松山英樹は通算9アンダーの15位フィニッシュ!ウェイストマネジメント・フェニックスオープン2019の全ラウンド結果速報

Waste Management Phoenix Open 2017

松山英樹のウェイストマネジメント・フェニックスオープン2019でのホールバイホール、キースタッツ、プレーの速報です。

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1. 使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

2. 松山英樹の開幕前の直前情報

開幕前の直前インタビューです。ゴルフネットワークの記事からの引用です。

―前週の大会を振り返って

 ショットがある程度、ドライバー以外は安定してきました。その中で、まだまだやれるところはあったと思うので、そこを少し詰めていきたいと思います。

―最終日の9番と18番のショットなど精度が上がってきている

 2つはまぐれでしかないですが、15番とかのアイアンショットは自信となっています。(精度を)もっと高いレベルにし、それが自分の基準となれば、いつでも優勝争いに絡めるようになると思うので頑張りたいです。

―アイアンはやりたいことが出来ている

 アイアンだけは良くなっているので、ウェッジとウッド系が上手くプレーできれば、おのずと優勝争いにいると思います。

―2連覇している大会なのでイメージが良い

 イメージは良いです。このコースはショットでバーディチャンスにつけないと優勝争いにも残れないと思うので、そういう意味ではショットが大事になると思います。

―独特の雰囲気、特に16番は緊張感がある

(緊張感は)あると思います。明日のプロアマで確認したいと思いますし、そこで良いショットを打てるようにしたいと思います。

―新ルールに関して

 ピンをさしてやるかやらないかは、その時の状況で僕は変えています。他のルールに関してはまだ全部把握しきれていない部分がありますし、先週ヨーロッパでペナルティをくらった選手もいるので気を付けたいです。

―今週のプレーに向けて

 しっかりと良いスコアで2日間回って、予選を通らないとその後もチャンスがないので、初日、2日目を大事にしたいと思います。

過去の出場で棄権した2018年以外はすべてトップ4フィニッシュで、さらには2連覇を含む成績となっていますので、松山英樹にとって最も得意とするコースと考えて差し支えないTPCスコッツデールです。

今年はラフが短めに刈られているため、その分スコアは伸びやすくなっているものと考えられます。

PGAツアーのロブ・ボルトン氏によるパワーランキングでは堂々の1位にランクされました。

  1. 松山 英樹
  2. ジョン・ラーム
  3. マット・クーチャー
  4. ウェブ・シンプソン
  5. フィル・ミケルソン
  6. ゲーリー・ウッドランド
  7. ザンダー・シャウフェレ
  8. ジャスティン・トーマス
  9. リッキー・ファウラー
  10. トニー・フィナウ
  11. アン・ビョンフン
  12. チェズ・リアビ
  13. キャメロン・スミス
  14. マーティン・レアード
  15. アダム・ハドウィン

ボルトン氏によるコメントです。

Shocker, huh? A thumb/wrist injury forced the two-time champ to WD during last year’s second round. He opened with 69. Scoring average in 17 rounds here is 67.41. T3 at the Farmers.

『びっくりしたかい?親指と手首の負傷により2度優勝している松山英樹は昨年の第2ラウンドで途中棄権せざるを得なくなった。第1ラウンドのスコアは69だった。TPCスコッツデールでの17ラウンドの平均スコアは67.41だ。先週のファーマーズ・インシュランス・オープンで3位タイとなっっている。』

先週のファーマーズ・インシュランス・オープンでは自己ベストとなる3位タイでのフィニッシュとなりました。

ノースコースはストロークスゲインドのスタッツが集計されていませんが、サウスコースの3ラウンドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:1.039(22位)
  • アプローチショットの貢献度:5.234(6位)
  • ショートゲームの貢献度:2.289(12位)
  • パッティングの貢献度:0.719(40位)
  • ショット全体の貢献度:8.562(3位)
  • フィールド平均との差:9.282(5位)

