石川遼が推薦での全米プロゴルフ選手権への出場が決定
石川遼が2013全米プロゴルフ選手権に推薦出場することが決定したようです。
ちなみに全米プロゴルフ選手権に出場するための資格は以下のようなものです。
全米プロゴルフ選手権の出場資格
過去の全米プロゴルフ選手権優勝者
直近5回のマスターズ、全米オープン、全英オープンの優勝者
当年全米プロシニアゴルフ選手権優勝者
当年獲得賞金ランキング上位70名
前年の全米プロゴルフ選手権で15位タイ以上
当年のPGA Professional National Championshipの20位以内
ライダーカップまたはプレジデンツカップの米国チームメンバーで世界ランキング100位内
前年の全米プロゴルフ選手権以降のPGAツアーでの優勝者
PGA of Ameriacaの推薦する者
賞金ランキング70位以降の上位者を出場者が156名に達するまで順次追加。
といったような資格が必要で、石川遼が出場できるようになったのは、PGA of Ameriacaの推薦によるものです。
現時点(2013年8月1日時点)での石川遼のPGAでの賞金ランキングは150位、世界ランキングは158位、FedexCupポイントランキングは155位となっています。
日本を主戦としているならともかく、PGAを主戦としながらこの成績で出場するのは、やはり異例の措置と言えるのはないでしょうか?
スポンサードリンク
[googlead]
本当に石川遼のプレーヤーとしての成長が優先されているのか?
正直言って、石川遼本人も複雑な気持ちではないかと思います。
スポンサーの意向が助けとなったのは明らかで、本人自身も周りの出場する選手も、現在のPGAツアーの実績では出れないことはわかっているはずです。
マスターズに今年招待された時、石川も戸惑っていました。
そして多くの海外メディアが疑問をマスターズの主催者側に投げかけました。
これで石川自身がかなり大会の中でも浮いてしまったと思います。
そして今回の推薦出場です。
石川遼の周りにいろいろな人達の思惑があって、彼の意志だけではどうすることもできなくなっている側面もあるのではないかと思います。
ただ、これもスタープレーヤーの宿命と言えば、宿命なのかもしれません。またスポンサーが支えてくれるからこそ、海外でプレーも出来るわけですから、共存共栄していくことも大切ではあります。
ただ、彼の成長と飛躍に一番必要なことが最優先されることを願うばかりです。
いろいろな声が上がってはいますが、こうなった以上、石川遼ができることは、これをチャンスとして活かして、いい成績を残して、来季の米シードを確保することだと思います。
肩身も狭く、周りの目も気になるかもしれませんが、プレーに集中して頑張って欲しいですね。