【入れ替え戦】石川遼は40位でPGAツアー出場権獲得ならず|ウェブドットコムツアーチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報

石川遼がPGAツアーのシード権を失った選手と下部ツアーの選手とが来季のPGAツアー出場権をかけて争う入れ替え戦の最終戦となるウェブドットコムツアーチャンピオンシップ2017に出場します。

この入れ替え戦の4戦を終えた時点で「来季の出場権をすでに獲得している選手を除いた賞金ランクで25位以内」に入ることが必要なのですが、3試合を終えた時点で22位と圏内にはいるものの安泰とも言えない位置となっています。

最終戦で予選落ちをした時点で来季のPGAツアーの出場権は獲得できなくなることが濃厚で、予選通過をしたとしてもトップ25を外すと他の選手の動向次第となります。

詳しくは以下の「石川遼が来季出場権のために入れ替え戦の最終戦で必要な成績は?」で分析しています。

他の選手に左右されずに、来季の出場権を獲得するためにはトップ25が必要となりますので、まずは予選通過をして、その後に一つでも上の順位を目指すことが必要となるウェブドットコムツアーチャンピオンシップ2017の石川遼です。

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そのウェブドットコムツアーチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

石川遼のウェブドットコムツアーチャンピオンシップ2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:94位
第2ラウンドのプレー詳細速報:45位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:61位T
第4ラウンドのプレー詳細速報:40位T

石川遼の開幕前の直前情報

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石川遼の開幕前の直前情報です。ゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

当落線上にいる石川遼は「開き直れているし、楽しみがある。1年を通してやってきた自分の現状を知れる」と冷静に語った。

(中略)

予選落ちなしのこの3試合を「調子は決して悪くない。もちろん100%の自信は持てていないけど、シーズン中よりやっていて楽しさがあるし(内容に)納得感もある」と振り返り、「今週も自分のゴルフをできれば」と意気込んだ。

この日は寝違えによる首痛の影響もあり、パターとアプローチを中心にした約2時間30分の軽めの調整。開幕前日はプロアマ戦への出場予定もあり、「あすになると(首も)もっと良くなるし、コースも見られるので。木曜と金曜も使ってしっかり確認したい」と、周囲の不安を一蹴した。相棒の佐藤賢和キャディは、この日約8時間を使って入念なコースチェックを行うなどチーム一丸で準備を整えている。

2013年には賞金ランク13位で突破した入れ替え戦。「4年前より順位が悪くて悔しいけど、ここまで(状態が)悪くなったんだって率直に思う部分もある。悪い時期に、どれだけ自分と向き合うかだと思う」と話し、次のように続けた。「入れ替え戦では自分が上手くなるという意義を感じて出来ている。だからこそ苦しいけど、楽しさを感じる。自分はそういう意味での楽しさが大事。その気持ちでやっていきたい」

引用元:生き残りへ正念場 背水の石川遼「楽しみがある」

開幕前日の情報です。ゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

石川は開幕を翌日に控えたこの日、プロアマ戦に出場した。前日は首痛のため軽めの調整に終始しており、コースを回ったのは初めて。「伸ばし合いになる」とバーディ合戦を予想した。フラットな地形で飛距離は短く、柔らかいグリーンがボールの勢いを殺す。芝は短く刈り込まれてラフも少ない。天候次第ではあるが、ほかの選手も「(優勝スコアは)20アンダーを超える」と見込んだ。

警戒するのは、ウォーターハザードだ。特にアウトでは、6ホールで池が待ち受ける。2番ではフェアウェイ左に縦長に構え、ティショットに圧迫感を与える。6番、7番は連続で1打目に池のからむパー5。“行って帰ってくる”構造でバーディの求められる2ホールだが、石川は「フォローとアゲンストだと、ちょうど池がからんで難しくなる。風向き次第で変わる」と話した。
ただ、この日はフェアウェイをとらえて、池の障害を感じさせなかった。パーオンを続けてバーディを奪うなどショットは順調な仕上がり。「優勝する選手でも一回も(池に)入れないかというと、そうではないと思う。もちろん入れないようにしないといけないけど、良いポジションに打っていかないといけない」

