松山英樹が英ガーディアンの特集記事に!本人の人間性・考え・夢などが紹介される

松山英樹の海外での評価は高いのですが、ただ、世界ランク2位であることを考えると決して多いとは言えません。

そして全英オープン前の評価も高いのですが、世界ランク2位、直近のメジャーである全米オープンで2位、マスターズで11位、全米プロで4位となった選手に相応しいほどの量ではありません。

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英国の大手新聞電子版が松山英樹を特集で紹介

英国の大手新聞のひとつで、1821年発刊という長い歴史をもつガーディアン (The Guardian) が“Hideki Matsuyama ready to make big statement with Japan’s first major”というタイトルで特集記事をアップしています。

theguardian-on-hideki-matsuyama-170720(The Guardian電子版のキャプチャ画像)

その記事の冒頭でライターのEwan Murray氏は以下のように伝えています。

It should be impossible for the second-ranked golfer in the world, for a player who could create a wonderful piece of sporting history, to arrive at an Open apparently almost entirely under the radar. Add the fact Hideki Matsuyama was the joint runner-up in the last major to be played and his invisibility is even more bizarre.

「スポーツの歴史において素晴らしい業績を成し遂げる可能性がある世界ランク2位の選手が、全英オープンにおいて大きく取り上げられないということはありえないことだ。」と述べた上で、「松山英樹が直近のメジャーである全米オープンで2位となっている事実を加えると、彼が大きく取り上げられないことは「奇妙な(bizarre)」ことだと書いています。

松山英樹がもっと多くのメディアで大々的に取り上げられるべきなのに、そうなっていないのは変だとEwan Murray氏は現状に対して異を唱えています。

そして世界ランク2位であること、日本人男子ゴルファーによるメジャー制覇がないことを伝えた上で、松山英樹は日本にとって「ベストの希望」であることを紹介します。それにも関わらず大きな注目を浴びていない理由として、直接英語でメディアとコミュニケーションしていないことが理由なのかもしれないと述べています。

Perhaps the fact he routinely chooses not to converse with the media in English impacts on the level of wider attention he receives.

ここを切り口に松山英樹にEwan Murrayは質問をしたようで、深く取材してくれています。英語に関してはマネージャーを兼任するボブ・ターナー氏が通訳していると思われますが、それをそのまま翻訳すると松山英樹自身の表現と異なる可能性が高いため、話した内容を要約して紹介していきます。

  • 英語の習得に取り組んでいます。アメリカでも以前より認知されるようになったけど、もっと英語ができるようになれば自分の人間性なども知ってもらえるようになると思う。でも、有名になりたくてゴルフをやっているわけではないので、人目に多くつくことが良いことだとは思っていません。ただ、ゴルフ界を盛り上げるという責任がある立場だということもわかっているので、英語に取り組んでいます。
  • どちらかと言うと聞くほうが得意で、話すことについては、それがやれるという自信が必要です。多くのカメラと多くのメディアの前で、母国語ではない言葉を話すのはとても骨が折れることです。記者会見で通訳を使っているのは、素早くやりとりができ、メディアの人たちが情報を早く手に入れることができるので、そのほうが仕事上良いのではないかと考えているからです。自分の英語だと話している内容を理解しがたいものにしてしまう可能性もあります。
  • ゴルフを小さい頃から見ていましたが、最も私に影響を与えてくれたのは父親です。小さい私にとってゴルフのヒーローでした。多くプレーしていた頃はハンディキャップは2くらいだったかもしれません。私は彼のようにプレーができるようになりたいと憧れていました。
  • 小さい頃からプロゴルファーになることを夢見ていましたが、勉強も大事なので大学に進学することを選びました。その選択は私がゴルファーとしてだけでなく、人間として成熟する上で、とても重要なことでした。高校を出た時点は、まだ準備ができていなかたので、教育を受けることは私と私の家族にとって重要なことでした。
  • アジア・パシフィックアマチュアの優勝で資格を得て出場した2011年のマスターズがターニングポイントでした。世界で最も有名なコースの一つで、世界のベストプレイヤーたちの中でプレーしたことは、とても素晴らしい経験でした。このことで大学の後、プロゴルファーとして良いキャリアを送れるかもしれないと、強く信じれるようになりました。
  • (日本のファンからの大きな期待について) メジャーで勝つことは私の目標の一つです。日本からのサポートは重圧というよりも、私の気分を良くしてくれる刺激となっています。日本のゴルフファンに誇りを持ってもらえればと思っています。私は世界ランク2位となっていること、それが日本人初のことであることに誇りを感じています。
  • (以前よりも成長し変わったと思うことについて) より経験を積んで、優勝争いの中で全ての感情をどう扱うかを学んだことが最も大きな違いだと思います。勝利への熱い思いを良い方向に向けることができています。そうは言っても、感情をコントロールすることはとても難しいことではあります。
  • (他の目標について)2012年ロンドンオリンピックの際に、アンディ・マレー(英国)がテニスで金メダルを獲得した時、私は日本のオリンピックで同じことができたら、どんなに素晴らしいことだろうかと考えるようになりました。

このような松山英樹の言葉の後に、Ewan Murray氏は”Mstsuyama has earned the right to dream big.(マツヤマは大きな夢を見ることが許される権利を得ている)”と書いて記事を結んでいます。

Ewan Murray氏の記事からは、スポーツ界の歴史に名を刻む可能性がある「Hideki Matsuyama」という素晴らしいゴルファーを、多くのゴルフファン、スポーツファンに知ってもらいたいという思いを感じました。

松山英樹のプレーの魅力は、言語の壁という障害をも越えて伝わるもののようです。

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