シュライナーズホスピタル・フォー・チルドレンオープン2016に石川遼が4年連続で出場します。
2013年の初出場の時は入れ替え戦で制限付きの出場権を獲得してのツアー参戦でしたが、ここで2位タイになることによって、そのシーズンを有利な立場で展開することができました。
その過去に実績のあるシュライナーズホスピタル・フォー・チルドレンオープン2016の優勝候補予想、パワーランキングで2位にランクされました。
PGAツアー公式サイトが優勝候補2番手にランク
PGAツアー公式サイト(PGATOUR.com)のロブ・ボルトン(Rob Bolton)氏によるパワーランキングは以下のとおりとなっています。
- ライアン・ムーア
- 石川 遼
- クリス・カーク
- スコット・ピアシー
- トニー・フィナウ
- ケビン・ナ
- ブレンダン・スティール
- ウィリアム・マクガート
- ケビン・ストリールマン
- ジョン・ラーム
- ビリー・ホーシェル
- ラッセル・ヘンリー
- グレイソン・マレー
- パトリック・ロジャース
- コディ・グリビー
石川遼に対するロブ・ボルトン氏のコメントの原文と翻訳は以下のとおりとなっています。
The (distant) co-runner-up in his debut here in 2013 has been ablaze for the last two months with five consecutive top 10s sparked by a win in his native Japan. T10 at CIMB.
管理人訳『2013年に初出場したこの大会で(首位との差はあったが)2位となった石川遼はこの2ヶ月の間、母国の日本で優勝をキッカケに5戦連続でトップ10となった。CIMBクラシックでは10位タイ』
RIZAP KBCオーガスタで優勝した後、フジサンケイクラシックで2位タイ、ANAオープンで3位タイ、日本オープンで7位タイという好成績をおさめ、PGAツアー復帰戦となったCIMBクラシックでは10位タイとなりました。
その好調さと2013年の初出場時には首位と6打差とかなり離されましたが2位タイとなった相性の良さを買われての2番手という高い評価となりました。
一昨年は28位タイとなったものの昨年は50位タイと順位を落としているところは気になるところではあります。
昨年はリッキー・ファウラーのような攻撃的なゴルフを志向し、シャフトを重くして飛距離を重視した結果、アイアンの精度に苦しみ思ったような成績は残せませんでした。
今年はすでにCIMBクラシックでトップ10フィニッシュをしていますし、先週はWGC-HSBCチャンピオンズで松山英樹が優勝し、サンダーソンファームズでは岩田寛が優勝争いに加わっての5位タイと日本人が優勝争いをしている良い流れにものりたいところです。
現在のエントリー状況では年内のPGAツアーで残っているOHLクラシックとRSMクラシックの両方共にエントリーをしていません。
PGAツアーの出場権を継続するには、公傷制度で認められた残り19試合でフェデックスカップ(FedExCup)ポイントを337.577ポイントもしくは賞金50万5788ドルを獲得する必要がありますので、ここでさらにポイントと賞金を稼いでくれることを期待しています。