松山英樹がウェルズ・ファーゴ選手権2014の第3日目のプレーを終えました。
1バーディ・1ボギーのイーブンパーで第3ラウンドをまわり、通算3アンダーからスコアを伸ばせず、前日の17位から38位タイに後退しました。
ショットは初日よりは悪くなっているものの、スコアを伸ばせなかった原因は、明らかにパッティングでした。
その松山英樹の第3ラウンドのホールバイホールとキースタッツなどをまとめています。
スポンサードリンク
[googlead]
パッティングが本調子には程遠い状態の松山英樹
松山英樹のウェルズ・ファーゴ選手権2014の第3ラウンドまでのホールバイホールは以下のとおりとなっています。
前日までの2日間と比較すると、スコア上は非常に静かな第3ラウンドとなりました。
フェアウェイキープ率は、64.29% 64.29% 57.14%と日に日に落ちていますが、3日間トータルの61.90%は全体で10番目です。またパーオン率も77.78%、61.11%、55.56%とショットは精度は落ちていますが、3日間では64.81%で26番目とまずまずです。
しかし、パーオン時の平均パット数は2.000で、パーオンしても平均で2パットしているわけですから、スコアは伸びません。
続いて観戦メモです。
2番ホールのボギーは、パー3で1.5メートルのバーディチャンスにつけてからの、まさかの3パットでボギーとしてしまっています。この距離のバーディを逃すだけでもかなり痛いですが、ボギーとなると流れは悪くなってしまいます。
また、他にも8番と10番で1.2-1.5メートルのバーディパットを外してしまうなど、やはりパッティングは本来のものにはほど遠いです。
それでも17番でボギーも仕方ないかなと思ったところで3メートルを沈めた結果、イープンパーで持ちこたえましたので、これが少しでも良い流れへのキッカケとなればと願うばかりです。
パッティング関連のキースタッツは、パーオン時の平均パット数が3日間通算で1.771で50位、パットのスコアへの貢献度(STROKES GAINED PUTTING)は-0.683は65位で、得意だったパッティングが足を引っ張る状態が続いています。
本人も自信を持っていたパッティングで、アメリカのメディアからもショット以上に評価されていましたが、RBCヘリテージ以降良くない状態が続いています。それでもマスターズの時よりは良くなっているのが救いというところです。
最終日はロリー・サバティーニとのペアリングで、日本時間では5月4日午後11時15分からのティーオフとなる予定です。
次週のプレーヤーズ選手権に良い流れでのぞむためにも、何かしらのキッカケをつかむ最終日にしてくれることを期待します。