松山英樹は31位タイでフィニッシュ|ウェルズ・ファーゴ・チャンピオンシップ2019の全ラウンド結果速報

Wells Fargo Championship_Catch

松山英樹のウェルズ・ファーゴ・チャンピオンシップ2019でのホールバイホール、キースタッツ、プレーの速報です。

スポンサーリンク

1. 使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

2. 松山英樹の開幕前の情報

ゴルフネットワークの記事(松山英樹、クエイルホローは「相変わらず難しい」 17年全米プロの舞台で2年ぶりV狙う)からの引用です。

―2週ぶりの試合だが調子は

 分からないですが、色々とやることがあったので、体のこともですが、ゴルフはそこまでしていません。

―後半戦を迎えるが

 良い時もあれば悪い時もあり、波がすごいです。その原因というのはあると思いますが、一つ一つ潰していかないといけません。その中でショットが崩れてしまったら僕の場合、スコアに直結する可能性があるので、立て直すことが大事です。

―課題にあげていたドライバーとパッティングについて

 パッティングも色々な人の情報がありますし、色々と試行錯誤しながら面白い意見もあったりして、自分のものにしたいなと思います。

―ここまで11試合すべて予選を通過している

 そこは最低条件をクリアしていると思いますが、上位争いが出来ていないので早く出来るようにしたいです。

―コースの印象

 相変わらず難しいですが、良いプレーができれば全米プロの時のようなスコアを出せる、上に行けると思います。自分次第だと思いますが、そのレベルに持って行けるようにしたいです。

―目標は

 いい結果を出すのに越したことはないですが、自分のやるべきことを、結果も試合になれば追い求めますが、試合以外の部分で自分に厳しくしていかないといけないです。

ゴルフダイジェスト・オンラインの記事(松山英樹「自分のやるべきことを」マスターズ明け再始動)からの引用です。

4月14日に32位タイでマスターズを終えた後、日本に帰国した。休養などに充てた1週間程度の日本滞在は「やることも多かったし、ゴルフはほとんど出来なかったですけど」。コース入りした前日に本格的に練習を行い、この日もアウト9ホールを回った午後2時過ぎに「この後もしっかり練習していけば、(試合には状態が)間に合う感じはある」と練習場で2時間半以上を費やした。

(中略)

シーズン前半戦に試行錯誤を続けたパットは「色々な意見を聞きながら、試したり。その中で面白い意見もあって、それをいかして、早く自分のものにしたい」と前向きだ。自身の生命線でもあるショットは「そこが崩れると僕の場合スコアにも直結すると思う。立て直すってことが、すごく大事になる」と語った。

「試合になれば、どうしても結果を追い求める。まずは、しっかり自分のやるべきことを」。2週間後には前年まで8月開催だったメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ベスページブラック・ニューヨーク州)が控える。「(今季前半戦は)波がすごくあった。原因はたくさんあると思う。けど、ひとつひとつ、つぶしていかないといけない」と地に足をつけ、シーズン後半戦に向かう。

3. ラウンド別の結果速報

松山英樹のウェルズ・ファーゴチャンピオンシップ2019のラウンド別の結果速報です。

3.1. ROUND 1 (83位) ティショットとパッティングで苦しみ出遅れ

松山英樹の第1ラウンドはポール・ケーシー、パトリック・リードとの組み合わせで、午前7時30分(日本時間5月2日午後8時30分)にスタートしました。

第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Wells Fargo Champ 2019_Matsuyama_R1

5ホールを終えた時点では1アンダーとスコアを伸ばしましたが、その後は特にパッティングで苦しんだことでボギーが積み重なり、オーバーパーで初日を終えています。

12番で3.0m、13番で2.2m、17番で2.7mのパーパットを沈めたものの、11番で2.1m、1番で1.0m、5番で1.1mのパーパットを外してボギーを叩き、3番では2.7m、8番では3.5mのバーディパットを決めることができませんでした。

