石川遼が6連戦の3戦目となるファーマーズ・インシュランス・オープン2014に出場しています。
予選ラウンドはノースコースとサウスコースを使って行われますが、難易度が高いとされるサウスコースでのプレーでした。
結果は、4バーディ・1ダブルボギー・2ボギーのイーブンパーで63位タイスタートでした。良い結果とは言えないまでも、難易度の高いサウスコースでイーブンパーなら合格点と言えます。
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上位選手はほとんどがノースコースでプレーしていたプレーヤとなった初日
というのも、サウスコースでアンダパーでラウンドしたのは78人中12人だけだからです。そのため上位45人のうち、サウスコースのプレーヤーは5人だけです。
その中でスロスターターの石川遼が、イーブンパーなら十分と考えられるのではないでしょうか。
石川遼のファーマーズ・インシュランス・オープン2014の第1ラウンドのスコアカードです。
石川遼は初日インスタートでした。幸先良くバーディを奪いましたが、その後はダブルボギーに、2連続ボギーとスコアを落としました。
そのため一時は3オーバーまでいって、ズルズルいくかと心配しましたが、そこから見事に立て直しました。
この辺りが1年間の苦闘の末に身につけた石川遼のタフさです。
難易度の高いサウスコースで、このようなプレーができるのなら、明日のノースコースで爆発してくれるのではないでしょうか。
石川遼の初日のキースタッツは、フェアウェイキープ率が50.00%(66番目)、パーオン率が66.67%(60番目)、そしてパーオンした時の平均パット数(PUTTS PER GIR/28番目)となっています。
ショットはヒューマナ・チャレンジの時より、やや苦しんでいますが、難しいサウスコースでの数字ですので、悪くはないはずです。
そのかわりと言ってはなんですが、散々悩まされてきた、パッティングでは安定した数字が残っています。
パッティングさえ噛み合えば、上位にいけるだけのショットは持っていますので、明日のノースコースで今日と同じような数字が残せれば、十分に上位に顔を出せるのではないかと思われます。
明日の第2ラウンドは、ノースコースで現地時間午前9時50分、日本時間では1月25日午前2時50分のスタートです。
普通にプレーすれば予選通過は大丈夫だと思われますが、どうせならこのファーマーズで来季のシード権を確保できるくらいの成績を残して欲しいので、明日に貯金を大きく作りたいところです。
決勝ラウンドはサウスコースだけなので、ノースコースでどれだけ大きく貯金をつくるかも戦略上重要です。
石川遼の爆発に期待しています。