「ここ(入れ替え戦)に来てからの方が良いゴルフができている」と自己評価する。「(第2戦で)トップ10に入って、次は優勝を目指したい気持ちはある。目標を達成するために何をしなきゃいけないか考えてやっていきたい」と力を込めた。

引用元:「心技体すべて試される」石川遼が運命かけたバーディ合戦へ

石川遼は予選ラウンドがサム・ソーンダース、スティーブ・ウィートクロフトとの組み合わせで、第1ラウンドが午後1時15分(日本時間9月29日午前2時15分)に10番ホールから、第2ラウンドが午前8時35分(日本時間9月29日午後9時35分)に1番ホールから、それぞれスタートする予定となっています。

ROUND1: 8バーディも「+4」「ダボ」が響き出遅れ

第1ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表の通りとなっています。

Webcom Tour Champ 2017_Ishikawa_R1_1

今日は八つのバーディを奪ったものの、ボギーが二つ、ダブルボギーが一つ、さらにクワドラプルボギー(+4)と出入りが激しくなり、イーブンパーでスコア伸ばす事できませんでした。

同じ組でプレーしたサム・ソーンダースが12アンダーで首位、スティーブ・ウィートクロフトが9アンダーで2位タイとなるなど、全体的に大きくスコアが伸びました。

そのためオーバーパーではないものの、順位は予選通過圏外の94位タイと大きく出遅れました。

PGA ツアーの生き残りをかけた入れ替え戦の最終戦の出だしはバーディースタートつたります。
さらに12番パー3でバーディを奪った後、13番でボギーを叩きますが、15番から17番まで3連続バーディを奪って4アンダーまで伸ばします。

チャンスホールの18番パー5では、バーディを奪えなかったものの一番パー4でバーディを奪い5アンダーまで伸ばします。
このまま勢いに乗りたいところでしたが、2番と3番で悪夢のような大きなミスが出てしまいます。

2番パー4ではティーショットを大きく左に曲げて池に入れてしまいます。ドロップした後の3打目は強く、グリーン奥にこぼれてしまい、パターでアプローチを試みますが、強すぎて2m近くオーバーしててしまいます。
この返しのボギーパットを決めれずダブルボギーで3アンダーに後退します。

それ以上のダメージとなったのが3番パー3ではウォーターハザードに二度入れる痛恨のミスによるものでした。
ティショットがやや右に出てしまい、ラフに着弾したものの、短く刈り込まれた池への傾斜につかまりウォーターハザードとなります。

ドロップした後の3打目はショートサイドのピンを狙いすぎた結果、ダフってしまったようで傾斜をこることができず、池に転がり落ちてウォーターハザードとなってしまいました。

5打目はセーフティに行った結果、4m-5mオーバーして決めることができずクアドラプルボギー(+4)を叩き、貯金を吐き出すだけでなく、1オーバーの100位台まで後退することなってしまいました。

それでも6番と7番がパー5のチャンスホールで、9番パー4も難易度が14番目とやさしいためスコアを挽回するチャンスがありました。
6番パー5ではバーディを奪ってイーブンに戻したものの、、7番パー5では取りこぼしてしまいます。
8番パー3ではティーショットでグリーンをとらえられず2パットのボギーを叩いてしまい、再び1オーバーに後退して浮上できません。

上がりホールの9番でバーディを奪い、何とかイーブンに戻したものの、バーディ合戦の中では物足りないスコアで94位タイと大きく出遅れました。

フェアウェイキープ率は69.23%(9/13)と数字そのものは悪くないのですが、距離が短くドライバーを握る回数も少ないためフィールド全体で数字が高くなっています。
そのためフィールド全体の中では87位と平均を下回っています。

