石川遼がザ・メモリアルトーナメント2014の2日目のプレーを終えました。
第2ラウンドは、1イーグル4バーディ、1ダブルボギー3ボギーの1アンダーでまわり、通算1アンダーで予選通過し、決勝ラウンドに進みました。
その石川遼のホールバイホール、キースタッツなどのプレー内容をまとめています。
スポンサーリンク
[googlead]
石川遼の第2ラウンドまでのホールバイホールは以下のとおりとなっています。
初日に引き続いて、イーグルあり、ダブルボギーありの出入りの激しいラウンドとなりました。
続いて観戦メモです。
もったいなかったのは3アンダーまでいきながら上がりの18番でダブルボギーとなってしまったことです。2アンダーなら37位、3アンダーなら24位で、トップ10が見える位置でしたので、攻めた結果ではあるのでしょうが、やや惜しまれます。
パッティングは良い調子で、7.5メートルのイーグルパット、8.7メートルのバーディパットを沈めるなど、パッティングでスコアを伸ばしたホールがあります。ただ、それでもパットのスコアへの貢献度(Strokes Gained Putting)が0.740とややプラスにとどまっています。
もちろんこの数字は良い数字なのですが、爆発するまでに至らなかったのは3メートルから4メートルのパットが沈めれていないためです。
バーディパットでは2.8mから4.5mの距離のバーディパットが6つ沈めることができませんでしたので、ロングパットを2つを沈めているにもかかわらず、パットのスコアへの貢献度がややプラスにとどまっています。
またショットも徐々には精度が上がっていますが、良かった頃のように2メートル以内のバーディチャンスを多くつくるほどには、ピンに絡むショットは打てていません。
昨シーズンから続いていたパッティングの問題は修正できていますが、ショットの精度はやや落ちてきている印象です。
ボギーの原因がパッティングではなく、ミスショットに起因することが多く、18番のダブルボギーではファアウェイバンカーからミスショット、5番のボギーはクリークに入れてしまいました。
しかし、全体的に調子が悪いというわけではなく、優勝争いをしようとするなら、もう一歩越えていく壁があるというだけです。ショットともパットも、両方ともにレベルは上がっていて、昨年の同じ時期の石川遼とは雲泥の差です。
アンダパーで決勝ラウンドに進み、48位タイとまだまだ上位を狙える位置と、次なる課題の克服に向けて前進しつつあることが感じられますので、頑張ってもらいたいです。
第3ラウンドはG.F.カスタノとのペアリングで日本時間の6月20日午後10時42分からのスタート予定となっています。
ザ・メモリアルトーナメント2014の第2ラウンドの結果
ザ・メモリアルトーナメント2014の第2ラウンドの上位選手の結果は以下のとおりとなっています。石川遼はまずはトップ10を捉えるためにも、68の4アンダーくらいでまわってくれることを期待してます。
1.ポール・ケイシー(-12)
2.バッバ・ワトソン(-9)
3.クリス・カーク(-8)
4.松山 英樹(-7)
4.マーティン・フローレス(-7)
6.トービヨン・オルセン(-6)
6.ハンター・メイハン(-6)
6.ライアン・ムーア(-6)
6.スコット・ラングリー(-6)
10.カミロ・ビジェガス(-5)
10.スコット・ブラウン(-5)
10.ブレンドン・トッド(-5)
10.ゲーリー・ウッドランド(-5)
10.アダム・スコット(-5)
10.ロバート・ストレブ(-5)
10.マーク・リーシュマン(-5)