石川遼がシェル・ヒューストン・オープン2014の最終日にプレーを終えました。
最終日は3バーディ・2ボギーの1アンダーの71でまわり、通算3アンダーの31位タイでのフィニッシュとなりました。
アンダパーで最終ラウンドを終えたものの、前日より1つ順位を落としてのフィニッシュとなっています。
優勝は15アンダーで並んだマット・ジョーンズがプレーオフの末に、マット・クーチャーを破りPGAツアー初勝利を手にしています。
石川遼は31位タイでフェデックスカップ(FeDex Cup)ポイントを38ポイント獲得し、今季の通算ポイントを616としています。
また賞金では3万7952ドル(約392万円)を獲得して、今季の賞金を116万3632ドル(約1億2013万円)としています。
その石川遼の最終日のホールバイホールやキースタッツなどをまとめています。
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石川遼はパッティングの好調さでしのいだ最終日
石川遼の4日間のホールバイホールは以下のとおりとなっています。
続いて観戦メモです。
今日はパーオン率が50.00%と落ちていますので、バーディチャンスが多かったわけではないのですが、それを確実に沈めることができていました。10番と15番のバーディはそれぞれ4メートル超、6メートル超、そして長めのパーパットも沈めていましたので、1つだけではありますがスコアを伸ばすことができました。
もったいないと捉えるか、粘ってパーにまとめたと捉えるかはひとそれぞれかと思いますが、8番ホールのパー5では池に入れてしまい、パーとなっています。
4日間のキースタッツは以下のとおりとなっています。それぞれの項目の横にある数字が4日間通算で、その下の数字は4日間のそれぞれのラウンドの数字です。
- フェアウェイキープ率:53.57%(63T)
64.29%/50.00%/42.86%/57.14% - パーオン率:61.11%(68T)
83.33%/55.56%/55.56%/50.00% - パーオン時の平均パット数:1.750(28T)
1.800/1.900/1.600/1.667 - Strokes Gained Putting:0.599(25)
0.602/-2.681/1.875/2.598
ショットは初日は良かったものの、その後はやや安定性を欠きましたが、パットが良かった日は、スコアを伸ばせていることがわかります。
最終日はパーオン率が50%ジャストで、しかもピンそばにつけるようなショットが少なかったです。
このくらいの順位で良いのであれば、特に問題ないのですが、コンスタントにトップ10に入って、PGAツアーで優勝争いをしようとするなら、まだまだという感じでしょうか。
アプローチとパットは良かったので、パーオン率が60%を超えていたら、もう少し上を狙えていたのではないかと思います。
優勝争いのスコアが15アンダー前後で動いていたことを考えると、4日間で通算3アンダーは、悪くはないものの、及第点という結果です。
とりあえず優勝でのマスターズ出場はなくなり、招待出場があるのかどうかはわかりませんが、その次の4月17日から開催されるRBCヘリテイジには出場予定となっています。
丸山茂樹が指摘するように、周りにあおられずに、着実に地に足を着けて、頑張ってほしいものです。
シェル・ヒューストン・オープン2014の最終結果
シェル・ヒューストン・オープン2014の最終結果・リーダーボードは以下の表のとおりとなっています。