石川遼がウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンで予選落ちし、次週のAT&Tペブルビーチナショナルプロ・アマのトーナメント直前に出場を回避し、そのままPGAツアーを離脱しました。
AT&Tペブルビーチプロアマが2月11日からの開催だったため、もう間もなく離脱から4ヶ月になろうとしています。
この4ヶ月はPGAツアーの公傷制度(メディカルエクステンション)を申請する上で、メジャーメディカルエクステンションになるのか、それともマイナーメディカルエクステンションになるのか、境目となります。
いまだ復帰のスケジュールについては、断片的にメディアが伝えるものの、正式な発表はなされていません。
そこで、今後のPGAツアーと日本国内ツアー(JGTO)のスケジュールを比較しながら、PGAツアー復帰までのシナリオを予想してみたいと思います。
目次
石川遼はいつからツアーに復帰してプレーするのかについての予想
4ヶ月以上離脱した場合に、メジャーメディカルエクステンションを申請できるのですが、こちらのほうがマイナーメディカルエクステンションよりも有利な立場で、資格が延長されますので、現状では復帰は4ヶ月を過ぎてからになると見込まれます。
現状では承認されるかどうかは定かではありません。
ですが、仮に承認されない場合には、2015-16シーズンの残り試合でシード権ラインに到達する必要があるため、復帰をある程度急ぐ必要があります。
そうなると予想される1つ目のシナリオが、(1)4ヶ月を過ぎてから最短となるPGAツアーのクイッケンローンズナショナルでの復帰です。
最短では6月16日の全米オープンゴルフでちょうど4ヶ月を過ぎることになるのですが、出場権を持っていないため、現実的には翌週のクイッケンローンズナショナルからとなります。
ただし、公傷制度が認められた場合には、19-20試合程度出場資格が延長される上に、リハビリとして5試合程度他のツアーに出場できるため、いきなりPGAツアーに復帰せずに、日本ツアーで数試合に出場してからというプランもあることが、複数の日本メディアで報じられています。
以下はスポニチ電子版からの引用です。
米ツアーの公傷制度は2種類あり4ヶ月以上の離脱が対象のメジャー・メディカル・エクステンションが認定されれば石川は来季19試合程度、賞金シードなどに次ぐ優先順位で出場権が得られる。そのため来季出場権を心配せずリハビリに専念できる。また同制度では米ツアー復帰前に5試合まで他のツアーへの出場が可能。日本で実戦復帰してから米ツアーに参戦するプランも浮上する
引用元:スポニチ電子版・2016年5月9日
公傷制度では5試合のリハビリ出場が認められていて、それを最大限に使う場合には国内ツアーで5試合出場することになります。
そうなると問題になるのがPGAツアーと日本国内ツアーのスケジュールの兼ね合いです。以下はその2つのツアーのスケジュールを比較した表です。
日程 | US - PGA TOUR | JGTO(日本国内ツアー) |
---|---|---|
01.07-01.10 | ヒュンダイトーナメント | -- |
01.14-01.17 | ソニーオープン・イン・ハワイ | -- |
01.21-01.24 | キャリアビルダー・チャレンジ | -- |
01.28-01.31 | ファーマーズインシュランスオープン | SMBCシンガポールオープン |
02.04-02.07 | WMフェニックス・オープン | レオパレス21ミャンマーオープン |
02.11-02.14 | AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ | -- |
02.18-02.21 | ノーザントラストオープン | -- |
02.25-02.28 | ザ・ホンダクラシック | -- |
03.03-03.06 | WGC-キャデラックチャンピオンシップ | -- |
03.03-03.06 | バルスパーチャンピオンシップ | -- |
03.17-03.20 | アーノルドパーマーインビテーショナル | -- |
03.23-03.27 | WGC-デルマッチプレー | -- |
プエルトリコオープン | -- | |
03.31-04.03 | シェル・ヒューストンオープン | -- |
