来年の2016年はリオデジャネイロで開催されるオリンピックでゴルフが開催されることになり、少なからずPGAツアーの新シーズンのスケジュールに影響を与えることになります。
そのためか例年よりも早く新シーズンとなる2015-16シーズンのPGAツアーの日程とオリンピックの開催日程が発表されました。
2015-16シーズンのPGAツアーの日程とオリンピックの開催日程
2015-16シーズンはレギュラーシーズンが39週43試合、フェデックスカッププレーオフシリーズが4週4試合の、合計43週47試合で実施されることになります。
オリンピックの日程が加わることになり、例年とは大幅に変わったスケジュールとなっています。
オリンピックに出場するようなトッププレイヤーにとってスケジュールがハードになると予想されるのが6月中旬からの3ヶ月です。
全米オープン(06.16-06.19)が開催された後、中1週でWGC-ブリヂストンインビテーショナル(06.30-07.03)、中1週で全英オープンゴルフ(07.14-07.17)、中1週で全米プロゴルフ選手権(07.28-07.31)、中1週でオリンピック男子ゴルフとなります。
さらにオリンピックのゴルフ競技終了からウィンダムチャンピオンシップを挟んだ後には、フェデックスカッププレーオフシリーズが開幕するという非常にタフなスケジュールとなっています。
世界のトップ50に入っている選手の6月以降は、中1週でビックトーナメントに出続けることになります。
フェデックスカップ(FedEXCUP)プレーオフシリーズの4試合は、2013-14は4連戦、2014-15シーズンは2連戦-開催なし-2連戦でしたが、2015-16シーズンは3連戦-開催なし-1試合というスケジュールに変更になっています。
またツアーチャンピオンシップ終了の翌週にはヨーロッパでアメリカ選抜とヨーロッパ選抜の対抗戦であるライダーカップが開催される予定となっています。
2015-16シーズンのPGAツアーの日程とオリンピックの開催日程は以下の表のとおりとなっています。
初回投稿日:2015/07/31
最終更新日:2015/07/31
Week | Dates | Tournament |
---|---|---|
1 | 10.15-10.18 | フライズドットコムオープン |
2 | 10.22-10.25 | シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレンオープン |
3 | 10.29 - 11.01 | CIMBクラシック |
4 | 11.05-11.08 | WGC-HSBCチャンピオンズ |
サンダーソンファームズチャンピオンシップ | ||
5 | 11.12-11.15 | OHLクラシック |
6 | 11.19-11.22 | マックグラッドリークラシック |
7 | 01.07-01.10 | ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ |
8 | 01.14-01.17 | ソニーオープン・イン・ハワイ |
9 | 01.21-01.24 | キャリアビルダーチャレンジ |
10 | 01.28-01.31 | ファーマーズ・インシュランス・オープン |
11 | 02.04-02.07 | ウェイストマネジメントフェニックスオープン |
12 | 02.11-02.14 | AT&Tペブルビーチナショナル・プロアマ |
13 | 02.18-02.21 | ノーザントラストオープン |
14 | 02.25-02.28 | ザ・ホンダクラシック |
15 | 03.03-03.06 | WGC-キャデラックチャンピオンシップ |
16 | 03.10-03.13 | バルスパーチャンピオンシップ |
17 | 03.17-03.20 | アーノルドパーマーインビテーショナル |
18 | 03.24-03.27 | WGC-デルマッチプレー |
プエルトリコオープン | ||
19 | 03.31-04.03 | シェル・ヒューストン・オープン |
20 | 04.07-04.10 | ★ マスターズトーナメント |
21 | 04.14-04.17 | RBCヘリテージ |
22 | 04.21-04.24 | バレロテキサスオープン |