ロングゲームが最大の武器と考えられる松山英樹ですが、その面で復調を感じさせるトーリーパインズでのプレーでした。

不調の原因となっていたティショットは22位とまずまずで、世界屈指のアイアンも復調を感じさせるものでフィールドの6位にランクされています。

ファーマーズ・インシュランス・オープンのフィールドのレベル、ショットの良い選手が多いことを考えれば、非常に心強い数字となりました。

また長らく課題となっているパッティングは良い数字とは言えませんが、プラスとなる数字を残しました。特にポアナ芝の混ざるグリーンに苦しめられてきたことを考えると、十分に評価できるものです。

相性の良いTPCスコッツデールはショットの精度が例年上がっていきますので、あとはパットが噛み合うかどうかがポイントとなりそうです。

松山英樹の予選ラウンドはフィル・ミケルソン、ディフェンディングチャンピオンのゲーリー・ウッドランドとの組み合わせで、第1ラウンドは午後12時15分(2月1日午前4時15分)に1番ホールから、第2ラウンドは午前8時(2月2日午前0時)に10番ホールからスタート予定です。

第1ラウンドの速報はプレー終了後に更新する予定です。

コメント欄は2月4日まで公開する予定です。

3. Round 1 (27位T) バックナインで苦しむ3アンダー発進

松山英樹は予定通りフィル・ミケルソン、ゲーリー・ウッドランドとの組み合わせで1番からスタートしました。

初日のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WM Phenix Open 2019_Matsuyama_R1

今日は4バーディ、1ボギーの3アンダーでプレーを終え、首位のジャスティン・トーマス、リッキー・ファウラーとは4打差の27位タイでの発進となりました。

前半はティショットが大きく乱れることがあったものの、回数も少なくリカバリーできていたのですが、後半はフェアウェイを外す回数が多くなり、チャンスを作ることがままならくなりました。

ショットに関しては全体的に及第点といった印象で、本来のキレはありませんでした。特に痛かったのがバックナインの13番と15番という2つのパー5でロングゲームが乱れたことでした。

13番ではティショットを大きく曲げてしまい、その後のリカバリーも木に当てるなどしてピンチを招きました。その13番ではうまくパーでしのいだものの、15番ではセカンドをウォーターハザードに入れた後の4打目が寄り切らずボギーを叩いてしまいました。

救いとなったのは17番パー4でした。ティショットをフェアウェイに置くことができたものの、縦長の奥に切られたピンには突っ込みきれず6.5mのバーディパットを残してしまいました。しかし、これを沈めたことで3アンダーで終えることができました。

また16番パー3、18番パー4でもピンチを招いてしまいました。が、いずれも微妙なパーパットを沈めることができたことも、ショットが乱れた後半での光明となりました。

今日のプレーはショットが後半に乱れましたが、軸となったのがパッティングでした。

11番パー4で1.8mのバーディパットを外してから流れが悪くなりましたので、そのパットは惜しまれますが、トータルで見た場合にはよく決まっていました。

6番で3.4m、8番で3.9m、17番で6.5mのバーディパットを決め、14番で2.6m、16番で3.0m、18番で2.0mのパーパットも沈めるなどスコアメイクのポイントとなりました。

これを反映してストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は2.129と大きくプラスとなっています。

明日以降に首位との差を縮めていくためには、ロングゲームの修正が不可欠です。ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)が0.814で37位、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)が-1.284で105位と低迷しています。

松山英樹自身がショットでスコアを作っていく選手ですし、コースもショット力が重要なセッティングのため、ロングゲームの立て直しが待たれます。

ショットが不安定になった中でも首位が見える位置で初日を終えることができ、しっかりと3アンダーを出していますので、午前スタートとなる第2ラウンドに期待したいところです。

ホールアウト後のインタビューです。

―今日のラウンドを振り返って

 何も良い所がなかったです。

―前半はバーディが先行して流れが良かった

 流れだけですけど。

―ショットの感覚について

 良くなりかけていたのが、先週の3日目のように全然アジャストできないというか、その原因が分からないので、明日まで時間がないのでどうなるか心配です。(ドライバーに限った話か?)全てです。

―パッティングに関して

 悪くはないと思うので、明日はしっかりと良いパッティングが出来るようにしたいと思います。

第2ラウンドもフィル・ミケルソン、ゲーリー・ウッドランドとの組み合わせで、午前8時(日本時間2月2日午前0時)にスタート予定となっています。

4. Round 2 (24位T) ティショットとパッティングが安定せず

松山英樹の第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WM Phenix Open 2019_Matsuyama_R2

