タイガー・ウッズは6位で今季6度目のトップ10フィニッシュ!BMWチャンピオンシップ2018の速報

BMW Championship_Catch

タイガー・ウッズがプレーオフシリーズの第3戦であるBMWチャンピオンシップ2018に出場しています。

フェデックスカップ(FedexCup)ランク25位でBMWチャンピオンシップを迎えたため、上位30名に出場資格が与えられる最終戦のツアーチャンピオンシップの進出の可能性は高い状況です。

そのためには37位前後の成績が必要になると試算されているタイガー・ウッズです。

そのタイガー・ウッズのBMWチャンピオンシップ2018のホールバイホール、キースタッツ、プレーの速報です。

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1. 使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

2. ラウンド別の結果速報

タイガー・ウッズのラウンド別の結果速報です。

2.1. ROUND1 (1位T) 「62」でマキロイと並んで首位スタート

タイガー・ウッズの第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

BMW CHAMP 2018_Tiger Woods_R1

今日は1イーグル、7バーディ、1ボギーの62でプレーを終え、ロリー・マキロイと並んで首位タイでのスタートとなりました。

キースタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Rank
ティショットの貢献度 0.389 21
アプローチショットの貢献度 3.133 2
ショートゲームの貢献度 0.454 21
パッティングの貢献度 2.190 6
ショット全体の貢献度 3.943 2
フィールド平均との差 6.133 T1
フェアウェイキープ率 64.29% (9/14) T28
ドライビングディスタンス 318.9 18
ロンゲストドライブ 332 T85
サンドセーブ率
スクランブリング 50.00% T39
パーオン率 88.89% (16/18) T3
パーオン時の平均パット 1.500 T5

今季のタイガー・ウッズはストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は0.955でPGAツアー全体で4位、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)が1.317で11位とショットは好調です。

ただ、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)が0.236で50位にとどまるなど、グリーン上での停滞が復活優勝の障害となっていました。

しかし、今日の初日はストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は3.133で2位、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)も3.943で2位と高い水準を維持しつつ、パッティングも2.190で6位と噛み合ったことで、ビッグスコアを叩き出せました。

復活優勝に向けてこれ以上無いスタートとなりましたが、ロリー・マキロイが横に並んでいます。またビッグスコアの翌日は難しくなることが多くありますので、まずは2日目のプレーが注目されます。

第2ラウンドもジョーダン・スピース、リッキー・ファウラーとの組み合わせで、午前8時6分(日本時間9月7日午後9時6分)に1番ホールからスタート予定となっています。

2.2. ROUND2 (12位T) 終盤の連続ボギーで後退

タイガー・ウッズの第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

BMW CHAMP 2018_Tiger Woods_R2

今日は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばすことができず、8アンダーのままでホールアウト時点では10位タイに後退し、最終的には5打差の12位タイとなっています。

10アンダーとした時点では2位タイだったのですが、上がり2ホールで連続ボギーを叩いたことば響きました。

パーオン率は77.78% (14/18)とまずまずの数字で、バーディチャンスは多くあったのですが、ミドルレンジのバーディパットがなかなか決まりませんでした。

決めたバーディパットは60cm、70cm、75cmと距離が短いもので、どちらかと言えばショットで稼いだバーディでした。

このラウンドで決めた一番長い距離のパットは1番の1.8mにとどまり、5番で1.3m、17番で2.3m、18番で1.8mというような距離を外すなど、今年の課題となっているパッティングで滞ってしまいました。

また初日は好調だったショットも精彩を欠きました。フェアウェイキープ率は78.57% (11/14)、パーオン率は77.78% (14/18)と良い水準を維持していました。しかし、100ヤードを超えるところから短い距離につけたのは6番の4.6m、12番の4.2mにとどまるなど、ピンに絡みませんでした。

そのためストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(ティショットの貢献度)は-0.185、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度)は-0.116とスコアを稼げませんでした

