メモです。
キースタッツは3日間でほぼ横ばい状態で、フェアウェイキープ率50.00%、パーオン率61.11%、パーオン時の平均パット数(PUTTS PER GIR)の1.455となっています。
平均パット数の数字は、1.818→1.636→1.455と良くなっているのですが、実際には徐々に悪くなっています。
今日は5番ホールで2打目がカップインするというショットのおかげで、平均パット数の数字はよくなっています。
そのため実際のパットの状態を確認するのに役立つ、パットのスコアへの貢献度(STROKES GAINED PUTTING)での数字は、第1ラウンドが0.933、第2ラウンドが0.351のあと、今日は-0.048となっていて、マイナスになっています。
第2ラウンドの前半までは入っていた距離が、入らなくなりつつあり、ウェイストマネジメント・フェニックスオープンの時と、やや傾向が似ていて、パットが徐々にずれてきているように見えます。
ただ、トッププレーヤーも今回のグリーンには苦しめられていますので、仕方のない面はあるかと思います。
明日にトップ10を目指すなら3日目終了時点で7位タイが8アンダーとなっていますので、明日は66(5アンダー)くらい出したいところです。
苦手だったインで今日はスコアを伸ばしましたので、うまくかみあえば出ないスコアではありません。
そこまで伸ばせば、上位が優勝争いのプレッシャーで落ちてくる可能性もあるので、あわよくばトップ5もいけるのではないでしょうか。
優勝争いはやや厳しいかもしれませんが、上位は十分に狙えますので、期待しています。