ティショットのフェアウェイキープ率は後半に入ってやや安定したものの、前半は7ホール中2ホールにとどまるなど苦しみました。

パットとティショットの不安定さが目につきやすいラウンドではあったのですが、生命線のアイアンも安定感があるとは言えないもので、精度が高いショットとそうでないものとのバラツキがありました。

そのためパーオン率は50.00% (9/18)と低い数字で、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)はフィールド平均を下回るるなど、スコアをまとめれない大きな原因となりました。

ただ、これだけ1.5m以内のパッティングに不安があると、ショットやショートゲームへの負荷が大きくなってしまうため、グリーン上の不安が全体的な流れを悪くしたようにも見えました。

休養明け、初日のプレーで出遅れることが目立つ、今年の松山英樹でしたが、残念ながら今週もその課題を払拭するには至りませんでした。

難しいコースのため、最終的に予選カットラインが見える位置になるとは考えられますが、優勝争いを視野にしてのぞんだことを考えれば、出遅れしてしまった感は否めません。

試合前のインタビューやプレー内容を見ても、整理しきれてないものが多くある印象です。午後スタートではありますが、第2ラウンドにしっかりとスコアを伸ばして今週4日間をしっかりとプレーし、来週のAT&Tバイロン・ネルソン、そして再来週の全米プロゴルフ選手権につなげたいところです。

第2ラウンドもポール・ケーシー、パトリック・リードとの組み合わせで、午後12時40分(日本時間5月4日午前1時40分)に1番ホールからスタート予定です。

3.2. ROUND 2 (62位) 1オーバーで薄氷の予選通過

松山英樹はポール・ケーシー、パトリック・リードとの組み合わせで予定通りにスタートしました。

第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Wells Fargo Champ 2019_Matsuyama_R2_1

今日は3バーディ、2ボギーの70でプレーを終え、トータル1オーバーとしてギリギリではありますが予選を通過しました。

前半はティショットがフェアウェイに行かなかったものの、パットを含めたそれ以外の部分で上手くカバーしました。

グリーンを外した2ホールではいずれも1.2m以内に寄せる素晴らしいリカバリーでパーセーブし、3番では4.2mのパットをねじこみました。またショートパットでもミスがなく、3つの2.0m以内のバーディチャンスも仕留めることができました。

前半を終えた時点では3つスコアを伸ばしたため、さらなる浮上が期待されたのですが、後半に入り重い流れとなり、予選落ちがちらつく中でのプレーとなります。

折り返してすぐのチャンスホールである10番パー5ではティショットを大きく右に曲げた後、ラフとバンカーを渡り歩き、4オン2パットとボギーを叩いてしまいます。

その後11番で1.8mのパーパットを決めてしのぎますが、12番の3.5mは仕留められず、14番では3.3mも決まりませんでした。特に痛かったのは14番パー4で1オンに成功しながらも3パットでパーに終わるという内容で、ボギーに近いような感覚が残りました。

続く15番パー5はこのラウンド最も難易度が低いチャンスホールだったのですが、ここもバーディを奪えず、カットラインから2ストロークという状態で難関のグリーンマイルを迎えることになりました。

16番パー4ではティショットと2打目をバンカーに入れてしまいますが、3打目で80センチに寄せてしのぎます。

続く17番パー3ではティショットをピンとは逆のサイドである右のフェアウェイに外し、そこからのアプローチは3m強オーバーしてしまいます。しかし、ここは何とか沈めて最終ホールを迎えました。

フェアウェイからグリーンにかけての左サイドにクリークが流れ、右にはバンカーが配置されているティショットの難しい距離の長い18番パー4ですが、1打目がクリークにつかまります。

1ペナ後のドロップは左のファーストカットでしたが、3打目でグリーンのカラーまで運び、何とか4オン1パットのボギーにとどめ、予選通過ライン上でプレーを終えました。

第2ラウンドのストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:0.412
  • アプローチショットの貢献度:0.046
  • ショートゲームの貢献度:0.649
  • パッティングの貢献度:0.584
  • ショット全体の貢献度:1.114
  • フィールド平均との差:1.698