ショートゲームは冴えていて、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度)は1.312とプラスだっため、ショット全体では0.922とプラスの水準を保ちました。

しかし、ショートパットを外すことが多かったグリーン上での停滞が顕著で、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は-3.547と非常に大きなマイナスとなってしまいました。

パッティングが平均レベルであれば、今日もスコアを伸ばして首位に近い位置にとどまることができました。

2日間を終えた時点でのスタッツは以下のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Total Rank
ティショットの貢献度 0.360 -0.185 0.175 30
アプローチショットの貢献度 3.116 -0.116 3.001 5
ショートゲームの貢献度 0.439 1.312 1.752 4
パッティングの貢献度 2.215 -3.547 -1.332 54
ショット全体の貢献度 3.915 0.922 4.837 2
フィールド平均との差 6.130 -2.625 3.505 T12
フェアウェイキープ率 64.29% (9/14) 78.57% (11/14) 71.43% (20/28) T24
ドライビングディスタンス 318.9 305.6 312.2 21
ロンゲストドライブ 332 316 332 T137
サンドセーブ率 — (0/2) — (0/2) T47
スクランブリング 50.00% 50.00% 50.00% T43
パーオン率 88.89% (16/18) 77.78% (14/18) 83.33% (30/36) T16
パーオン時の平均パット 1.500 1.929 1.700 T19

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度)は第2ラウンドで停滞したものの4.837で2位と良い位置です。しかし、ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)は-1.332で54位と下位に沈んでいます。

やはり優勝はグリーン上のパフォーマンスが鍵をにぎることになりそうです。

第2ラウンドにスコアが伸ばせず、ビッグスコアの翌日は難しくなることが多いという傾向通りの結果となりました。それでも初日の貯金があるため、首位と4打差の11位タイという悪くない位置で残り2日間を戦うことができます。

スコアを伸ばさないとおいていかれるバーディ合戦の様相を呈しているBMWチャンピオンシップです。ムービングサタデーで首位との差をつめるプレーを期待したいと思います。

2.3. ROUND3 (11位T) 4バーディ、ノーボギーの66で12アンダーに

タイガー・ウッズのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

BMW CHAMP 2018_Tiger Woods_R3

今日は4バーディ、ノーボギーの66でプレーを終え、12アンダーで最終日を迎えることになりました。

出だしの2ホールで3.8m、3.5mと立て続けにミドルレンジを決めて猛チャージの気配を漂わせます。しかし、その後はチャンスを作れどパットで決めきれず、焦れる展開となります。

1番から11ホール連続でパーオンに成功し、5番で3.1m、8番で3.1m、9番で3.5m、10番で2.0mというチャンスを作りますが、いずれも決めることができません。

12番ではバンカーから寄せきれず2.5mのパーパットを残しますが、これを沈めると14番では3.0mを決めてバーディを奪います。スコアを伸ばしたい16番パー5では2オンこそのがしたものの、グリーン左のファーストカットまで運び、そこから1.0mに寄せてバーディを奪い12アンダーまで伸ばしました。

4ストローク伸ばしたラウンドでスコア的にも良かったのですが、上位陣が軒並みスコアを伸ばしている展開ということもあり、優勝争いとは少し距離のある位置で最終日を迎えることになりました。

フェアウェイキープ率は71.43% (10/14)と高い水準を維持し、パーオン率は88.89% (16/18)と非常に安定していました。ストロークスゲインド・パッティング(パットの貢献度)が0.615にとどまったことで、首位を猛追するには至りませんでした。

