松山英樹が好発進です。2週連続の予選落ちとプロでの壁にあたったと思われた松山英樹でしたが、一週トーナメントを休養して、しっかりと調整できたようです。
6バーディ・3ボギーの3アンダーでラウンドし、7位タイにつける好スタートです。首位はベテランのアンヘル・カブレラで6アンダーです。
7位タイには9人が並ぶ混戦状態ではありますが、首位とは3打差と良い位置でスタートしていますし、本人のコメントも「だいぶ戻ってきた」と前向きなので、この週末の松山英樹は期待できそうです。
その松山英樹のホールバイホールとキースタッツなどを集めてあります。
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インでは4バーディ・ノーボギーの好調なスタート
今日の松山英樹の10番ホールからのインスタートでした。
10番からスタートして前半の9ホールは4バーディ・ノーボギーと、2週連続の予選落ちの悪い流れを感じさせない、松山英樹らしいスタートでした。
後半は3つのボギーを叩いていますが、そのう2つは短いパーパットを外していて、もう1つも沈めることができない距離ではなかったので、もったいなかったです。この3つのうち2つを沈めていればトップ3でスタートも切れていただけにもったいなかったです。
2番は75cm、6番は65cmのパーパットを外していますので、本当に惜しいボギーです。9番も2.4メートルで沈めれない距離ではありませんでしたので、あと2つはスコアが良くてもおかしくはありませんでした。
ただ、前半の9ホールでは13.8メートルというロングパットを沈めているなど、調子が悪かったパッティングもだいぶ修正できているようです。
続いてキースタッツです。
- フェアウェイキープ率:64.29%(27位T)
- ドライビングディスタンス:320.0(17位)
- パーオン率:77.78%(5位T)
- パーオン時の平均パット数:1.643(29位)
- パットのスコアへの貢献度:0.014(86位)
短いパーパットを2回も外していますので、パットのスコアへの貢献度(Strokes Gained Putting)は0.014とかろうじてプラスになっている程度です。そのため軒並み上位に入っているショットの良さを活かしきれていません。
しかし、ショットはとにかく安定していて、フェアウェイキープできていなくても、少しラフに外れているくらいで、大きく曲げるようなこともありませんでした。
また、パーオン率も77.78%と十分に高いのですが、パーオンにはカウントされていなくても、少しグリーンからこぼれただけ、というものが他にいくつかありましたので、数字以上にショットは良かった印象です。
これで松山が本来は得意とするパッティングが2日目以降で修正されてくれば、ウェイストマネジメント以来の優勝争いをする姿を見ることも期待できそうです。
優勝も狙える好位置でのスタートですが、優勝争いをするためには、まずは予選通過しないといけないわけですし、まずは3週連続となるのを避けたいところですので、明日も油断せずに頑張って欲しいところです。