パーオン率は77.78%(14/18)と悪くない数字ではあるのですが、初日でトップが2桁アンダーに乗るようなバーディ合戦では今一歩です。
フィールド全体では39タイと平均を超えているものの、上位で戦うには物足りない数字です。

パーオン時の平均パットが1.571と良い数字だったので、フィールドで2番目となるバーディ8個を奪うことができましたが、ショットのミスの幅が大きく、3回もウォーターハザードに入れたことが響きました。
2番はボギー、3番はボギーもしくはダブルボギーに止めることができるもので、焦りを感じさせる判断ミスが続いた2ホールだったように見受けられました。

明日は午前スタートのため巻き返しのチャンスはありますが、予選カットラインは4アンダーくらいにはなる見込みで、明日の天候次第ではもう少し上がる可能性があります。
最低でも4アンダー、できれば5アンダーを出してホールアウトしたい状況で、今日のように大きなミスをしてダブルボギー以上叩くことは致命的なダメージとなります。

スコアを大きく伸ばすことを目指すことになりますので、ショットの選択はリスクが高いものが多くなると予想されます。
できればもう少し楽な状況で2日目を迎えたいところでしたが、残念ながらそれはできませんでした。

これまでの入れ替え戦の開催コースはウォーターハザードがほとんどないと言っても差し支えないものでした。
そのためミスが出ても大きくスコアにダメージを与えることが少なかったのですが、それでもOBは幾度か出ていましたので、理想を言えば今週に来季出場権の決着を持ち越さないのがベストでした。

予選落ちをすれば、その時点で来季のPGAツアーの出場権獲得は、絶望的な状況となりますので、悔いの残らない第2ラウンドにしてくれることを期待しています。

ROUND2: 45位タイで決勝ラウンドに望みをつなぐ

第2ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっております。

Webcom Tour Champ 2017_Ishikawa_R2

今日は8バーディ、2ボギーの65でプレーして6アンダーまで伸ばし暫定30位タイでプレーを終えました。
予選通過はこれからスタートする午後組も全体的にスコアは伸びたため、順位は45位タイまで落としましたが、決勝ラウンドへ進出しました。

今日は昨日崩れる原因となった2番パー4と3番パー3を前半で迎えることになりましたが、無難にパーで通過します。
スタートしてから5ホール連続でパーを並べたあと、チャンスホールの6番パー5と7番パー5で連続して2オンに成功し、イーグルこそなかったものの、連続バーディーで2アンダーまで伸ばします。

さらに9番パー4ではグリーンのカラーからバーディを奪い、3アンダーまで伸ばしてハーフターンとなります。
伸ばしたい10番パー5ではグリーン周りのバンカーにつかまり4オン1パットのパーに終わりますが、11番パー4、12番パー3で連続バーディ奪い5アンダーまで伸ばします。
その後は、ボギーとパーティーを繰り返して予選通過圏内の5アンダーまで伸ばして18番パー5を迎えます。

18番パー5は545ヤードと距離は短いものの、ウォーターハザードがティからグリーンまでの左サイドに続くホールとなっています。
ティショットはフェアウェイ、セカンドショットはファーストカットとウォーターハザードに入れることはなく3打目でグリーンを捉え、このラウンド8つ目のバーディを奪い6アンダーまで伸ばしてホールアウトしました。

フェアウェイキープ率は76.92% (10/13)と昨日の69.23% (9/13)より良くなったものの、パーオン率は77.78% (14/18)から72.22% (13/18)とやや数字を落としました。

しかし、パーオン時の平均パットは1.615と引き続き安定した数字で、ショットも昨日のような大きなミスはなく、4つあるパー5のうち3ホールでバーディを奪うなど伸ばすべきところで伸ばすことができました。