04.07-04.10 | マスターズトーナメント | -- |
04.14-04.17 | RBCヘリテージ | 東建ホームメイトカップ |
04.21-04.24 | バレロテキサスオープン | パナソニックオープン |
04.28-05.01 | チューリッヒクラシック | 中日クラウンズ |
05.05-05.08 | ウェルズファーゴチャンピオンシップ | -- |
05.12-05.15 | ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ | -- |
05.19-05.22 | AT&Tバイロンネルソン | 関西オープン |
05.26-05.29 | コロニアルナショナルインビテーショナル | ミズノオープン |
06.02-06.05 | ザ・メモリアルトーナメント | 日本ゴルフツアー選手権 |
06.09-06.12 | フェデックスセントジュードクラシック | -- |
06.16-06.19 | 全米オープンゴルフ | -- |
06.23-06.26 | クイッケンローンズナショナル | ISPSハンダグローバルカップ |
06.30-07.03 | WGC-ブリジストンインビテーショナル | セガサミーカップ |
バラクーダチャンピオンシップ | -- | |
07.07-07.10 | ザ・グリーンブライヤークラシック | 日本プロゴルフ選手権 |
07.14-07.17 | 全英オープンゴルフ | -- |
バーバソルチャンピオンシップ | -- | |
07.21-07.24 | RBCカナディアンオープン | ダンロップ・スリクソン福島オープン |
07.28-07.31 | 全米プロゴルフ選手権 | -- |
08.04-08.07 | トラベラーズチャンピオンシップ | -- |
08.11-08.14 | オリンピックゴルフ男子競技 | -- |
ジョンディアクラシック | -- | |
08.18-08.21 | ウィンダムチャンピオンシップ | -- |
08.25-08.28 | ザ・バークレイズ | RIZAP KBCオーガスタ |
09.01-09.04 | ドイツバンクチャンピオンシップ | フジサンケイクラシック |
09.08-09.11 | BMWチャンピオンシップ | -- |
09.15-09.18 | -- | ANAオープン |
09.22-09.25 | ツアーチャンピオンシップ | ダイヤモンドカップゴルフ |
09.29-10.02 | ライダーカップ | トップ杯東海クラシック |
10.06-10.09 | -- | HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF |
10.13-10.16 | セーフウェイオープン | 日本オープンゴルフ選手権 |
10.20-10.23 | CIMBクラシック | ブリヂストンオープン |
10.27-10.30 | WGC-HSBCチャンピオンズ | マイナビABCチャンピオンシップ |
サンダーソンファームズ | ||
11.03-11.06 | シュライナーズオープン | HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP |
11.10-11.13 | OHLクラシック | 三井住友VISA太平洋マスターズ |
11.17-11.20 | RSMクラシック | ダンロップフェニックス |
11.24-11.27 | -- | カシオワールドオープン |
12.01-12.04 | ヒーローワールドチャレンジ(仮) | ゴルフ日本シリーズJTカップ |
5月25日時点では、ミズノオープン、日本ゴルフツアー選手権が近い開催日程ですが、いずれもエントリーしていません。
離脱してから4ヶ月を過ぎた時点で、日本で開催されるのが6月23日からのISPSハンダグローバルカップ、6月30日からのセガサミーカップ、7月10日からの日本プロゴルフ選手権の3試合となります。
2つ目のシナリオは、この(2)6月23日から開催のISPSハンダグローバルカップから復帰する、というものです。