どのカテゴリーもすば抜けて良かったわけではありませんが、逆に大きな穴となるものもなかったため、何とか予選を通過することができました。

第2ラウンド終了時点でのキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Total Rank
ティショットの貢献度 0.250 0.395 0.644 47
アプローチショットの貢献度 -0.176 0.098 -0.078 62
ショートゲームの貢献度 0.530 0.659 1.189 19
パッティングの貢献度 -1.187 0.608 -0.58 61
ショット全体の貢献度 0.604 1.152 1.756 50
フィールド平均との差 -0.583 1.760 1.176 T62
フェアウェイキープ率 50.00% (7/14) 42.86% (6/14) 46.43% (13/28) T60
ドライビングディスタンス 303.7 314.7 309.2 32
ロンゲストドライブ 325 331 331 T140
サンドセーブ率 — (0/2) 75.00% (3/4) 50.00% (3/6) T41
スクランブリング 44.44% 77.78% 61.11% 44
パーオン率 50.00% (9/18) 50.00% (9/18) 50.00% (18/36) T69
パーオン時の平均パット 1.667 1.889 1.778 47

ホールアウト後の情報です。ゴルフダイジェスト・オンラインの記事(「自信が持てない分、ミスが出た」松山英樹は薄氷の予選通過)からの引用です。

前日第1ラウンド終了後、ドライビングレンジで長時間調整を続けた。「久々にちょっとうまくいきそうだなっていうのは、あった。まだ自信は持てないけど、きょうのスタートは良かったと思う」。

(中略)

アンダーパーでの折り返し時点では順位を30位台まで浮上させた。しかし「後半は立ちにくいホールだったり、自信が持てない分、ミスが出たのは確か。前半はそんなに悪くなかったけど、それが続かないのが残念」と流れは一転。

(中略)

午後6時前のホールアウト時点では予選通過確定前だったが、「カットラインというよりは自分の状態が、いつになったらコースに対して良くなるのかと思って回った。まだ安心しきってはいないけど、なんとかギリギリどうなのかなってところで終わった。大丈夫だったら、あした頑張りたい」と疲労感たっぷりに言った。

必死の攻防で滑り込んだ今季12度目の決勝ラウンド。「兆しが前半にちょっと見えたのは良かった。きょうの前半に出来たことをあしたもやれたら」と見据えた。

これで松山英樹の今季は12戦連続での予選通過となりました。これまでの11試合中7試合でトップ25、その他の4試合も30位、32位、33位、51位という成績で、去年とは段違いの安定したものです。

その一方でトップ10はいずれも最終日に追い上げてのもので、優勝争いからは遠い位置でのプレーが多くなっています。

若い優秀な選手が世界中から集ってくるPGAツアーで、予選落ちがなく、安定した成績を残していることは素晴らしいことではあるのですが、もっているポテンシャルや2016年から2017年にかけての快進撃を考えると物足りないものでもあります。

第3ラウンドでは早い時間帯のスタートとなりそうですが、まずは最低でもトップ25を狙える位置までは浮上し、あわよくばトップ10を視野に入れたいところです。

そのためにはティショットの安定感もそうですが、生命線であるアイアンの復調が重要なポイントとなります。難しいコースではありますが2日間のパーオン率が50%というのは厳しい数字であると言わざるをえず、75名中69位となっています。

パッティングに関しては、やや改善の兆しが感じ取れる数字ですが、課題は「パフォーマンスを安定させること」でもありますので、残り2日間の軸にしたいのはやはりショットです。

難しいセッティングですが、良いショットには良いチャンスも与えられるコースのため、ショットが良ければ大きくスコアを伸ばすこともできます。

全米プロゴルフ選手権に向けて状態を上げていくために、ムービングデーで浮上してくれることを期待しています。

第3ラウンドはオリー・シュナイダージェンズとの組み合わせで午前8時37分(日本時間5月4日午後9時37分)に1番ホールからスタート予定です。

3.3. ROUND 3 (51位T) ショットの精度が上がらず停滞

松山英樹の第3ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Wells Fargo Champ 2019_Matsuyama_R3