ホールアウト後の30位タイより順位が落ちて45位タイとなりましたが、来季出場権を獲得できるトップ20からトップ25を視界に入れることができるようになりました。

死守ラインをまずは越えましたので、残り2日間の戦いも乗り越えていきたいところです。
残り2日間で15アンダーを越えれば、来季出場権を獲得できると予想されますので、そこをクリアできるように頑張ってくれることを期待しています。

ROUND3: 出入りの激しいゴルフで2ストローク落とし出場権が遠のく

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第3ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Webcom Tour Champ 2017_Ishikawa_R3

今日は6バーディ、2ダブルボギー、4ボギーと2ストローク落として通算4アンダーの61位タイに後退しました。

出だしの3ホールでダブルボギーとボギーで3ストローク落として大きくつまずきます。
その後はバーディを奪ってスコアを戻せそうになると、ボギーを叩いて後退する一進一退を繰り返しながら、何とかスタート時点の6アンダーに戻しました。
しかし、その直後にダブルボギー、ボギーを叩いて2ホールで3ストローク落としてしまい、その後はチャンスホールもモノにできず最終ホールでバーディを奪うのが精一杯という結果となりました。

今日はフェアウェイキープ率は76.92% (10/13)と昨日と同じ数字なのですが、パーオン率は61.11% (11/18)と初日と2日の77.78% (14/18)から数字を落とすなど、アイアンの精度に難があったことが、この数字だけでもうかがい知れます。
ただ、数字が示す以上にアイアンが不安定だったようで、11番ではフェアウェイからのセカンドを大きく曲げ、2番ではフェアウェイからのセカンドをウォーターハザード、3番パー3ではティショットをウォーターハザードに入れてしまったりして、ダブルボギーを叩くなど大きなミスが出てしまいました。

積極的に攻めた結果だとは思われますが、最初の3ホールで3ストローク落としたことにより、リスクの高いショットの選択が多くなった影響のためか、バーディを多く奪いましたが、その直後にボギーを叩くことが目立ちました。
1番痛かったのは18番と1番の連続バーディでスタート時の6アンダーに戻した直後に、今日の出だしを再現するかのようにダブルボギーとボギーを叩いて再び3アンダーまで後退してしまったことでした。

この第3ラウンドの結果、順位は60位台まで後退し、賞金ランキングもこのままの順位であれば30位台まで落ちることになりました。
天候が不安定なためビッグスコアこそ減りましたが、上位陣は着実にスコアを伸ばし、第3ラウンドを終えた時点でトップ20からトップ25は11アンダーに達しています。
明日も天候は不安定ですが、上位は順調に伸ばすことが予想されるため、来季出場権を獲得するには、最終日に8アンダーから9アンダーという爆発的なスコアが必要なところまで差がついてしまいました。

初日に涙を流した後、2日目終了後に「このスコアで回れる自信はあった。6アンダーでぎりぎり予選通れるかと思っていたので、できれば7~8まで行ければと思ったんですけど(ALBA)」「ここからは絶対に前に進もう、上に上がろうという気持ちしかない。それをやりとげる自信もあるし、だからこそ今日の6アンダーというスコアもホッとしてる気持ちは全くない(日刊スポーツ」と一転して強気の発言をしていました。

しかし、今年は第2ラウンド後のようなコメントをした後に崩れる傾向がありましたし、このような両極端なメンタルの動かし方をすると次のラウンドで良くない影響が出るのではないかと懸念されました。
自分の言葉が必要以上な重しとなりますし、メンタルをポジティブとネガティブの両方に大きく揺り動かすことになり、逆に戻る作用を生み出してしまうことがあるためです。
どのような結果につながるのか注目していましたが、残念な方向に働いてしまった3日目でした。

ハマれば爆発的なスコアが出るコースではありますが、最終日も天候が不安定なため、予選ラウンドに比較すればスコアを伸ばしにくくはなると予想されます。
それでも8アンダー、9アンダーを目指せばリスクの高いマネジメントになると思われますが、ダブルボギー以上を叩けば、その時点でほぼ難しくなります。
最終ラウンドは厳しい戦いとなりそうですが、悔いの残らないプレーをしてくれることを期待しています。