今日は5バーディを奪ったものの、3つボギーを叩いてしまい、スコアを大きく伸ばすことはできず、首位とは8打差の24位となっています。

前半はティショットが乱れてしまい、後半になっても完全に修正しきれず、フェアウェイキープ率は35.71% (5/14)と低迷しました。

それでもセカンド以降でうまくリカバリーし続けたため、パーオン率は83.33% (15/18)と初日の66.67% (12/18)よりも高い数字となっています。ただ、ラフやネイティブエリアからグリーンを狙っていることもあり、100ヤード以上から3m以内のバーディチャンスにつけたのは18番の2.2m、2番の1.9mの2回にとどまりました。

アイアンの状態は悪くなかったと考えられますが、ピンチからのリカバリーに使われることが多くなったのも、スコアを大きく伸ばせない原因となりました。

ただ、それ以上に痛かったのがグリーン上での停滞でした。出だしの10番では7.2mから3パットのボギー、16番では9.3mから3パットのボギーを叩くなど、流れを悪くする大きな原因となりました。

今日は決めた一番長い距離のパットが3.3mにとどまりましたので、なかなかパッティングでスコアを稼ぐことはできませんでした。これを反映してストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は-1.648とマイナスになっています。

2日間を終えた時点でのスタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Total Rank
ティショットの貢献度 0.814 -0.119 0.695 42
アプローチショットの貢献度 -1.284 2.638 1.354 35
ショートゲームの貢献度 0.728 0.761 1.49 23
パッティングの貢献度 2.129 -1.648 0.481 48
ショット全体の貢献度 0.257 3.282 3.539 24
フィールド平均との差 2.386 1.634 4.02 T24
フェアウェイキープ率 57.14% (8/14) 35.71% (5/14) 46.43% (13/28) T59
ドライビングディスタンス 354.5 309.4 332 2
ロンゲストドライブ 392 333 392 1
サンドセーブ率 100.00% (1/1) 50.00% (1/2) 66.67% (2/3) T24
スクランブリング 83.33% 66.67% 77.78% T15
パーオン率 66.67% (12/18) 83.33% (15/18) 75.00% (27/36) T16
パーオン時の平均パット 1.750 1.800 1.778 T44

ストロークスゲインドのスタッツは可もなく不可もなくというランクの数字が並んでいるため、優勝争いではないものの下位に沈むこともないという成績になっています。

まずはグリーン上での勝負にしていくためにもティショットを安定させたいところです。アイアンに関しては特に18番以降は安定感が増しましたので、それを活かすためにもティショットの修正が重要な課題となりそうです。

3パットのボギー2つを叩いてしまったのが痛手となった第2ラウンドで、こちらもアジャストが期待されます。

首位とは8打差に開いてしまい、予想される優勝スコアのラインである17アンダーから18アンダーには遠いスコアで決勝ラウンドを迎えることになりました。

トップにリッキー・ファウラー、続いてジャスティン・トーマスと実力者が上位にいるため、第3ラウンドに最低でも65は出さないと、最終日に優勝争いを望むのは苦しくなると考えられます。

できれば64以上のスコアがほしい第3ラウンドで、ティショットがグリーンまで流れの良いプレーを期待したいところです。

第3ラウンドはキーガン・ブラッドリー、イム・ソンジェとの組み合わせで午前9時25分(日本時間2月3日午前1時25分)に1番ホールからスタート予定です。

5. Round 3 (26位T) パッティングで停滞し伸ばしきれず

松山英樹の第3ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WM Phenix Open 2019_Matsuyama_R3

ムービングテーは4バーディ、2ボギーと大きくスコアを伸ばすことはできず、順位は2つ後退するにとどまったものの、首位とは13打差となりました。

ドライバーを使わないホールを増やすなどして、フェアウェイキープを重視したプレーとなりましたが、57.14% (8/14)と大きく数字を改善するには至りませんでした。ただ、ドライバーを握ったときの飛距離はフィールド平均を大きく上回るもので、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は0.775と悪くない数字となっています。

