アーノルド・パーマー招待2014の最終日は7アンダーの8位タイからスタートして石川遼ですが、粘りのゴルフで、通算8アンダーの8位タイでトップ10フィニッシュとなりました。
これで石川遼は2013-14シーズンは3回目のトップ10フィニッシュとなります。
マスターズを獲得するところまでには至りませんでしたが、確実に世界ランキングのポイントを積み上げました。
世界ゴルフランキングの合計ポイントは94.15となり、平均ポイントは1.8105で前週の83位から77位まで順位をあげています。
ただ、この結果、次週のバレロテキサスオープンで優勝もしくは単独2位、そしてマスターズ直前のシェル・ヒューストンオープンで優勝する以外にはマスターズ出場は難しい状況となっています。
フェデックス(FedEx)カップでは、83ポイントを獲得して578ポイントにして、賞金では18万6000ドル(約1900万円)を獲得して、今季の獲得賞金を112万5680ドル(約1億1500万円)としています。
その石川遼のアーノルド・パーマー招待2014のホールバイホールとキースタッツをまとめています。
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パッティングとアプローチが好調でトップ10フィニッシュ
石川遼のアーノルド・パーマー招待2014の4日間のホールバイホールは以下のとおりとなっています。
今日は5バーディ・1ダブルボギー・2ボギーの71(1アンダー)でした。
ダブルボギーはセカンショットをグリーンの左に大きく外して、ブッシュに入れてしまい1ペナの後のショット、アプローチともに寄りませんでした。
しかし、今日は運も味方し16番は池に入れたかと思われましたが、ギリギリでとまっていて、そこから上手く寄せてバーディを奪うことができました。
パッティングの復調がスタッツにも表れている石川遼
4日間のキースタッツは以下のとおりとなっています。
フェアウェイキープ率は78.57%と良かったのですが、パーオン率は44.44%とやや苦しみました。それでもスコアを伸ばせたし、大崩れしなかったのはアプローチとパッティングが好調だったためです。
パッティングのスコアへの貢献度を示すストローク・ゲインド・パッティングは1.036、パーオン時の平均パット数は1.625と初日に次ぐ好調さでした。
4日間通算でもストローク・ゲインド・パッティングは0.913で13位と、パッティングが復調してきているのは明らかで、今後に期待がもてます。
パッティングが好調でアプローチの精度も高かったため、パーオンできなくても大崩れせずにすみ、最後に伸ばすことができました。成長を感じさせる最終日、そして4日間の石川遼のプレーでした。かなり調子は良くなっていますので、次週のバレロテキサスオープンでは十分に期待できる内容です。
今年のマスターズはともかくとして、今週のようにプレーできれば、年末には世界ランキング50位も視野に入ってきますので、粘って耐えながら頑張って欲しいです。良い4日間でした。
アーノルド・パーマー招待2014の最終リーダーズボード
マット・エブリーが初優勝で、2位にはキーガン・ブラッドリー、3位には一時は独走していたアダム・スコットが失速して、3位に終わっています。上位の選手の結果は以下のとおりとなっています。
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