今日は3バーディ、2ボギーと1つスコアを伸ばすにとどまり、順位を上げたもののムービングデーに一気に浮上するまでには至りませんでした。


  1. スコアを伸ばしたいホールでバーディを奪えなかった。
  2. フェアウェイに行く回数が少ない上に、フェアウェイからのショットがピンに絡まないし、グリーンを外すことも少なくなかった。
  3. 出だしの1番の後は、18番まで100ヤードを超える距離から3.0m以内のバーディチャンスとなるショットがなかった。
  4. パッティングで3.0mから4.5mをもう少し決めることができていれば、スコアを伸ばすこともできたが、そこまでの出来ではなかった。
  5. 光明は難易度が高い18番パー4でティショット、セカンド、パッティングが良い流れで、バーディを奪って締めくくれたこと。

クウェイルホローは難しいセッティングのためバーディを奪いやすいホールでしっかりと仕留めることが重要ですが、7番、10番、15番の3つのパー5で一つスコアを落としてしまいました。また距離が短くバーディが出やすい9番パー4と14番パー4では一つスコアを伸ばしただけでした。

そのためチャンスホールでスコアを伸ばせなかったことが響き、全体的に重い展開となってしまいました。

フェアウェイキープは57.14% (8/14)と3日間で一番良い数字となり、曲げる幅も小さくなりました。ただ、パー5の3ホールのうち2ホールでフェアウェイを捉えることができず、ややチグハグな感が残りました。

それでもフェアウェイにおくことができる回数が増えたので、2打目でグリーンを狙いやすくなったのですが、8ホール中3ホールはパーオンできず、ピンに絡むようなショットは1番と18番の2ホールにとどまりました。パーオン率に関しては72.22% (13/18)と改善されました。しかし、7番で池にいれてしまったこともあり、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)はプラスとはなっていません。

しかし、グリーンを捉える回数が増え、ショートゲームはある程度安定していましたので、バーディチャンスがなかったわけではありません。そのチャンスをなかなか決めることができず、今日決まった一番長いパットは18番の2.6mとなっています。

4番で3.6m、5番で3.4m、7番で3.4m、14番で4.4m、15番で4.4mと決めることができなかったため、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)はマイナスとなっています。

ティショットの良いホールではセカンドがピンに絡まず、セカンドでチャンスを作れたときにはパッティングで仕留めきれず、チャンスホールではティショットやショートゲームが今一歩となるなど、第3ラウンドは全体的に流れが悪くスコアを大きく伸ばせるような雰囲気にはなりませんでした。

ただ、最終日に向けて光明があるとすれば、18番パー4ではティショット、セカンド、パッティングと「良いときの松山英樹」「強いときの松山英樹」を思い起こさせるような流れでバーディを奪えたことです。

残念ながらスコアを伸ばしきれなかったため優勝争いは厳しい位置で最終日を迎えることになりました。ただ、3アンダー、4アンダーでプレーできればトップ25フィニッシュはできますので、まずはそこを突破するプレーを期待したいところです。

今の状態ではある程度グリーン上で苦しむことを想定せざるをえないため、やはり最終日もアイアンの精度が上がってくるかどうかがポイントとなりそうです。

3.4. ROUND 4 (31位T) 序盤につまずくも中盤から巻き返し

松山英樹の最終ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Wells Fargo Champ 2019_Matsuyama_R4

今日は4バーディ、2ボギーの68でプレーを終えて、トータル2アンダーとして、首位と13打差の31位タイでフィニッシュしています。

出だしの1番ではフェアウェイからの2打目をバンカーに入れてしまい、寄せきれずボギーを叩き、4番パー3ではティショットでグリーンを捉えたものの3パットでボギーと、2つスコアを落とす重い出だしとなりました。

さらに7番パー5では2オンに成功しながらも20mと長いファーストパットが上手くピンによらず、3パットのパーに終わるなど、なかなか浮上のきっかけをつかめません。

しかし、8番パー4でラフからの残り45ヤードを75cmにバーディを奪うと、続く9番パー4でこの4日間で最長となる9mのパットを沈めて連続バーディとし、スタート時のイーブンに戻しハーフターンします。

