プエルトリコオープン2014の第2ラウンドが行われ、2アンダーの33位タイからのスタートとなった石川遼ですが、7バーディ・4ボギーの3アンダーでラウンドし、通算5アンダーの25位タイに浮上しました。
これで出場3戦連続の悪い流れを断ち切る予選通過となりました。また今田竜二もこの日5アンダーでまわり、通算4アンダーの33位タイで決勝ラウンドに進出しています。
今日の第2ラウンドの石川遼のホールバイホールやキースタッツなどの情報をまとめました。
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ショットはやや安定性を欠くもののパットが好調でスコアを伸ばす
石川遼のプエルトリコオープン2014の第2ラウンドのホールバイホールは以下のとおりとなっています。
フロントナインは好調だったのですが、バックナインに入って3つボギーが先行し、悪い流れになりかけましたが、15番から3連続バーディでスコアを伸ばすことができました。
17番ホールではかなりのロングパットを沈めるなど、パッティングが好調でした。
それはキースタッツにも現れていて、パーオンした時の平均パット数(PUTTS PER GIR)は初日の1.727から1.636に上昇し、2日間通算では1.682(18位)となっています。
しかし、ボギーが4つもあったことが足を引っ張ったわけですが、その要因となったのがショットの不安定さでした。
パーオン率は61.11%で横ばいも、フェアウェイキープ率は64.29%から50.00%に落ちています。
しかもこの2日間のパーオン率61.11%は74位タイ、フェアウェイキープ率57.14%は57位タイと、上位を狙うにはやや不安定さが目出ちます。
2日間のバーディ数12は3位タイと素晴らしいのですが、その一方でボギー数7は78位タイと、ホール毎の波の大きくなっています。
ショットやパットが不安定な時でもスコアをまとめられるマネジメントが課題
最低限のハードルである予選通過はクリアし、順位もあげることはできましたが、首位は12アンダーで、7打差もあります。この差を少しでも縮めていくためには、バーディも奪うこともそうですが、ボギーを減らさないといけません。
第2ラウンド終わって上位のプレーヤーはボギーが少ないです。
- ジェームズ・ドリスコル(-12):イーグル2/バーディ11/ボギー3
- チェッソン・ハドリー(-11):イーグル1/バーディ13/ボギー4
- エリック・アックスリー(-10):イーグル0/バーディ12/ボギー2
石川遼のバーディ数12は遜色ないのですが、ボギーが7つあることが大きな差の原因となっています。
スコアをの伸ばさないと上位にいけないトーナメントですので、バーディ、イーグルも大切ですが、ボギーが多いと意味がなくなってしまいます。
フェアウェイキープできなくても、パーオンできなくても、パーで逃げれるようなマネジメントを期待したいです。
明日の第3ラウンドはニコラス・コルサーツ、スティーブン・バウディッチと現地時間午前10時15分(日本時間:3月8日午後11時15分)に1番ホールからスタート予定となっています。