石川遼が2014年の初戦となるソニーオープン・イン・ハワイ2014に出場し、初日のプレーを終えました。
石川遼は2バーディ・5ボギーの3オーバーと苦しみ118位タイという苦しいスタートになりました。
ただ、予選通過ラインまでは3打差と十分に挽回が可能ではありますので、明日2日目の巻き返しに期待したいところです。
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昨年から続くパッティングの不調に苦しめられた初日の石川遼
ソニーオープン・イン・ハワイ初日の石川遼のホールバイホールです。
フェアウェイキープ率が28.57%と不安定でしたが、パーオン率が72.22%となっているように、アイアンショットは相変わらずキレていました。
しかし、とにかくパッティンが入らず、せっかくアイアンショットでバーディチャンスを多く外してし、そしてパーオンを逃すと、2パットでボギーということが繰り返された初日でした。
1メートルから2メートル前後のパットを本当に多く外していました。パッティングが並であれば、逆に3アンダーでもおかしくないくらいでした。
パッティングがスコアを下げていることが数字でも顕著に
今日の石川遼のPUTTS PER GIR(パーオンした時の平均パット数)は1.846で全体で144人中91番目でした。
さらに付け加えると、パッティングがスコアに貢献した度合いを示す指標であるSTROKES GAINED PUTTINGでは-2.596と133番目となっています。
このパッティングでは118位タイスタートになっても致し方ないというしかありません。
日本のゴルフ関連メディアが、石川遼がスロースタート克服を課題としてという報道をしていましたが、残念ながら、またもや出遅れてしまいました。
いつも、2日目以降にスコアを戻していくので、明日も期待しているのですが、首位とは10ストローク差あるので、優勝争いは簡単ではなくなりました。
20歳のPGAツアーの新人王のジョーダン・スピースが100ホール(たぶん130H?)以上連続で3パットをしていない記録が途切れたことが放送で伝えられていました。
ジョーダン・スピースが20歳ながら、PGAツアーで活躍できるゆえんがここにあります。
石川遼が、PGAツアーで優勝したり、ランキングで上位に行こうとするなら、やはりパッティングをもう少し改善したいところです。
このパッティングだと、レベルの上がったアイアンショットも活きてきませんし、結果としてトップ10入りはできても、優勝に届かないということが続きかねません。
とにもかくにも明日は巻き返して、予選通過ラインを突破してもらいたいですね。期待しています。