第2ラウンドに復調気配だったアイアンは引き続き安定していて、精度の高いショットも増えました。

ピンが切られた狭いエリアを積極的に狙った結果、グリーンを外す回数が増えたためパーオン率は72.22% (13/18)でした。

しかし、1番で85cm、4番で4.6m、5番で3.2m、9番で3.4m、12番で1.2m、18番で75cmといったバーディチャンスを作るなど、精度の高いショットも多くありました。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は2.674と昨日に引き続き良い数字を出しています。

ショートゲームは15番でミスがあったものの、全体的には安定していたためストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は0.216と及第点となっています。

ショット全体で見ればストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)が3.664となるなど良かったのですが、足を引っ張ったのがパッティングでした。

今日決めた一番長い距離のパットが15番の1.2mにとどまるなど、チャンスを活かしきれない原因となりました。

さらには11番で3パットのボギー、12番で1.2mのバーディパットを外すなど、流れを悪くする原因となり、数字だけではない影響ももたらしてしまいました。

ショットが全体的に安定してきたのですが、パッティングで停滞してしまった結果、流れを掴みきれず、優勝争いから完全に脱落することとなりました。

トップ10フィニッシュを目指すにしても65は最低でも欲しい状況で、できれば63といった数字が望まれる最終日となります。

3日間を終えた時点でのスタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Total Rank
ティショットの貢献度 0.814 -0.119 0.775 1.470 27
アプローチショットの貢献度 -1.284 2.623 2.674 4.013 8
ショートゲームの貢献度 0.728 0.761 0.216 1.705 20
パッティングの貢献度 2.129 -1.648 -3.185 -2.704 65
ショット全体の貢献度 0.257 3.266 3.664 7.187 11
フィールド平均との差 2.386 1.618 0.479 4.484 T26
フェアウェイキープ率 57.14% (8/14) 35.71% (5/14) 57.14% (8/14) 50.00% (21/42) T55
ドライビングディスタンス 354.5 309.4 327.1 330.3 4
ロンゲストドライブ 392 333 347 392 1
サンドセーブ率 100.00% (1/1) 50.00% (1/2) 33.33% (1/3) 50.00% (3/6) T37
スクランブリング 83.33% 66.67% 80.00% 78.57% T11
パーオン率 66.67% (12/18) 83.33% (15/18) 72.22% (13/18) 74.07% (40/54) T13
パーオン時の平均パット 1.750 1.800 1.846 1.800 T51

ホールアウト後のコメントです。ゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

ムービングデーの反攻はならなかった。松山は怒りをあらわにするでもなく、意気消沈もせずに冷静に語った。「下手でしたね…」。大会カラーのグリーンのシャツを着込んだ日に、タイトル奪還の可能性は力なくしぼんだ。
(中略)
前日までの不安材料だった1Wショットの精度は「安定している範囲には入らないかもしれないけど、(前日までの)2日間に比べたら良かった。安心しては打てました。その分、プレーしやすかった」という。

パッティングに関しては以下のように話しています。

「悪くなかったんですけど、なかなか入ってくれなかった。やっぱり入らないことによって違和感も出てくる」
(中略)
ストロークとタッチには及第点をつけた一方で、ライン読みについて「ひとすじ、違っていたという感じ」と悔やんだ。「最後の締めとなるパッティングが入らなかったらショットが良くても、きのうまでと同じスコアになる」

これまでTPCスコッツデールでのパッティングのスタッツは比較的安定していたのですが、今年は苦しんでいます。ここの改善なしにはトップ10フィニッシュは厳しいため、明日のスタートまでの修正が期待されます。

最終日はバド・コーリー、ウェブ・シンプソンとの組み合わせで、午前9時15分(日本時間2月4日午前1時15分)に1番ホールからスタート予定です。

6. Round 4 (15位T) ショットは安定もビッグスコアはならず

松山英樹の最終ラウンドのプレーの詳細とホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WM Phenix Open 2019_Matsuyama_R4