3日間を終えた時点でのスタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Total Rank
ティショットの貢献度 0.360 -0.189 -0.450 -0.279 40
アプローチショットの貢献度 3.116 -0.159 1.432 4.389 2
ショートゲームの貢献度 0.439 1.272 -0.438 1.274 14
パッティングの貢献度 2.215 -3.590 0.615 -0.760 43
ショット全体の貢献度 3.915 0.923 0.544 5.382 4
フィールド平均との差 6.130 -2.667 1.159 4.623 T11
フェアウェイキープ率 64.29% (9/14) 78.57% (11/14) 71.43% (10/14) 71.43% (30/42) T29
ドライビングディスタンス 318.9 305.6 291.5 305.3 24
ロンゲストドライブ 332 316 323 332 T143
サンドセーブ率 — (0/2) 100.00% (1/1) 33.33% (1/3) T47
スクランブリング 50.00% 50.00% 100.00% 62.50% 34
パーオン率 88.89% (16/18) 77.78% (14/18) 88.89% (16/18) 85.19% (46/54) T9
パーオン時の平均パット 1.500 1.929 1.750 1.717 25

最終日も上位陣がスコアを伸ばす展開が予想されるため、優勝争いに絡むためにはビッグスコアが必要となりました。

ショットとパットが噛み合った初日のようなプレーが優勝争いには必要となりますが、猛チャージが期待されます。

タイガー・ウッズの最終ラウンドはウェブ・シンプソン、スコット・ピアシーとの組み合わせで、午前8時10分(日本時間9月9日午後9時10分)に1番ホールからスタート予定となっています。

2.4. ROUND4 (6位T) 一時は首位に迫るも及ばず6位タイでフィニッシュ

タイガー・ウッズの最終ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

BMW CHAMP 2018_Tiger Woods_R4

今日は7バーディ、2ボギーの65で追い上げたものの、首位には3ストローク及ばず6位タイでのフィニッシュとなりました。

最終ラウンドのストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:1.183
  • アプローチショットの貢献度:1.102
  • ショートゲームの貢献度:0.225
  • パッティングの貢献度:1.401
  • ショット全体の貢献度:2.511
  • フィールド平均との差:3.912

ティショットも安定し、グリーン周りも安定していましたし、100ヤード超のアプローチショットも1.102と良い数字でした。ただ、初日はアプローチショットで3.116と圧倒的な数字を叩き出しています。パッティングも安定していましたので、初日のようなショットを再現できれば、首位を捉えることができていたかもしれません。

4日間のスタッツは以下の表のとおりとなっています。

スタッツ Round 1 Round 2 Round 3 Round 4 Total Rank
ティショットの貢献度 0.360 -0.189 -0.450 1.183 0.904 23
アプローチショットの貢献度 3.116 -0.159 1.432 1.102 5.491 2
ショートゲームの貢献度 0.439 1.272 -0.438 0.225 1.499 13
パッティングの貢献度 2.215 -3.590 0.615 1.401 0.641 31
ショット全体の貢献度 3.915 0.923 0.544 2.511 7.893 2
フィールド平均との差 6.130 -2.667 1.159 3.912 8.535 T6
フェアウェイキープ率 64.29% 78.57% 71.43% 92.86% 76.79% T12
ドライビングディスタンス 318.9 305.6 291.5 289 301.2 19
ロンゲストドライブ 332 316 323 311 332 T139
サンドセーブ率 (0/2) (1/1) (0/1) (1/4) 55
スクランブリング 50.00% 50.00% 100.00% 60.00% 61.54% T35
パーオン率 88.89% 77.78% 88.89% 72.22% 81.94% T14
パーオン時の平均パット 1.500 1.929 1.750 1.615 1.695 12

ショット全体の貢献度はフィールド全体2位にランクされる7.893と素晴らしい数字を残しています。その一方で、パッティングが0.641で31位にとどまった分、優勝には手が届きませんでした。ただ、パッティングは第2ラウンドに-3.590と苦しんことが大きく響いたものの、それ以外の3日間は良い数字となっていることは、ツアーチャンピオンシップに向けて好材料となりそうです。

5年ぶりのツアーチャンピオンシップ出場が決定しました。いつ優勝をしても不思議ではないスタッツとなっていますので、復活優勝の舞台がツアーチャンピオンシップになる可能性は十分にあります。