この日本での3試合を慣らし運転として出場し、出場権を持っていない全英オープン(7/14-7/17)の翌週に開催されるRBCカナディアンオープン(7/21-7/24)からPGAツアー復帰というのが1つ予想されるシナリオです。
このシナリオを選んだ場合に2015-16シーズンのPGAツアーに出場できるトーナメントは、全米プロゴルフ選手権は出場権を有しないため、トラベラーズチャンピオンシップ、ジョンディアクラシック、ウィンダムチャンピオンシップと数は少なくなります。
このシナリオを選んだ場合に今季中にシード権を確定させるには、復帰後の5試合で400ポイント、もしくは賞金で70万ドルを稼ぐ必要があるなどハードルがかなり高いため、メディカルエクステンションを使用する可能性が大で、延長された出場資格の試合数の大半を来季に持ち越すことになります。
もうひとつ予想されるシナリオが(3)8月25日から開催される日本ツアーのRIZAP KBCオーガスタから復帰するというものです。
RIZAP KBCオーガスタ(08.25-08.28)、フジサンケイクラシック(09.01-09.04)、ディフェンディングチャンピオンとなるANAオープン(09.15-09.18)、ダイヤモンドカップゴルフ(09.22-09.25)、トップ杯東海クラシック(09.29-10.02)の日本ツアー5試合に出場し、一週オープンウィークを挟んで、PGAツアーの2016-17シーズン開幕戦となるセーフウェイオープンからPGAツアーに復帰するというものです。
石川遼の弟がRIZAP KBCオーガスタの出場権を手にしたことが報じられた日刊スポーツ電子版の5月5日付の記事では、以下のように伝えられていました。
腰を痛めて2月から米ツアーを離れ、日本で治療とトレーニングを続けている遼は国内で数試合に出てから米国に戻るプランもある。復帰の時期次第ではあるが、2人そろって出場する可能性もゼロではない。
引用元:日刊スポーツ電子版・2016年5月5日
この3つ目のシナリオが復帰のスケジュールとして可能性があるということが、この報道からもわかります。
このように現時点で想定される3つのシナリオについて書いてきたのですが、それぞれのシナリオには長所と短所がそれぞれあります。それを次に見ていきたいと思います。
(1) 4ヶ月を過ぎてから最短となるPGAツアーのクイッケンローンズナショナルでの復帰
2016年はオリンピックが開催されるため変則的な日程となり、メジャー、WGCなどのビッグトーナメントと通常開催のトーナメントが交互に開催されます。
一ヶ月でメジャー2回に加えて、WGCやオリンピックもあるなど、ビッグトーナメントの翌週は、そのまま次のビッグトーナメントの開催前週となるなど、世界ランクのトップ50にいる選手にはかなりハードな日程で、連戦がしにくくなっています。
そのため世界ランクのトップ50以内のトッププレイヤーが出場する表街道と、それ以外の選手が出場する裏街道に別れます。
そのためフェデックスカップ(FedExCup)ポイントが500ポイント設定でありながらフィールドが薄い、ポイントの稼ぎやすいトーナメントが増えることになります。
この1番目のシナリオを選んだ場合にはクイッケンローンズナショナル、ザ・グリーンブライヤークラシック、RBCカナディアンオープンなど500ポイント設定でありながら、300ポイント設定並みの薄いフィールドに多く出場できることになります。
このシナリオを選んだ場合には、ポイントを稼ぎやすいと考えられるPGAツアーのトーナメントに多く出れることになりますので、19-20試合で400ポイント、70万ドル程度が必要な石川遼にとっても魅力的なものです。
ただ、問題は試合感覚が鈍っている状態でありながら、ぶっつけでPGAツアーに復帰した場合には、試合勘を取り戻すために延長された試合数を消化してしまい、勝負できる試合数が少なくなってしまう可能性があるのが難点となります。
(2) 6月23日から開催のISPSハンダグローバルカップから復帰する
このシナリオを選んだ場合には、日本で3試合程度出場ができ、試合勘を取り戻すのに良い慣らし運転になると考えられます。
ただ、問題なのは500ポイント設定でありながらフィールドが薄くなると予想されるクイッケンローンズナショナル、ザ・グリーンブライヤークラシックに加えて、300ポイント設定ではありますがフィールドが薄いバラクーダチャンピオンシップとバーバソルチャンピオンシップも出場できないということです。
