石川遼は「9戦で8度目」「5戦連続」の予選落ちに|バーバソルチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報

石川遼がジョンディアクラシックに続く2連戦となるバーバソルチャンピオンシップ2017に出場します。

バーバソルに出場するのは2年ぶり2回目のことで、初出場だった2015年には23位タイとなっています。

公傷制度による出場資格は、残り3試合数となっているのですが、既に本人が入れ替え戦に向けての調整を示唆するような発言をしているため、プレーの内容と質を上げることが目的となるようです。

ただ、入れ替え戦では目の前の結果をシビアに問われることになりますので、出場する3試合で結果を残して、キッカケを掴む必要があります。

その石川遼のバーバソルチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のバーバソルチャンピオンシップ2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
過去の大会出場時の成績分析
第1ラウンドのプレー詳細速報:110位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:124位T

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

ROUND1:4連続ボギーで3オーバーの100位台と大きく出遅れ

第1ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Barbasol 2017_Ishikawa_R1

今日は1バーディ・4ボギーの3オーバーでプレーを終え、ホールアウト時点で110位台となりました。その後、悪天候による中断もあったため全ての選手がプレーを終えることができず日没サスペンデッドとなり、石川遼は暫定112位タイとなっています。

インスタートで13番と16番の2つのパー5でスコアを伸ばすことができず迎えた17番パー3では、55cmにつける素晴らしいショットでバーディを先行させます。

しかし、この後パーオン出来ず、ショートゲームでリカバリーできず、パーパットも決まらずということが4ホール続き、4連続ボギーで3オーバーに一気に後退してしまいました。

その後も5番パー5でもバーディをとることができず、3オーバーのままでプレーを終えることとなりました。

主要なスタッツは以下のとおりとなっています。

キースタッツ ROUND 1 RANK
ティショットの貢献度 -1.163 116
アプローチショットの貢献度 1.226 32
ショートゲームの貢献度 -0.779 102
パッティングの貢献度 -2.931 127
ショット全体の貢献度 -0.734 86
フィールド平均との差 -3.665 T113
フェアウェイキープ率 42.86% (6/14) T122
ドライビングディスタンス 284.4 92
サンドセーブ率 — (0/1) T31
パーオン率 66.67% (12/18) T80
パーオン時の平均パット 1.917 T104

30ヤードを越えるアプローチショットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)が+1.226で32位となっている他は下位に沈んでいます。

ティショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-1.163で、132選手中で116位。

ショートゲームのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は-0.779で102位。

パッティングのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)に至っては-2.931と大きくマイナスで、127位と下から数えた方が早い数字となっています。

アプローチショットの貢献度はプラスではあるのですが、後半に入りジリジリと精度が落ちていました。そのためパーオン率は66.67% (12/18)で80位タイと良くはありません。

それでもショートゲームとパットで粘ることが出来ればイーブンでまとめれなくもなかったのですが、スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)は33.33%(2/6)にとどまるなど、ショートゲームとパットともに良くありませんでした。

特にパッティングは大きく足を引っ張っていて、2.8mのバーディパット、2.0mと2.3mのパーパットは決めることができず、5回の3m-4mのパットは1度も決めることができませんでした。

トッププレイヤーは軒並み全英オープンに出場し、欧州とPGAツアーの両方で戦っている選手たちが、アメリカに戻っていないこともあり、今季のPGAツアーでは一番薄いフィールドとなっています。

入れ替え戦に近いレベルのフィールドで、しかも朝の早い時間帯のスタートだったのですが、アンダーパーでプレーすることができませんでした。

現在の状態では目標とする入れ替え戦経由での条件シードを獲得するという道も険しくなるばかりです。

予選カットラインは2アンダーから3アンダーになる可能性がありますが、直近の8戦で4ラウンドプレーしているのは1回だけのため、4日間戦う感覚を取り戻すためにも、巻き返して予選通過することが必要です。

そのためには今日のようにパー5全てで伸ばせないということは致命的になる可能性がありますので、明日は少なくともパー5で2アンダー以上は出して予選通過したい状況の石川遼です。

明日の第2ラウンドは午後スタートで12時31分、日本時間では7月22日の午前2時31分に1番ホールからスタート予定となっています。

ROUND2:スコアをさらに落とし124位で予選落ちに

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第2ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Barbasol 2017_Ishikawa_R2