今日は4バーディ、2ボギーと2ストローク伸ばし、15位に順位を上げてフィニッシュしました。

ティショットのフェアウェイキープ率は64.29% (9/14)と4日間で一番良い数字で、外した5ホールのうち2ホールはファーストカット、グリーンのカラーだったため、それ以上の安定感がありました。これを反映してストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は1.224と良い数字なりました。

そのティショットからのアイアンも安定感が増し、パーオン率は94.44% (17/18)と極めて高い数字を叩き出し、2.5m以内のバーディチャンスを3回、ミドルレンジでのチャンスも量産するなど精度も安定していました。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は2.776と4日間で一番良い数字となっています。

グリーンを外すことが少なくショートゲームが必要なシーンが少なかったため、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は-0.045とほぼプラスマイナスゼロとなっています。

ショット全体はストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)の3.954が示すとおり、フィールドをリードするレベルにありました。

しかし、昨日も停滞の原因となったパッティングで苦しみました。11番で8.1mを決めたのは良かったのですが、それに続く距離は3番の2.5mとなるなど、ミドルレンジでのチャンスが決まりませんでした。それに加えて8番で80センチを外してボギー、12番で3パットのボギー、13番で2.0mのバーディパットを外すなどしてしまいました。

ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は-1.379と、昨日の-3.185、一昨日の-1.648はより良かったものの、ショットの安定感がビッグスコアにつながらない原因となりました。

4日間のスタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Round 4 Total Rank
ティショットの貢献度 0.814 -0.119 0.775 1.224 2.694 18
アプローチショットの貢献度 -1.284 2.623 2.674 2.776 6.789 3
ショートゲームの貢献度 0.728 0.761 0.216 -0.045 1.661 23
パッティングの貢献度 2.129 -1.648 -3.185 -1.379 -4.083 67
ショット全体の貢献度 0.257 3.266 3.664 3.954 11.141 2
フィールド平均との差 2.386 1.618 0.479 2.575 7.059 T15
フェアウェイキープ率 57.14% (8/14) 35.71% (5/14) 57.14% (8/14) 64.29% (9/14) 53.57% (30/56) T45
ドライビングディスタンス 354.5 309.4 327.1 296 321.7 6
ロンゲストドライブ 392 333 347 323 392 1
サンドセーブ率 100.00% (1/1) 50.00% (1/2) 33.33% (1/3) 50.00% (3/6) T35
スクランブリング 83.33% 66.67% 80.00% 73.33% 13
パーオン率 66.67% (12/18) 83.33% (15/18) 72.22% (13/18) 94.44% (17/18) 79.17% (57/72) T2
パーオン時の平均パット 1.75 1.8 1.846 1.882 1.825 54

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)は11.141でフィールドの2位となるなど、優勝してもおかしくないレベルの数字を残しました。にも関わらず15位タイとなったのはパッティングで苦しんだためで、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)の-4.083で67位という数字が明確に原因を示しています。

ホールアウト後のインタビューです。

―今日のラウンドを振り返って

 タフでした。

―ショットの感触について

 昨日すこし良くなっていた感覚が全くなくなっていたので、今日は荒れるなと思いましたが、辛うじてパーオンしてバーディパットを打てました。そのパットが良くなかったので、このスコアでも仕方がないのかなと思います。

―ショットで気を付けている点は?

 まだ無いですね。それが出来てくれば、すごくプレーの幅が広がると思いますし、もっと楽にプレーが出来ると思います。

―今大会を振り返って

 先週の流れで上手くプレーが出来ると思いましたが、中々そうはさせてくれない感じがありました。ハザードがあったり、ちょっと打ちにくいホールでまだ打ちきる自信が無いのかなという感じがあります。

 パットに関しても同じようなことが言えるので、それを次の1週間でどこまでやっていけるか分からないですけど、しっかりと練習したいと思います。

―積み重ねが自信になってくる?

