ノーザントラスト・オープン2014の第1ラウンドが行われ、松山英樹が初日のプレーを終えました。
今日は4バーディ・3ボギーの70でまわり、通算1アンダーでホールアウトしました。
初日はサスペンデットとなり、暫定ですが35位タイにつけています。
順位は35位ですが、暫定首位は5アンダーのダスティン・ジョンソンなのですが、それ以下は大混戦で、4アンダーが2位タイですが11にもいて、3アンダーが13位タイ、2アンダーは19位タイとなっています。
そのため明日以降にしっかりとスコアを伸ばせ、上位にいける位置につけています。
今日の松山は、結果としては1アンダーなのですが、調子が良かったわけではなく、特に前半は苦しんでいました。それでも最後にスコアをまとめてきたという感じで、松山英樹の修正・適応能力の高さ、そして強いメンタルを感じさせました。
その松山英樹のプレーやスコアぶりについてまとめてみました。
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序盤は苦しい展開が続いた松山英樹のノーザントラスト・オープン初日
松山英樹はインスタートで10番ホールからのスタートでした。松山英樹のノーザントラスト・オープン2014の第1ラウンドのスコアカードは以下のとおりとなっています。
出だしの2ホールこそパーでしたが、10番ではバンカーからうまくリカバリーしてのパーで、11番はパー5をしたものの3パットと、内容が良くありませんでした。
そして12番では2オンできず、アプローチショットも寄らずにボギー、13番もティーショットを曲げ2オンできず、アプローチも今一歩で、連続ボギーとしてしまいました。
かなり悪い流れで進んでいていたのですが、15番で4メートル弱のパーパットを沈めたあたりから、徐々に良くなっていきました。
前半9ホールの最後となる18番では3.4mのバーディパットを沈め、続く1番ホールのパー5で2オンに成功して、連続バーディとしました。
ただ、続く2番でアプローチが寄らずに、3.5メートルのパーパットを残してしまいボギーとし、再び1オーバーにスコアを落としました。
しかし、怪物・松山英樹はそのまま引き下がりませんでした。6番では2打目をチップインバーディ、最後の9番ホールでは6.5メートルのバーディパットを沈めるという、勝負強さで1アンダーでのホールアウトとなりました。
ティーショットは不安定で、アプローチもフェニックスオープンと比較してイマイチでしたが、それでもなんとかしてしまうあたりは、さすがと言わざるをえません。
ダスティン・ジョンソンがすでに5アンダーで回っていますので、良いスコアとはいえませんが、この調子でもアンダパーで回ってしまうあたりが並ではありません。
ハンター・メイハンやハリス・イングリッシュも同じ1アンダーでホールアウトしていますので、初日のスコアとしてはまずまずと言える滑り出しではないでしょうか。
全体的に良くはないもののここ一番の集中力と勝負強さが光る松山英樹
以下は私の観戦メモです。
キースタッツは、公式サイトによるとフェアウェイキープ率は50.00%、パーオン率は61.11%とどれも合格点ではなく、パーオンした時の平均パット数(PUTTS PER GIR) の1.818も全体からみて、あまりよい数字ではありません。
そのためピンチも多かったのですが、最後なんとかカップにねじこんでしまう強さが松山英樹にはあります。
ホールアウト後の松山英樹のコメントを聞く限り、そんなに感触が悪くないようです。ドライバーを変えて、はじめはうまく打てなかったようですが、だんだんと良くなったと語っていました。
アプローチもパッティングもそんなに悪くはなかったが、ただ11番のパー5の3パットが痛かったとコメントしていました。
パッティングがショートすることがあり、思ったよりグリーンが速くなく、ややタッチが合わなかったようです
ホールアウト後の表情もコメントも悪い感じではなかったので、明日以降に調整してくれると思うので、期待できそうです。
松山英樹の第2ラウンドは現地時間では2月14日(金)の午後1時4分からキャメロン・トリンゲール、ダニエル・サマーヘイズと同組でプレーします。日本時間でのスタート時刻は2月15日(土)の午前6時4分で、1番ホールからとなります。
明日のビックスコアに期待しています!