この2つ目のシナリオは試合勘を取り戻すには良いものの、ポイントが稼ぎやすくなるトーナメントをミスミス逃すことにはなります。
新シーズンの年内のトーナメントは比較的フィールドが薄めになるのですが、フェデックスカップ(FedExCup)ポイントを重視する傾向が強まり、年々、トッププレイヤーの出場が増えつつ有ります。
また、ウェブドットコムツアーの入れ替え戦から昇格したイキの良い若手選手もPGAツアーに加わるため、そういった点でも油断はできません。
(3) 8月25日から開催される日本ツアーのRIZAP KBCオーガスタから復帰する
このシナリオを選んだ場合のメリットは、PGAツアーから与えられている5試合のすべてをリハビリ運転、試合勘を戻すための日本ツアー出場に使えることです。
より多くの調整時間と機会を手にできるという点ではメリットのあるスケジューリングです。
その一方でデメリットはオリンピックによる変則日程でポイントが稼ぎやすくなると予想される2015-16シーズンの500ポイント設定のトーナメントを全部逃してしまうことです。
その上でフィールドがどうなるか読みにくい新シーズン(2016-17)で結果を残すことにかけることになりますので、不確定要素が増えていくことになります。
どのシナリオも一長一短で、どれもベストとは言い難い現状
どのシナリオを選んでも一長一短があるため、どれがベストとも言い難いものがあります。
また問題なのは日本ツアーの出場が、PGAツアーでの準備に繋がるのかという点です。
日本ツアーとPGAツアーのコースでは、セッティングの難易度、使用されている芝、天候などの環境などが、あまりに違いすぎるため、例え日本ツアーで結果が出ても、PGAツアーでの結果につながるかは微妙です。
少なくともこれまでの例を見ると、日本ツアーの実績がPGAツアーの実績に繋がることは全く無いわけではないのですが、どちらかと言えば稀なケースです。
また、もう一つ問題なのはシード権ラインが上がる可能性があがることです。
昨シーズンは賞金が74万7,899ドル、ポイントが458ポイントだったのですが、今季は変則日程のため例年は出場が簡単ではないインビテーショナル形式のトーナメントに下位の選手も多く出場しています。
そしてそれらの選手がポイントを稼ぎやすいトーナメントがこれから多くなってきますので、より125位ラインの争いが激しくなり、これからボーダーラインが上がる可能性があります。
現時点ではこのボーダーラインの推移が、昨年とほぼ同じなのですが、それだけに表街道と裏街道に分かれる時期に、一気にハードルが上昇する可能性が否定できません。
もちろん復帰して優勝すれば問題は解決します。
しかし、故障離脱前の2015-16シーズンのPGAツアーの成績が6戦で予選通過が3回で、その3回も50位タイ、35位タイ、MDF(84位タイ)であること。
そして2016年だけで見るとは予選落ち2回、MDFは1回だったため、今季の獲得ポイントは55ポイントで、賞金は6万2,102ドルにとどまっていること。
などを考えると、故障からの復帰したばかりの選手が、これまでよりはるかに良い成績をいきなり残すというのは、やや楽観的すぎる予想ではないかと言えます。
メディカルエクステンションが認められた場合でも19-20試合という限られた試合数で400ポイント、70万ドルを稼がないといけませんので、その出場スケジュールも非常に重要になります。
想定される3つのシナリオについて考えてきましたが、あくまでも予想にすぎず、これ以外のシナリオも当然のことながら存在します。どのような戦略でPGAツアーのシード権を確保する道を見出していくのか、今後の決断が注目されます。
コメント
golfさん、いつも詳細な分析を有難うございます。石川選手の復帰が近くなってきたようですね。
昨年のクイッケンローンズでは一時は初優勝!という期待を抱かせてくれたので、ぜひ出場して欲しいですね。
本人も言うように松山選手に置いて行かれた感じですが、それくらいの方が意識せずにプレーできるのではないでしょうか。
10代の活躍を見るとポテンシャルは相当のものだと思っています。ジャンボ尾崎が復活後に強くなったように石川選手にも復活を期待します。
使える制度はしっかり使って、シードの維持を図ってほしいと思います。
