松山英樹が首位に3打差の3位タイからウェイストマネジメント・フェニックスオープン2014の最終日をスタートしました。
今日は3バーディ・1ボギーの2アンダーで通算14アンダーの4位タイでのフィニッシュとなり、惜しくも初優勝を逃しました。
これで松山英樹は123ポイント(正確には122.5)を加え、今シーズンのフェデックスカップポイントを354ポイントとして、前週の44位から24位にランクアップしました。
また賞金はハンター・メイハンとともに4位タイでしたので、27万2800ドルを獲得して、今季の獲得賞金を66万3833ドルとしています。
354ポイントは2013年のフェデックスカップポイントランキングでは127位相当になります。そのため、この後、余程のことがない限りは来季のシード権を手にする年間125位以内に入ることは間違いない状況まできました。
今季はウェイストマネジメントで5戦目でしたが、うち1戦のHSBCチャンピオンズは途中棄権ですので、実質4戦でシード権寸前まで到達してしまいました。 です。
優勝は33歳のケビン・スタドラーがPGAツアー初優勝を飾り、スコアは16アンダーでした。
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惜しいパットが多く初優勝を逃した松山英樹
松山英樹のウェイストマネジメント・フェニックスオープン2014のスコアカードは以下のとおりとなっています。
松山英樹が一旦は、最大4ストローク差まで開いたのですが、バッバ・ワトソンとケビン・スタドラーが一旦は崩れて、15番ホールを終えた時点では首位と1打差の2位タイまで迫りました。
初優勝が目前に迫ったのですが、16番ホールのパー3で1オンできず、そのアプローチが下りのラインで3.5メートルもピンをオーバーしてしまい、後退してしまいました。
その16番ホールで落とした後の、17番332ヤードの短いパー4で、見事に1オンします。しかし29メートル余りのロングパットで、2.4メートルを残し、バーディパットはカップに蹴られてしまいました。
結果論にはなってしまいますが、16番のアプローチをパットでも打てる状況だったのですが、ウェッジを選択しなければどうだったかと思われます。
ただ、今日は終始惜しいパットが多く、初日、2日までくらい冴えていたら、完全に抜けだしているくらいショットは好調でした。
こちらは私の観戦メモです。
フェアウェイキープ率は71.43%、パーオン率は77.78%と良かったものの、パッティングのスタッツは4日間で一番悪くなってしまいました。
パーオンした時の平均パット数1.929で、初日と2日目の1.667、3日目の1.733より悪くなってしまいました。
またパットのスコアへの貢献度を示すストローク・ゲインド・パッティングは0.683、1.222、0.326と3日間続いたあとに、-2.796と最終日に一番最低の数字で、しかもマイナスになったので、伸ばせませんでした。
パーオンが多くなった分、長い距離のパットが残ったりしていました。また、わずかに外れるというパットも多かった分、スタッツは悪くなってしまいました。
優勝するプレーヤーは勝負どころでパッティングを沈めていましたので、やはりもう一歩差があったのも事実です。
しかし、わずかに復帰2戦目にして、優勝争いに絡みました。しかも順位は4位タイですが、一番優勝に近づいたトーナメントでもありました。この経験が必ず今後に生きるはずです。
今回は現地のテレビ局も終盤は多く中継してくれていましたので、アメリカでの認知度も高まったと思います。
松山英樹の次戦に期待したいところです。
ウェイストマネジメント・フェニックスオープン2014の最終結果
ウェイストマネジメント・フェニックスオープン2014の最終結果・獲得賞金・獲得ポイントは以下のとおりとなっています。
ケビン・スタドラーが優勝して賞金111万6000ドル(1億1160万ドル)とフェデックスカップポイント500ポイントを獲得しています。
2位タイにはグラハム・デラエとバッバ・ワトソンとなりました。バッバ・ワトソンは最終日の弱さを露呈してしまいました。
グラハム・デラエはファーマーズ・インシュランス・オープンに続いて2週連続2位タイとなりました。
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