最終ラウンドの石川遼はアンドリュー・ループ、アダム・シェンクとの組み合わせで午前9時12分(日本時間10月1日午後10時12分)に10番ホールからスタート予定となっています。

ROUND4: スコアを伸ばすも出場権には5打及ばず

ハリケーンの影響により順延を繰り返したのですが、最終的には月曜日に最終ラウンドを行うことになりました。

以下はALBAからの引用です。

1時間ずつ順延すること実に5回。最後の順延は現地時間午前11時に12時45分スタートということだったが、12時になりこの日の競技はキャンセルに。コースでは現在でも暴風雨が続いている。最終ラウンドは月曜日の7時45分スタートに持ち越されることとなった。
明日は雨は止む模様だが、強風は続く予報。シードをかけての戦いが一日延び、選手たちは複雑な気持ちで午後と一夜を明かすことになりそうだ。

引用元:ノーイースター襲来、ウェブドットコムツアー選手権の最終ラウンドは月曜日に持ち越し

それに伴い組み合わせも変更されブレット・ドルウィット、ブレット・ステックグマイヤーとの組み合わせで午前9時17分(日本時間10月2日午後10時17分)に10番ホールからスタート予定となっています。

すでに来季の出場権が確定していたり、出場権獲得が絶望的な選手の数名が、棄権することを選択したため61位からではなく、繰り上がって53位からのスタートになる見込みです。
強風の予報でスコアが伸び悩む可能性がありますが、それでも7アンダーを出すことは最低ラインとなりそうです。

最終ラウンドのプレー内容

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最終ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Web,com Tour Championship2017_Ishikawa_R4

5バーディ、ノーボギーで5ストローク伸ばして9アンダーとしたものの、全体的にスコアが伸びていたため40位タイに浮上するにとどまりました。

フェアウェイキープ率は76.92% (10/13)、パーオン率は77.78% (14/18)とまずまず安定した数字ではありましたが、爆発的なスコアが欲しい状況を考えると、さらにもう一歩欲しいところでした。
パーオン時の平均パット数は1.714と及第点ではあるのですが、4日間では1番悪い数字となり目指したようなスコアには届かない原因の一つとなっています。

4日間トータルで見るとバーディは27個と量産し、フィールド全体で2位となるなど、こちらでは十分な数字となりました。
その一方でボギーは8個で55選手中38位と平均を下回り、さらにダブルボギーは3個で53位タイ、トリプルボギー以上は1個で51位タイとフィールドの下から数えて早いところに沈みました。
特にトリプルボギー以上のカテゴリーでは+4(クアドラプルボギー)を叩いていますので、バーディを帳消しにするような大きなミスが目立ちました。

バーディ合戦のコースのためバーディを多く奪うことが必要ではありましたが、ボギー、ダブルボギー、トリプルボギーといったものが出てしまえば意味がなくなります。
この問題はPGAツアー本格参戦以降の石川遼にとって課題であり続けてきましたし、それに加えて今季はバーディ率も157位と下位に沈んでいました。

入れ替え戦ということでPGAツアーに比較すれば距離も短く、セッティングも緩めのコースが多かったためバーディが奪えていましたが、それでもミスの幅が大きく、トップ10でのフィニッシュが4戦で1回にとどまる原因ともなりました。

最終的にPGAツアー出場権が獲得できる25位のラインが4万ドルを越える4万625ドルとなりました。
石川遼の最終戦は40位タイにとどまったため賞金4,300ドルしか上積みできず、3万4962ドルにとどまった結果、賞金ランキングは22位から31位に落として入れ替え戦を終えることになりました。

最終戦で来季出場権を獲得するためには14アンダーまで伸ばして16位タイでフィニッシュすることが必要だったことを考えると、3つのダブルボギー、そしてクアドラプルボギーが大きなダメージとなったことは否定できません。

