石川遼がシェル・ヒューストン・オープン2014の第2ラウンドを終えて、前日の3アンダー38位タイから1アンダーに後退してしまいました。
首位とは大きく離れてしまい、優勝を狙うのは非現実的とな位置にまで落ちてしまいました。ただ、予選落ちにならなかったのは幸いと言えるでしょうか。
その石川遼のシェル・ヒューストン・オープン2014の第2ラウンドのホールバイホールとキースタッツなどの情報です。
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ショットもパットも一転して不安定になってしまった第2ラウンド
石川遼の第2ラウンドまでのスコアカードは以下のとおりとなっています。
バーディが先行したまでは良かったのですが、その後はバーディなしの3ボギーで、第2ラウンドは2オーバーとなっています。
キースタッツは以下のとおりとなっています。
- フェアウェイキープ率:64.29%/50.00%/Total 57.14%(80位T)
- パーオン率:83.33%/55.56%/Total 69.44%(48位T)
- ストロークス・ゲインド・パッティング:0.602/-2.695/Total -1.047(118位)
- パーオン時の平均パット数:1.800/1.900/Total 1.840(104位T)
数字が軒並み悪化しています。特にパット関連が一番悪くで、パットのスコアへの貢献度を示すストロークス・ゲインド・パッティングはマイナスになっていて、足を引っぱたことが明らかです。
また2日間通算でもストロークス・ゲインド・パッティングは-1.047で118位、パーオン時の平均パット数の1.840は104位タイと、予選通過できなくてもおかしくない数字でした。
石川遼の傾向としてスタッツと本人のコメントがかみ合っていなかったり、早い段階で自分のプレーを評価していたりすると、その次の日などにスコアを崩したりして、その後のラウンドがよくなくなったりということが見受けられます。
逆に地に足がついていて、「4日間ありますから」とか、「まずは予選通過を」という言葉が前面に出ているときは、4日間通じてスコアをコンスタントに伸ばして、上位に顔を出すことが多いように思います。
このメンタルのコントロールが上手くいっているときはコメントも程良いポジティブさなのですが、昨日のホールアウト後のコメントを見ていてやや心配になって取り越し苦労であれば良いなあと思っていたのですが、第2ラウンドでは悪い方に出てしまったようです。
マスターズ出場はもう非現実的な目標となってしまいましたが、予選通過はしていますので、決勝ラウンドでしっかりとプレーして、次につなげて欲しいですね。
ゴルフは止まっているボールを打ちますので、反射神経で処理する割合は低く、他の球技よりメンタルの影響が出やすいと言えます。技術はPGAツアーで十分に通用するレベルですので、あとはマネジメントとメンタルコントロールですね。
人間は思い込みや感情で、自分に都合よく物事を捉えてしまう傾向がありますので、数字で分析するという側面も大切ではないかと私は思っていますので、数字を多めにつかって、なるべく冷静に分析するようにしています。応援していると肩入れてしてしまって、冷静に判断できなくなりがちなので。
明日からの決勝ラウンドでは2日間ともアンダパーでまわって、上位に顔を出して欲しいですね。
コメント
やっぱり、ボギーを出してしまうのは響きますね!
最低パーで終わらないと、後が大変。予選通過は良かった~
今年の「マスターズ」は残念てすが、来年に向かって結果を出して下さい「シェル、ヒューストン」に集中して、少しでも上位に!!
次回戦に繋がるプレーを期待してます。。
地道に積み重ねて上位にいける実力がついてきているわけですから、良い意味で焦らずに頑張って欲しいですね。それは石川遼だけでなく、松山英樹もそうですが。また22歳で、これから先が長いわけですから、コツコツと研鑽を詰めば、将来は明るいと思います。