ryoumaさん、コメントありがとうございます。
クイッケンローンズは昨年とは開催コースが違うため、残念ながら昨年の成績は参考になりません。コングレッショナルをどの程度の厳しさにするかによるのですが、一昨年にコングレッショナルで開催された時はジャスティン・ローズの4アンダーが優勝スコアだったので、かなりタフなコースではあります。
もう今は24歳で10代は5年以上も前の話になります。。その時のことを振り返ってポテンシャルを云々してみたところで、PGAツアーのシード権確保につながるのでしょうか。10代の頃を振り返ってどうこうというよりも、24歳の現在地でできることをしっかりやることが大切ではないかと思います。そしてその10代は日本は別として、世界で活躍していたかというとメジャーでの成績を見る限り、そうだとは言えなくないですか?あとはジャンボ尾崎は日本ツアーの話で、PGAツアーでは通用しませんでした。やや話がごちゃまぜになっているように思います。ここではPGAツアーについて書いています。
ryoumaさんが以前にも数回コメントしてくださっていましたが、その内容では日本ツアーとPGAツアーを同等に扱っているようなところがありました。申し訳ないのですが私はそう思っていません。日本の国内メジャー覇者の、海外での成績を見ればそれは明白だと思いますし、日本ツアーとPGAツアーを同等に考える海外のアナリストや専門家は、ほぼいないのではないかと思います。少なくとも私はそういう内容を見たことはありません。
5年以上の前の成績で期待するよりも、今の現在地から努力するほうが目の前の壁をクリアするには効率的ではないかと思います。あまりカッコよくはないのかもしれませんが、泥臭くシードを確保するのも悪くないのではないでしょうか。
石川遼には頑張ってもらいたいですが、もう少し現実的な視点があってもいいのではないかと私は考えています。
golfさん、お詫びいたします。
golfさんのBlogの趣旨と違うコメントでしたね。
「泥臭くシード確保」は大賛成です。
ryoumaさん、コメントありがとうございます。
ブログの趣旨というよりも、個別の投稿の意図する部分や書いている内容とかけ離れているように感じましたので、書かせていただきました。
岩田寛の姿などは、人によっては馬鹿にしたくなるのかもしれませんが、もがきながら目標のために頑張る姿は、私は格好良いと思います。
頑張ってくれることを願っています。
golfさん、おはようございます。
そして久しぶりの石川選手の詳しい復帰情報、ありがとうございます。
ところで、以前から気になっていたのですが、メディカルエクステンションはどのタイミングで認否されるのでしょうか?。
離脱4ヶ月過ぎすぐなら予定も立てやすくなるのだろうが、golfさんがその点に触れないということは、15-16シーズンが終わってからになるのでしょうかね。
メジャーは駄目でもマイナーメディカルエクステンションは確実なのでしょうか?。
tokiさん、コメントありがとうございます。
私が色々と読んだ英文の記事では、メディカルエクステンションは医師の診断書などの書類がしっかりと揃っていれば、100%に近い割合で承認されるようです。
実際に「申請して承認されなかったという例はないようだ」とアメリカメディアでは書かれていました。なので、書類上の不備がなければ大丈夫だと思います。
承認されるタイミングについては英文でも目にしたことがありません。ですが、復帰した直後から”延長期間の対象トーナメント数としてカウント”されることになりますので、復帰するトーナメントの選択や復帰スケジュールにも影響がでるので、シーズン中でも申請、承認があるのではないかと思います。
色々な英文の情報を読む限り、4ヶ月を過ぎてからの復帰であれば、メジャーメディカルエクステンションが承認されることになるのではないかと考えています。
golfさん、早速の返信ありがとうございます。
昨・今シーズンの成績から鑑みると、復帰すぐにいい成績が残せるはずもなく、書類に不備がないことを祈るばかりです。
ここでなんですが、ディーン&デルーカ・インビテーショナルで岩田選手のtee timeが載っていました。
彼にとって1試合でも多く出れることは、それだけシードのチャンスが大きくなるわけなので、一安心しています。
このコメントに対する返信はご無用です。