一つの大きな分岐点となったのが9位タイとなったアルバートソンズ・ボイジーオープンでした。
このトーナメントで2万2375ドルを獲得したのですが、もう1打伸ばせていれば5位タイで3万5125ドルを獲得できていたため、最終戦を待たずに来季の出場権を確実にできていました。

しかも、このアルバートソンズ・ボイジーオープンの最終日の18番では、決めることができる距離のバーディパットを外して9位タイとなっています。
このシーンを目にした時に、来季の出場権が確実にできるチャンスを逃したことが、後々に響かなければ良いなと思いました。
入れ替え戦4戦の成績が50位タイ、9位タイ、33位タイ、40位タイという結果になっていますので、終わってみれば、コースとの相性が良かったアルバートソンズ・ボイジーで決めきることができなかったのが痛かったと考えられます。

PGAツアーでのレギュラーシーズンのフェデックスカップ(FedExCup)ランクで126位から150位にランクされていれば、今年の岩田寛のようにPGAツアーのステータスを残すことができたのですが、175位に終わったため入れ替え戦が最後の望みでした。
しかし、入れ替え戦では出場権獲得ラインの賞金ランク25位に入ることができなかったため、完全にPGAツアーでのステータスを失うに至りました。

今後、完全にアメリカから撤退して日本ツアー(JGTO)に専念するのか、それともファイナルズの結果により獲得できたウェブドットコムツアーの出場資格を生かして、下部ツアーで戦うのかはわかりません。
ただ、一旦アメリカから完全撤退すると、再びPGAツアーに挑戦するためには、四大メジャー、世界ゴルフ選手権、スポット参戦したPGAツアーでトップ3フィニッシュ。もしくはトップ10フィニッシュを数回重ねてスペシャルテンポラリーメンバーになる。
そうでなければウェブドットコムツアーに出場するためにQTを受けるところからスタートする必要があります。

前者の場合は時間は短縮できますが、簡単に残せるような成績ではありませんし、ある程度の運やめぐり合わせも必要です。
後者の場合はQT、ウェブドットコムツアーで1シーズン、ウェイブドットコムツアーファイナルズ進出、PGAツアーの条件付きシードといたステップを踏む必要に迫られます。

岩田寛とは異なり、年齢も26歳と若く、大手企業のスポンサーもついていますし、2018年まではJGTOのシード権も残っていますので、彼が公言しているようにメジャー制覇を成し遂げたいのであれば、アメリカで挑戦し続けるほうが良いのではないかとは考えられます。

ホールアウト後に「年内は日本ツアーに出ていく」と明言していますが、その後、どのような選択、決断をしていくのか注目していきたいと思います。

以下はゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

「自分が招いた結果。悔しいですね」と落ち着いた様子で語った。

「年内は日本ツアーに出ていく」と明言。2013年から本格参戦した米ツアーに一区切りつける形となるが、「苦しかった。自分の力をまったく信じることができなかった。もがいてやってきた」と振り返った。一方で「今後にぶつけていきたい」と力を込めた。

次戦は「日本オープン」(10月12日~)となる。その後は「どの試合に出るかは決めていない」とした。2015年の日本タイトル「JTカップ」を制しており、国内では来季までのシードを保持している。

来季の米下部ウェブドットコムツアーの出場権は獲得しており、「いろいろ整理して考えていない。まだ決めてはいないけど、世界中に出場権があるのは恵まれている」と、日本ツアーのオフ期間の米下部ツアー出場を示唆した。

引用元:石川遼 5年間の米ツアー挑戦「苦しく、もがいていた」

日本ツアーは2月にアジアンツアーとの共同開催がありますが、それ以降のスケジュールは空白が多く、9月になるまでは日程にかなり余裕があります。
そのためウェブドットコムツアーでプレーしながら、フィールドが薄くなるPGAツアーの裏開催にエントリーしたり、主催者推薦を頼りにPGAツアーに出場するという道になる可能性が高いようです。

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