 この2週間でトップ20を外さなかったですし、そういう意味では少しずつ兆しは見えてきていると思うので、去年も良い流れになりそうな所まで来て、それを自分で手放していたので、来週の1週間が大事になってくると思います。

―ジェネシスオープンが楽しみ

 楽しみな部分も多いですけど、不安な部分も多いと思います。

トーリーパインズのグリーンで良い数字を残していたため、TPCスコッツデールで期待感が高まったのですが、まだ復調の途上にあることを感じさせるウェイストマネジメント・フェニックスオープンとなりました。

次週のAT&Tペブルビーチプロアマには出場せず、ジェネシス・オープンに出場する予定となっています。難易度の高いコースのため、少し噛み合わなければ予選落ちを喫してしまいます。さらに精度を上げていって、優勝争いに絡んでくれることを期待しています。

ジェネシス・オープン2019が、2月14日からカリフォルニア州パシフィックパリセーズにあるリビエラカントリークラブで4日間に渡って開...
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コメント

  1. 竜太郎 より:

    golfさん、皆様お疲れ様です

    ロケットスタートとは行きませんでしたが、最低限の初日でしたね

    それと我儘ですが進藤キャディーとのツーショットがやはりしっくりきました

    9番からのバーディーチャンス、特に11番を仕留められなかった事で流れが悪い方向に向きハラハラしましたが、ゴルフネットワークの放送終了後の17番でまあまあ長いパットを沈めてくれたようでホッとしました

    後半のティーショットの乱れの修正が明日の浮上のカギですね

    golfさんにおかれましては、ご多忙の中ブログの更新ありがとうございます。あまりご無理をなさらないでください

    明日も気合いを入れて応援しますのでよろしくお願いします

  2. ACE より:

    golfさん、皆様お疲れ様です。
    我々日本人だけでなく、世界的に期待される中、後半はよく粘ったなと思う初日でした。先週に比べれば今週はフェアウェイも広めなので、問題ないかなと思っていたのですが・・大分苦しんでいますね。それでも修正能力の高い選手なので、何とかしてくれると信じています。パッティングはこのまま好調が続きますように!今夜は注目組ですので、早いスタートでもしっかり見られますね。トップに置いて行かれないよう、しっかり伸ばしてほしいです。全力で応援します!

    追伸:golfさん、お仕事が忙しい中、更新頂きありがとうございます。大変ありがたい限りですが、どうかご無理なさいませんよう。

  3. 八太郎 より:

    golf さん & 応援団の皆さま、お早うございます。
    初日ラウンド後のインタビューでは、相変わらず仏頂面全開。・・・小生的には内容はまずまずではなかったと思っているのですが・・・、松山プロ的には納得できていなかった様子に、本人の許容レベルの高さに今更ながらフムフムです。
    2日目は GNW 放映(5:00am~)時点では既にホールアウト後で、pgatour.com の PC 画面を睨みつけての深夜エールでした。IN スタートで、いきなり 10 番ボギーにはじまり 16 番までに 3 ボギー & 1 バーディには脱力感一杯でした。ところが本人曰く 17 番あたりから納得ショット放てたとの事で、ボギーレス & 4 バーディで締めくくる・・・さすが底力を魅させてもらいました。
    友達 R・ファウラー & 天敵 J・トーマスが2日目終了時点の第二コーナー迄は一番手 & 二番手と突っ走っていますが、後半戦では「追いつき & 追い越す」シーンを観てみたいものです。
    応援団の皆さまもご一緒にエールを贈りましょう。

  4. 八太郎 より:

    golf さん、おはようございます。
    今日も何となくすっきりしない3日目でしたネェ~ !?
    プレー後インタビューでも松山プロの自己分析からすれば「ミスパットは一度だけ・・」確かに 11 番の勿体ない 3 パットもありますが、15 番のバンカーショット & 17 番の僅かなズレからの池ポチャも・・・本当に勿体ないの一言に尽きます。しかも、ボール一つ筋違いのミドルパット外しもあり、もし・・・何発かが決まっていれば一気に TOP-10 内での着地となっていたのにィ~・・・と、悔し過ぎる3日目の TV 観戦でした。
    しかし致命傷となる課題がある訳では無いため、明日は3日間の溜まった鬱憤を爆発させてくれる最終日を切に望むばかりです。目指せ TOP-5 !!!!!