golfさん、昨日の朝日新聞夕刊に石川遼君のコラムが載っていましたので、記事のアップから時間が経ちましたがコメントさせて下さい。
内容のほとんどはスプリングジュニア選手権で優勝した弟さんんの事でしたが…
ご自分の調子については「何度か弟とラウンドした」と書いていましたので、golfさんの復帰のシナリオ3になりそうな印象をもちました。
コラムの中で「色々な土地を回って、ギャラリーに見られる中でプレーをすることに魅力を感じてプロになった」とも書いています。マスターズ優勝を目指してプロになったと勝手に思っていましたので、これは少し意外でした。
少し残念なのは、PGAツアーに関する言葉が何もなかったことです。
読んでいただければ分かると思いますが、引退したプロゴルファーの境地のような内容で、今の彼には米ツアー復帰への意欲がないのではと思ってしまいました。
Ryoumaさんやtokiさんのように石川遼君の米ツアー復帰を心待ちにしているファンのためにも、私のように松山pの日本人選手仲間がいて欲しいと願う(勝手ですが)ファンのためにも、石川遼君には頑張ってもらいたいです。
泥臭くても(一番苦手なことかもしれませんが)シード権をとって活躍して欲しいです。
みちさん、コメントありがとうございます。
朝日新聞をとっていないので、そんなコラムが掲載されていたとは知りませんでした。子供の頃の夢として20歳でマスターズ優勝と何かで書いていたはずなので、マスターズ制覇は彼の目標だったとは思います。
色々なメディアの記事でもあまりPGAツアーで優勝したいというような内容は見かけないので、日本に撤退することも選択肢なのかもしれないですね。
でも、多くの彼のファンは世界で活躍することを期待しているのではないかという気がしますが。どうなるのか、その推移を見ていきたいと思います。
石川復帰の私見です。
もしメディカルエクステンションが適用されなかった場合は、クイッケンローンズから復帰し、今シーズンの残り試合にかけると思います。というか、その選択肢しかないですよね。
ただしgolfさんも、メジャーメディカルエクステンションはほぼ適用されるだろうと予測されてます。私もそうなってほしいですが、その場合はシナリオ3プラスアルファが良いと思います。
つまりリハビリ5試合を全て日本ツアーで使い、来期の開幕戦からフィールドの薄い試合をピックアップしてポイントと賞金を稼ぐという方法です。これかま一番合理的な選択肢かと思います。
日本ツアーの出場試合ノルマも果たせます。例年、開幕直後の年内シーズンはフィールドの薄い試合が多いので、確かにオリンピックシーズンの裏街道も魅力ですが、その時期に焦って復帰するほど準備は整っていないように見えます。
見ている方としては面白くないかもしれませんが、強いライバルが多い試合をわざわざ選ぶのは得策ではありません。ビッグトーナメントは全てスキップするくらいの徹底ぶりでもいいように思います。スポンサーの兼ね合いもあるかもしれませんが、それこそ、泥臭くですよね。
一つ確認ですが、メディカルエクステンションの権利をもつ残りの試合数というのは、あくまで復帰後に出場した試合数でカウントするものですよね?
復帰後に出れるけど出ない場合は、権利の試合数を失っていくようなら
、この方法は適用できないと思いましたので質問いたしました。
マークさん、コメントありがとうございます。
現時点ではメジャーメディカルが承認された場合には、PGAツアー以外のツアー(日本ツアー、ウェブドットコムツアーなど)にリハビリ出場5試合、そしてPGAツアーに19-20試合程度が許されることになると予想されます。しかも19-20試合というのは1シーズン内で消化する必要もないので、相性の良いトーナメント、フィールドが薄いトーナメントばかりを選んで出場して、2017-18シーズンにまたがっても大丈夫となっています。
ただ、一旦PGAツアーに正式に復帰した後に、日本ツアーの出場した場合は延長された試合数の対象としてカウントされることになりそうです。そのためシナリオ3での復帰の場合は、現実的に2016-17シーズンで19-20試合を消化することになるのかなと思います。
質問に対する答えになっていますでしょうか?
ご回答ありがとうございました。復帰後の試合は自由に選べるとのことで理解しました。
ただ復帰後の日本ツアー参加はよく考えた方がよさそうですね。