23 | 04.28-05.01 | チューリッヒクラシック |
24 | 05.05-05.08 | ウェルズファーゴチャンピオンシップ |
25 | 05-12-05.15 | ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ |
26 | 05.19-05.22 | AT&Tバイロンネルソンチャンピオンシップ |
27 | 05.26-05.29 | コロニアル・ナショナルインビテーショナル |
28 | 06.02-06.05 | ザ・メモリアルトーナメント |
29 | 06.09-06.12 | フェデックス・セントジュード・クラシック |
30 | 06.16-06.19 | ★ 全米オープンゴルフ |
31 | 06.23-06.26 | クイッケンローンズナショナル |
32 | 06.30-07.03 | WGC ブリヂストンインビテーショナル |
バラクーダチャンピオンシップ | ||
33 | 07.07-07.10 | ザ・グリーンブライヤークラシック |
34 | 07.14-07.17 | ★ 全英オープンゴルフ |
バーバソルチャンピオンシップ | ||
35 | 07.21-07.24 | RBCカナディアンオープン |
36 | 07.28-07.31 | ★ 全米プロゴルフ選手権 |
37 | 08.04-08.07 | トラベラーズチャンピオンシップ |
38 | 08.11-08.14 | ☆ オリンピック男子ゴルフ |
ジョンディアクラシック | ||
39 | 08.18-08.21 | ウィンダムチャンピオンシップ |
40 | 08.25-08.28 | ザ・バークレイズ |
41 | 09.02-09.05 | ドイツバンクチャンピオンシップ |
42 | 09.08-09.12 | BMWチャンピオンシップ |
43 | 09.22-09.25 | ツアーチャンピオンシップ |
2014-15シーズンと2015-16シーズンの日程の比較
2014-15シーズンと2015-16シーズンの日程の比較は以下のとおりとなっています。
トーナメントの名称が変わるのが以下のものとなっています。
- キャリアビルダチャレンジ(旧:ヒューマナ・チャレンジ)
- コロニアルナショナルインビテーショナル(旧:クラウンプラザインビテーショナル)
- WGC-デルマッチプレー(旧:WGC-キャデラックマッチプレー)
コメント
有り難うございます。
もう、2015-2016のシーズン日程の発表が有りましたか
何だか、落ち着かなくなって来ました「笑」。
今から表を作ります。これを作り始めますと、
1年があっという間だなぁ~!!なんって
思いながら、遣ってます。
ゆりさん、ありがとうございます。
はじめに更新した際に、週の割り振りにミスがあったので修正しました。表の作成の際は気をつけてください^^;
golfさんこんばんは。情報ありがとうございます。
オリンピックのせいで6月以降はもうよくわからない状態になってますね。とりあえず全英が例年通り日本の連休にかぶっていてそこは安心しましたw
あとWGCマッチプレーが3月に来るというのは今年の開催中に既に情報出てましたが、それが入ったことでマスターズ前の1ヶ月ほども結構タイトになってますね。
6月以降はトップ50ぐらいの選手は移動もあるでしょうから中1週ペースを崩さないと考えると、合間のトーナメントがフィールド薄くなりがちだと思うので、今年なんとか岩田選手に入れ替え戦で頑張ってもらってPGAメンバーになってもらい、こういう試合でいい成績残してほしいな、などと思ったりしています。
hasyfebさん、コメントありがとうございます。
6月以降の日程は完全に表スケジュール組と裏スケジュール組に別れることになりそうな気がします。ランク下位の選手にとってはチャンスが多くありそうな1年になるかもしれませんね。
岩田寛もシード権をとれれば出れる試合も多くなりそうなので、入れ替え戦を頑張ってもらいたいです。
観戦する側も隔週でビッグトーナメントなのでキツくなりそうですね(笑)。睡眠不足が解消したと思ったら、再び睡眠不足になるかもしれません。
golfさん、来シーズンのスケジュールありがとうございます。