今日は2つのパー5で2つバーディを獲ったものの、4つのボギーを叩いて2ストローク落とし、トータル5オーバーの124位タイで、5戦連続となる予選落ちを喫しました。

以前の予選落ちは1打足りないというものが目につくことが多かったのですが、最近は100位台といったカットラインから遠いところでの予選落ちが目立つようになりました。

その原因はボギーやダブルボギーなどの多さもさることながら、バーディを奪うことができなくなっていることも原因です。

今週の2日間のバーディ数は僅かに3つで、131選手中128位タイとなるなど、下に2人しかいません。以前からボギー回避率などは課題で、今週もボギー数は8つで、こちらも119位タイと下から数えた方が早いランクになっています。

2日間を終えてトップが15アンダー、2位が11アンダーとなるなど、5名が二桁アンダーに到達しています。ウォータハザードはあるにはあるのですが、シビアに絡むホールは少なく、基本的にはバーディ合戦、伸ばし合いとなるバーバソルチャンピオンシップです。

にも関わらずバーディは3つしか奪えず、ボギーは8つというのは、厳しい結果と言わざるを得ません。

以前よりもバーディは奪えなくなった一方で、ボギーやダブルボギーなどは以前と同じように出てしまいますので、カットラインから遠いところでの予選落ちが増えるのは必然のことと言えます。

では、なぜバーディ数が少なくなっているのかというと、ホールを攻略する上で逆算できるような軸となるものがないためです。今週のスタッツは以下の表のとおりとなっています。

ROUND 1 ROUND 2 TOTAL-RANK
バーディ 1 2 3(128T)
ボギー 4 4 8(119T)
ティショットの貢献度 -1.138 0.620 -0.518(89)
アプローチショットの貢献度 1.177 -2.007 -0.829(88)
ショートゲームの貢献度 -0.770 -0.686 -1.456(116)
パッティングの貢献度 -2.867 -1.935 -4.802(128)
ショット全体の貢献度 -0.731 -2.073 -2.804(108)
フィールド平均との差 -3.598 -4.008 -7.606(124T)
フェアウェイキープ率 42.86% 42.86% 42.86%(128T)
ドライビングディスタンス 284.4 264.2 274.3(120T)
パーオン率 66.67% 77.78% 72.22%(56T)
パーオン時の平均パット 1.917 1.929 1.923(124)

2013-14シーズンの良かった頃は、30ヤードを越えるアプローチショットが良い数字でした。しかし、それ以降はあまり良いシーズンはなく、代わってショートゲームでカバーするというシーズンが多くなっています。しかし、ここ最近はショートゲームも数字が良くありません。

ティショットに関しては良いシーズンと言えるものはなく、特にシャフトを重くして距離を稼ぐことを志向した2015-16シーズンからは「ティショットの貢献度」の数字は、さらに悪くなっています。

パッティングは本格参戦2シーズン目に少しずつ良くなっていたのですが、それも次第になくなり、今シーズンの「パッティングの貢献度」の数字は良くありません。

このようにプレー全体の中で平均的な選手よりもスコアを稼げるカテゴリーがなくなっているのが現状です。

その結果、全英オープンにトッププレイヤーが出場し、欧州メンバーもヨーロッパに戻っているため、PGAツアーで最も薄いフィールドとなるバーバソルチャンピオンシップでありながら、フィールド平均を7.606打も下回っています。

ホールアウト後のインタビューでは「ショットが良かったの唯一の救い」と話しています。しかし、パッティングの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)の-4.802で128位よりはややマシなだけで、ショット全体のスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は-2.804で108位と、下から数えた方が早い位置です。

しかも、トッププレイヤーのいないフィールドでの話です。もしこれで良いと考えているのなら、今後も厳しい戦いが続くことになるかもしれません。

バーバソルチャンピオンシップのフィールドのレベルと、入れ替え戦のレベルとに大きな差はありませんので、このままいけば入れ替え戦でも苦戦が予想されます。2013年に入れ替え戦で条件シードを獲得した時は、シーズン終盤に徐々に状態が上がっていましたが、今年は残念ながらそうではありません。

次の出場予定は翌週のRBCカナディアンオープンとなっています。全英オープン直後でWGCブリジストンとの谷間となるため、フィールドは薄いのですが、開催コースのグレンアビーは随所にウォータハザードが絡むショット力が要求されるコースです。

公傷制度でPGAツアーに出場できるのも残り2試合となりましたので、さすがに連続予選落ちの悪い流れは止めて入れ替え戦に出場したいところです。

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