  5. golf より:

    八太郎さん、コメントありがとうございます。
    今日はグリーン上でのパフォーマンスにつきますね。パッティングが噛み合えば、トップ10までは浮上できていたと私も思います。またパッティングがうまくいくとショットもリスクをとる必要が減るので、いろいろな意味で停滞の原因となっていたと思います。
    先週が良かっただけに、今週のパフォーマンスに物足りないところはありますが、最終日は次につながるプレーを期待したいと思います。

  6. 竜太郎 より:

    golfさん、皆様お疲れ様です

    トップ10にあと一打と残念でした

    ティーショットが安定しない中、SGのスタッツを眺めるとグリーンまでは2位、パットがマイナス4の67位と「パットが普通であれば」と考えてしまいます

    インタビューでリビエラに出るような事を言っていたので一週間でせめてティーショットの不安要素だけでも払拭のキッカケを掴んで欲しいものです

    リビエラは結構なフィールドになりそうですが臆する事なく上位争い、優勝争いにからんでもらいたいです

    golfさんにおかれましてはお忙しい中の更新感謝です。ご都合がよろしければ、再来週もよろしくお願いします

  7. 八太郎 より:

    お早うございます。
    最終日も勿体ないパターづくし Day だったですネ。
    一筋違いパット & カップ淵止まりパット & 嘘!!と思ってしまうショートミスパット。
    本当にあの時 & あれさえ入っていれば TOP-5 での着地となっていた筈。
    一度、B・デシャンポーや今シーズンの A・スコットのパターのように左手はグリップをヒジまでシャフトをくっ付けてストロークする方法でやってみては・・・!?!?
    何試合かチャレンジして、どうしても違和感あるなら改めてキャメロン復帰も有り。
    そんなことを思ってしまうくらい、勿体ないパターが恨めしいで~す。
    今週は、少しだけ golf さんのサイトで鬱憤を晴らさせてください。
    再来週に向けて頑張れ~ェ、松山プロ。
    golf さんこれからも宜しくお願い致します。

  8. golf より:

    八太郎さん、竜太郎さん、コメントありがとうございます。
    松山英樹にとっては納得のいかないレベルのショットだったと思いますが、それでもフィールド全体の2位でした。パッティングが噛み合わなかったことが、優勝争いに絡めなかった原因だったことは間違いないと思います。
    ショットの精度が上がってきているので、予選落ちや下位に沈む確率が減ってきているのは明るい材料だと思います。ただ、優勝するためにはやはりパッティングでフィールドの平均レベルにとどまることが必要だと思います。その部分で詰めていってもらいたいです。この後はジェネシス・オープン、WGC-メキシコチャンピオンシップ、アーノルドパーマー・インビテーショナル、プレーヤーズ、WGC-マッチプレーという流れではないかと思います。マスターズまでにうまく仕上がってくれることを願うばかりです。
    今のところジェネシス・オープンでも速報を行う予定です。よろしくお願いします。

  9. みち より:

    golfさん、今週もありがとうございましたm(__)m

    本当にパッティングさえ普通なら。。。
    真夜中に何度もウソーッと叫びながら応援していました。
    もう少し上位を期待していたので残念ではありますが、4日間、楽しませていただきました。
    久しぶりにテレビ観戦の後にスタッツとgolfさんの分析を見て、松山英樹pの状態を確認出来る事の有り難さを再認識した4日間でもありました。
    少しずつ松山英樹pらしさが戻ってきているようなので、怪我のないよう祈りながら勝利する日を待ちます。

    再来週も楽しみにしています。
    ご無理のない範囲で宜しくお願いしますm(__)m

  10. golf より:

    みちさん、コメントありがとうございます。
    以前のようには難しいかもしれませんが、できるだけ速報も継続していきたいと思っています。仕事のスケジュールで急遽、予定が変わることもあると思いますが、今後は管理人からの連絡ページを設けて、お伝えするようにしていこうと思っています。
    ショットのスタッツは優勝してもおかしくないものでした。パットがもう少し決まっていれば、ショットのスタッツも自然と良くなっていたと考えられるので、グリーン上で平均レベルであればと感じるフェニックスオープンでした。
    ただ、昨年終盤のようなひどい状態は脱してきていることは間違いないと思います。4月から夏にかけてピークが来る方が良いので、もう少し忍耐しながら応援したいと思います。お疲れ様でした。

  11. ミキ より:

    いつも楽しみにしてます。