ちょっと前から気になっていてそろそろかなと思っていたところでした。松山選手がPGA本格参戦してからは年最低一回はアメリカで生で応援する!っと決めましたので(笑)来年の計画もそろそろ考えなくてはっ。
フィールドの厚さや直行便で行きやすいところ、また仕事がサボれそうな日程等々考えるとやはりバークレイズかドイツバンクかなぁと思っていますが、、、HSBCなら普通の週末でも行けるか?などなど色々と考えがめぐります(笑)
こんな嬉しい悩みも松山選手がトッププレイヤーとして大活躍していてくれるからですね。早くも思いは来年に飛びそうですが、まずは今シーズンの残り試合。しっかり応援したいと思います。golfさんも連戦で大変かと思いますが、ブログの更新毎回とても楽しみにしておりますので、どうかご無理のない範囲でよろしくお願いします。
やっと作成終了・・おっと本当ですかぁ~。
明日又ゆっくり見直して直します「笑」。
有り難うございます。
ACEさん、いつもありがとうございます。
更新するときはパソコンの前で、1人カタカタと長文(笑)を入力しているわけですが、楽しんでいただけている人がいるのは、とても励みになります。ありがとうございます。
日本での観戦もいいですが、アメリカだとより近くで松山を見れるのは魅力ですよね~。日本だと大ギャラリーに紛れながらにならざるを得ませんので。
ゴルフとテニスは好きで見続けていましたが、世界のトップと対等に渡り合える日本人プレイヤーが登場するとは夢にも思っていませんでした。
松山や錦織のような選手が、さらにジュニア世代から新たな才能あふれる選手の育成と発掘につながうことを願うばかりです。
忙しいは、忙しいのですが、楽しいことは寝食忘れてやれますので、身体を壊さないように気をつけながら(笑)、コツコツとやっていきたいと思います。
golfさん、こんばんは。ちょっと時間がたってしまいましたが来シーズンの情報有難うございました。オリンピックイヤーと言うことで様々な影響が出てきそうですね。私が勝手に思ったことですが松山プロにとってももちろん、2017年シーズンにシードを持たない選手にとってはスケジューリングがかなり今までと変わってくるんじゃないかと思っています。そうなると、golfさんも言われるように比較的フィールドの薄いトーナメントに出て早い段階での2勝目を狙うってのが後のスケジューリングに余裕を持って臨めるって事に成りますが、これってシード権が確定していない他のトップランカーも同じ事が言える訳ですので、今年まではスキップしていたトーナメントにもトップランカーがエントリーしてくるのは大いにあり得るんじゃないでしょうか?今年のウインダムに出るのは、そう言った事も関係あるのかな?とも思ってしまいます。下衆の勘繰りかも知れませんがクレバーな松山プロの事、きっと思慮深く分析、検討しているような気がしています。私は今まで、日本のトーナメントしか知りませんでしたので気がつかなかったのかも知れませんがgollfさんのおかげでPGAを知るにつけてこの世界に居続けるのは技術、精神力はもちろん、年間を通しての綿密な計画を立てる能力、自己管理能力、などなど並大抵ではない事がよく分かりました。こと、ゴルフに関して真摯に向き合う松山プロが優勝しようがしまいが世界的に高い評価を得ている事にも納得です。無論、優勝は望むまでもありませんが・・・・・・
何れにしても2015ー2016シーズンはもう始まっているのかもしれませんね。長文、失礼いたしました。
ケイさん、コメントありがとうございます。
2015-16シーズンのスケジュールを見ていると、PGAツアーの長期シードを持っているトップランカーとそうでないランカーは、かなり試合選びの戦略が変わってくるのではないかと思っています。
松山は年内と年明けのトーナメントで長期シードを確保できないと、6月以降が結構タイトになりそうです。
アメリカのトップランカーの多くはオリンピックの出場権を手にできませんので、ある意味ホッとしているかもしれません。ジェイソン・デイ、松山英樹なんかはキツくなりそうです。
アダム・スコットはすでに予防線を張っているので、オリンピックは回避するかもしれませんが。
PGAツアーの選手たちのオリンピックへのスタンスや、試合選びは例年以上に興味深いものになりそうな気がします。
ケイさんの仰るとおり、もうすでに2015-16シーズンを視野に入れた戦いは始まっているのだと思います。