WGC-キャデラック選手権2014の第3ラウンドにタイガー・ウッズが本領発揮です。
第2ラウンド終了時の5オーバーの25位タイからスタートしたタイガー・ウッズですが、8バーディ・2ボギーの66のベストスコアでまわり、通算1アンダーの4位タイに急浮上しました。
腰はまだ痛むようですが、パッティングが好調で、ロングパットを沈めて一気にスコアを伸ばしてきました。
首位のパトリック・リードとは3打差で、最終組の一つ前となりますので、最終日のキャデラックチャンピオンシップは盛り上がりそうです。
そのタイガー・ウッズのホールバイホールやキースタッツをまとめています。
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パッティングが絶好調でショットもかみあい急浮上
タイガー・ウッズのホールバイホールは以下のとおりとなっています。
続いて観戦メモです。
この難しいコースでパーオン率は77.78%はさすがというしかありません。それよりもさらに圧巻だったのが、パッティングでパーオンした時の平均パット数は1.500、そしてパットのスコアへの貢献度は3.825と素晴らしい数字です。
15番Hでは10メートルを超えるバーディパットを、4メートルから6メートルのバーディパットを3つ沈めるなど、面白いように沈めていました。
また17番ホールはパーオンしたものの36.2メートルの超ロングパットで、3メートルを残してしまいましたが、それも沈めてパーで切り抜けるなど、今シーズンはパッティングの調子が悪かったことを忘れさせるようなものでした。
パッティングは良いフィリーングになっていますので、腰痛がひどくならない限りは、明日の最終日も素晴らしいプレーが期待できそうです。
日に日にパッティングのフィーリングが良くなっているタイガー・ウッズ
第3ラウンド終了時点のタイガー・ウッズのキースタッツは以下のとおりとなっています。
- フェアウェイキープ率(DRIVING ACCURACY):54.76%(12位T)
- パーオン率(GREENS IN REGULATION):61.11%(16位T)
- パーオン時の平均パット数(PUTTS PER GIR):1.667(5位)
- パットのスコアへの貢献度(STROKES GAINED PUTTING):1.665(5位T)
パッティングははじめから良かったわけではなくラウンドを重ねるごとに良くなっています。
- パーオン時の平均パット数:1.900(R1)⇒ 1.667(R2)⇒ 1.500(R3)
- パットのスコアへの貢献度:1-0.408(R1)⇒1.577(R2)⇒3.825
徐々にアジャストできていることが伺えますので、明日もさらにスコアを伸ばしてきそうです。
4アンダーで首位のパトリック・リード、2位タイに2アンダーでハンター・メイハン、ジェイソン・ダフナー、イーブンパーの6位タイにはダスティン・ジョンソン、ザック・ジョンソン。1オーバーの9位タイにはジミー・ウォーカー、バッバ・ワトソン、マット・クーチャーと役者が揃っています。
最終日は熱戦が繰り広げられそうです。最終日のタイガー・ウッズはハンター・メイハンとのペアリングで現地時間午後2時35分、日本時間の3月10日の午前4時35分のスタートです。
テレビ放送はNHK BS1(101)で午前6時からです。