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ウェブドットコムツアー (Web.com Tour)とは?
ウェブドットコムツアーとは、PGAツアーの出場資格を持たない選手の育成のための下部ツアーとして運営されるているツアーです。
2012年から10年間ウェブドットコムが冠スポンサーとなっているため、ウェブドットコムツアーとなっています。
ウェブドッドコムツアーに参加する資格を獲得するための、Web.com Tour Qualifying Tournamentも含めると全26試合となっています。
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下部ツアーでも上位なら十分な賞金を稼げるPGAツアー
下部ツアーと言っても、どの大会も優勝賞金は最低でも10万ドルを超えていて、ウェブドットコムツアー選手権では18万ドルとなっています。
そのため、それなりに成績を残せば、しっかりとした金額を稼げるツアーで、下部ツアーとバカに出来ないものです。
実際にウェブドットコムツアーで、2013シーズンで一番賞金を稼いでいるMichael Putnamの獲得賞金は43万3,984ドルとなっていて、これだけでもプロとして十分やっていける金額です。
そして25位のPatrick Cantlayは13万5,105ドルで、まあ何とかプロとして生活できるくらいは稼げています。
ウェブドットコムツアーファイナル (Web.com TOUR Final)とは?
今回、石川遼がのぞむ入れ替え戦とは、このウェブドッドコムツアーファイナル(Web.com TOUR Final)と呼ばれるもので、以下の4つのトーナメントで構成されています。
ウェブドッドコムツアーファイナルの4試合に参加する選手は、PGAツアーのFedexカップポイントの126位から200位の選手75名とウェブドッドコムツアーの上位75名の合計150名程度の選手となります。
この150名で4試合のみの結果で来季のPGAツアーのシード権を争います。
この4試合で獲得賞金が上位25名に入ると、シード権を獲得という流れになります。
来シーズン以降は米ツアーの参加のハードルが高く
来シーズン以降は、今までのようにダイレクトに米ツアーに参戦できなくなります。
必ずウェブドットコムツアーで成績を残し、入れ替え戦に出場し、そこでPGAツアーのシード権を確保しないといけません。
今まではPGAツアー・クオリファイングトーナメント(通称:Qスクール)という一発勝負の予選会に参加して、上位25名に入れば、ダイレクトにシード権を獲得できました。
しかし、これらからはWeb.com Tour Qualifying Tournamentによって、ウェブドッドコムツアーへの出場権を獲得することしかできなくなりました。
石川遼は、この入れ替え戦を逃すと、来シーズンはウェブドットコムツアーで頑張って、たまにPGAツアーに招待されたり、推薦出場するしかなくなります。
そのため、このウェブドッドコムツアーファイナルは来シーズンの石川遼の動向に影響を与えることになります。
来週からの5週間は、このウェブドッドコムツアーファイナルにも注目したいです。
コメント
[…] ウェブドットコムツアーの詳細については、以前の記事で紹介していますので、よければそちらを参照してください。 (以前の記事:石川遼が参加するウェブドッドコムツアーファイナルとは?) […]
[…] 石川遼が参加するウェブドッドコムツアーファイナルとは? […]