その後はティショットがフェアウェイに行かず、我慢の展開となりますが、15番パー5で2オンに成功しバーディを奪うと、難関グリーンマイルの一つである17番パー3で2.4mにつける素晴らしいショットからバーディを奪い、2アンダーに伸ばしました。

結局、このラウンドはボギー2つが最初の4ホールで出たものの、その後の14ホールでは4バーディを奪うなど、少しずつ状態が上向いてきていることを感じさせるフィニッシュとなりました。

最終ラウンドのストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:0.101
  • アプローチショットの貢献度:0.792
  • ショートゲームの貢献度:1.545
  • ショット全体の貢献度:2.439
  • パッティングの貢献度:0.205
  • フィールド平均との差:2.644

今季の松山英樹のストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)はPGAツアー全体で2位にランクされています。その原動力となっているのがストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)です。

ショット全体で2.006のプラスとなっているのですが、そのうちアプローチが1.165と大きな割合を占めています。

今週はなかなかアイアンの精度が上がりきらず、本来の状態には遠いままで終わってしまいました。ただ、最終ラウンドもそうでしたが、もっとボギーを叩いてもおかしくない展開をショートゲームで耐えたことで、予選通過を果たし、最終的には31位でフィニッシュすることができました。

4日間のスタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Round 4 Total Rank
ティショットの貢献度 0.250 0.395 0.440 0.101 1.185 32
アプローチショットの貢献度 -0.176 0.098 -0.562 0.792 0.153 51
ショートゲームの貢献度 0.530 0.659 0.809 1.545 3.543 10
パッティングの貢献度 -1.187 0.608 -0.167 0.205 -0.542 T47
ショット全体の貢献度 0.604 1.152 0.687 2.439 4.882 25
フィールド平均との差 -0.583 1.760 0.520 2.644 4.340 T31
フェアウェイキープ率 50.00% (7/14) 42.86% (6/14) 57.14% (8/14) 57.14% (8/14) 51.79% (29/56) T54
ドライビングディスタンス 303.7 314.7 302.8 318 309.8 31
ロンゲストドライブ 325 331 319 336 336 T172
サンドセーブ率 — (0/2) 75.00% (3/4) 50.00% (1/2) 50.00% (1/2) 50.00% (5/10) T31
スクランブリング 44.44% 77.78% 60.00% 83.33% 65.52% 21
パーオン率 50.00% (9/18) 50.00% (9/18) 72.22% (13/18) 66.67% (12/18) 59.72% (43/72) T55
パーオン時の平均パット 1.667 1.889 1.769 1.917 1.814 T52

パッティングは初日につまずき、その後も良いと言えるところには至りませんでしたが、残りの3日間は改善の兆しが見て取れる数字となっています。

パッティングの貢献度は-0.542で47位タイと良くないのですが、ショットが本来の状態に近づいていればトップ10フィニッシュができるレベルではありました。アプローチショットの貢献度が0.153で51位にとどまったことで、トップ25も逃す結果となりました。

今週も出遅れが響いた4日間となってしまいました。

今季の松山英樹のラウンド別の平均スコアは以下のとおりとなっています。

  • ROUND 1 : 70.70 (105)
  • ROUND 2 : 69.70 (38)
  • ROUND 3 : 69.20 (31)
  • ROUND 4 : 69.90 (57)

次週のAT&Tバイロン・ネルソンでは首位の背中が見えるスコアと位置で滑り出してもらいたいところです。

全米プロゴルフ選手権まで連戦を決断したことが良い方向に作用することが期待されます。

練習で作り上げたものを実戦で使いたいという思いが強いようですが、実戦での修正が重なったときの方が良い成績が出ている印象が松山英樹にはあります。

AT&Tバイロン・ネルソン、全米プロゴルフ選手権で状態が上がれば、メモリアル、全米オープン、全英オープンで良い結果が期待できますので、続く2週間に期待したいと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする