PGAツアーのなかではインビテーショナル(招待)というスタイルで、PGAツアーのプライオリティ・ランキングシステム(Priority Ranking System)を使用することなく、出場する選手を自由に選択することを許されているトーナメントが5つあります。
その5つとはアーノルドパーマー・インビテーショナル、クラウンプラザ・インビテーショナル、RBCヘリテージ、ザ・メモリアル・トーナメント、クイッケンローンズナショナルで、フィールドも120名から132名程度に絞られています。
これらの5つのトーナメントのうちクイッケンローンズナショナルとRBCヘリージは出場資格に前年のフェデックスカップランキング125位というものがあるため、PGAツアーのレギュラーシーズンでシード権を獲得したプレーヤーは基本的に出場権があります。しかし、その他の3つのトーナメントは、PGAツアーのシード権を持っているだけでは出場することのできないトーナメントです。
そのインビテーショナル(招待)の中でもより出場資格が厳格なトーナメントの1つであるザ・メモリアル・トーナメント2016の出場資格と有資格者の一覧です。
目次
- ザ・メモリアル・トーナメント2016の出場資格と有資格者の一覧
- 1. メモリアル・トーナメントの過去の優勝者
- 2. ザ・プレーヤーズ選手権の近年5年間の優勝者
- 3. マスターズ・トーナメントの近年5年間(2011-2015)の優勝者
- 4. 全米オープンの近年5年間(2011-2015)の優勝者
- 5. 全米プロゴルフ選手権の近年5年間の優勝者
- 6. 全英オープンの近年5年間の優勝者
- 7. ツアーチャンピオンシップの近年3年間の優勝者
- 8. 世界ゴルフ選手権シリーズの近年3年間の優勝者
- 9. 前年のメモリアル終了後から1年間のPGAツアーの公式戦での優勝者
- 10. 直近のライターカップの出場選手
- 11. 直近のプレジデンツカップのインターナショナルチームの出場選手
- 12. インターナショナルゴルフツアーの賞金ランキング1位の選手
- 13. スポンサーによる推薦
- 14. 出場資格を持たない世界ランキング50位以内の選手
- 15. 前シーズンの最終フェデックスカップランキングで70位以内
- 16. 今シーズンのフェデックスカップランキングで70位以内
- 17. オルタネイト
ザ・メモリアル・トーナメント2016の出場資格と有資格者の一覧
- メモリアル・トーナメントの過去の優勝者
- ザ・プレーヤーズ選手権の近年5年間の優勝者
- マスターズ・トーナメントの近年5年間の優勝者
- 全米オープンの近年5年間の優勝者
- 全米プロゴルフ選手権の近年5年間の優勝者
- 全英オープンの近年5年間の優勝者
- ツアーチャンピオンシップの近年3年間の優勝者
- 世界ゴルフ選手権シリーズの近年3年間の優勝者
- 前年のメモリアル終了後から1年間のPGAツアーの公式戦での優勝者
- ライターカップ2014の出場選手
- プレジデンツカップ2015のインターナショナルチームの出場選手
- インターナショナルゴルフツアーの賞金ランキング1位の選手
- スポンサーによる推薦
- 出場資格を持たない世界ランキング50位以内の選手
- 前シーズンの最終フェデックスカップランキングで70位以内
- 今シーズンのフェデックスカップランキングで70位以内
- オルタネイト
1. メモリアル・トーナメントの過去の優勝者
メモリアル・トーナメントの過去の優勝者は以下のとおりとなっています。松山英樹はこのカテゴリーで半永久的な出場資格を所持しています。
- 2015:デビッド・リングマース
- 2014:松山英樹
- 2013:マット・クーチャー
- 2012:タイガー・ウッズ(5)
- 2011:スティーブ・ストリッカー
- 2010:ジャスティン・ローズ
- 2009:タイガー・ウッズ(4)
- 2008:ケニー・ペリー(3)
- 2007:K.J.チョイ
- 2006:カール・ピーターソン
- 2005:バート・ブライアント
- 2004:アーニー・エルス
- 2003:ケニー・ペリー(2)
- 2002:ジム・フューリック
- 2001:タイガー・ウッズ(3)
- 2000:タイガー・ウッズ(2)
- 1999:タイガー・ウッズ(1)
他多数
2. ザ・プレーヤーズ選手権の近年5年間の優勝者
ザ・プレーヤーズ選手権の近年5年間の優勝者は以下のとおりとなっています。
- 2016:ジェイソン・デイ
- 2015:リッキー・ファウラー
- 2014:マルティン・カイマー
- 2013:タイガー・ウッズ
- 2012:マット・クーチャー
3. マスターズ・トーナメントの近年5年間(2011-2015)の優勝者
メモリアル・トーナメントの過去の優勝者は以下のとおりとなっています。
- 2016:ダニー・ウィレット
- 2015:ジョーダン・スピース
- 2014:バッバ・ワトソン(2)
- 2013:アダム・スコット
- 2012:バッバ・ワトソン(1)
4. 全米オープンの近年5年間(2011-2015)の優勝者
全米オープンの近年5年間の優勝者は以下のとおりとなっています。
- 2015:ジョーダン・スピース
- 2014:マルティン・カイマー
- 2013:ジャスティン・ローズ
- 2012:ウェブ・シンプソン
- 2011:ロリー・マキロイ
5. 全米プロゴルフ選手権の近年5年間の優勝者
全米プロゴルフ選手権の近年5年間の優勝者は以下のとおりとなっています。
- 2015:ジェイソン・デイ
- 2014:ローリー・マキロイ
- 2013:ジェイソン・ダフナー
- 2012:ローリー・マキロイ
- 2011:キーガン・ブラッドリー
6. 全英オープンの近年5年間の優勝者
全英オープンの近年5年間の優勝者は以下のとおりとなっています。
- 2015:ザック・ジョンソン
- 2014:ローリー・マキロイ
- 2013:フィル・ミケルソン
- 2012:アーニー・エルス
- 2011:ダレン・クラーク
7. ツアーチャンピオンシップの近年3年間の優勝者
ツアーチャンピオンシップの近年3年間の優勝者は以下のとおりとなっています。
- 2012:ジェイソン・デイ
- 2014:ビリー・ホーシェル
- 2013:ヘンリック・ステンソン
8. 世界ゴルフ選手権シリーズの近年3年間の優勝者
世界ゴルフ選手権シリーズの4大会の近年3年間の優勝者は以下のとおりとなっています。
【WGC-HSBCチャンピオンズ】
- 2015:ラッセル・ノックス
- 2014:バッバ・ワトソン
- 2013:ダスティン・ジョンソン
【WGC-キャデラックチャンピオンシップ】
- 2016:アダム・スコット
- 2015:ダスティン・ジョンソン
- 2014:パトリック・リード
【WGC-キャデラックマッチプレー】
- 2016:ジェイソン・デイ
- 2015:ローリー・マキロイ
- 2014:ジェイソン・デイ
【WGC-ブリヂストン招待】
- 2015:シェーン・ローリー
- 2014:ロリー・マキロイ
- 2013:タイガー・ウッズ
9. 前年のメモリアル終了後から1年間のPGAツアーの公式戦での優勝者
前年のザ・メモリアル・トーナメント終了後のPGAツアートーナメントでの優勝者は以下のとおりとなっています。
【2014-2015シーズン】
- フェデックスセントジュードクラシック:ファビアン・ゴメス
- 全米オープンゴルフ:ジョーダン・スピース
- トラベラーズチャンピオンシップ:ババ・ワトソン
- ザ・グリーンブライヤークラシック:ダニー・リー
- ジョンディアクラシック:ジョーダン・スピース
- バーバソルチャンピオンシップ:スコット・ピアシー
- 全英オープンゴルフ:ザック・ジョンソン
- RBCカナディアンオープン:ジェイソン・デイ
- クイッケンローンズナショナル:トロイ・メリット
- バラクーダチャンピオンシップ:J.J. ヘンリー
- WGC-ブリジストンインビテーショナル:シェイン・ローリー
- 全米プロゴルフ選手権:ジェイソン・デイ
- ウィンダムチャンピオンシップ:デービス・ラブ3世
- ザ・バークレイズ:ジェイソン・デイ
- ドイツバンクチャンピオンシップ:リッキー・ファウラー
- BMWチャンピオンシップ:ジェイソン・デイ
- ツアーチャンピオンシップ:ジョーダン・スピース
【2015-2016シーズン】
- フライズドットコムオープン:エミリアーノ・グリージョ
- シュライナーズホスピタルオープン:スマイリー・カウフマン
- CIMBクラシック:ジャスティン・トーマス
- サンダーソンファームズチャンピオンシップ:ピーター・マルナティ
- WGC-HSBCチャンピオンズ:ラッセル・ノックス
- OHLクラシック:グラエム・マクダウェル
- RSMクラシック:ケビン・キスナー
- ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ:ジョーダン・スピース
- ソニーオープン・イン・ハワイ:ファビアン・ゴメス
- キャリアビルダー・チャレンジ:ジェイソン・ダフナー
- ファーマーズインシュランスオープン:ブラント・スネデカー
- ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン:松山英樹
- AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ:ボーン・テーラー
- ノーザントラストオープン:ババ・ワトソン
- ザ・ホンダクラシック:アダム・スコット
- WGC-キャデラックチャンピオンシップ:アダム・スコット
- バルスパーチャンピオンシップ:チャール・シュワルツェル
- アーノルドパーマーインビテーショナル:ジェイソン・デイ
- WGC-デルマッチプレー:ジェイソン・デイ
- プエルトリコオープン:トニー・フィナウ
- シェル・ヒューストンオープン:ジム・ハーマン
- マスターズトーナメント:ダニー・ウィレット
- RBCヘリテージ:ブランデン・グレース
- バレロテキサスオープン:チャーリー・ホフマン
- チューリッヒクラシック:ブライアン・スチュワード
- ウェルズファーゴチャンピオンシップ:ジェームズ・ハーン
- AT&Tバイロンネルソン:セルヒオ・ガルシア
- コロニアルナショナルインビテーショナル:ジョーダン・スピース
10. 直近のライターカップの出場選手
ライターカップ2014の出場選手は以下のとおりとなっています。
【米国チーム】
- バッバ・ワトソン
- リッキー・ファウラー
- ジム・フューリック
- ジミー・ウォーカー
- フィル・ミケルソン
- マット・クーチャー
- ジョーダン・スピース
- パトリック・リード
- ザック・ジョンソン
- キーガン・ブラッドリー
- ハンター・メイハン
- ウェブ・シンプソン
ジム・フューリックが故障で欠場しJ.B.ホームズが代わって出場します。
【欧州チーム】
- ロリー・マキロイ
- ヘンリック・ステンソン
- ビクター・デュビッソン
- ジェイミー・ドナルドソン
- セルヒオ・ガルシア
- ジャスティン・ローズ
- マルティン・カイマー
- トーマス・ビヨーン
- グラエム・マクダウェル
- スティーブン・ギャラハー
- イアン・ポールター
- リー・ウエストウッド
11. 直近のプレジデンツカップのインターナショナルチームの出場選手
プレジデンツカップ2015の出場選手は以下のとおりとなっています。
【インターナショナルチーム出場選手】
- ジェイソン・デイ
- ルイ・ウーストハイゼン
- アダム・スコット
- 松山 英樹
- ブランデン・グレース
- マーク・リーシュマン
- アニルバン・ラヒリ
- チャール・シュワルツェル
- トンチャイ・ジャイディー
- ダニー・リー
- スティーブ・ボウディッチ
- ベ・サンムン
12. インターナショナルゴルフツアーの賞金ランキング1位の選手
アジアンツアーなどの世界のゴルフツアーの賞金ランキングの上位選手に出場資格が与えられます。
サンシャインツアー、オーストラレイジアPGAツアー、ユーロピアンツアーなどのツアーの賞金ランク上位の選手が招待されています。
ジョージ・クッツェー、ネイサン・ホルマン、トービヨン・オールセン、ライアン・ラッフルズ
13. スポンサーによる推薦
スポンサーによる推薦により出場ができます。
- バド・コーリー
- 岩田寛
- トーマス・アイケン
- スチュアート・アップルビー
- アンヘル・カブレラ
- ケン・デューク
- スコット・ラングリー
- ジェフ・オギルビー
- スチュワート・シンク
- ジョン・ハーン
- ウェス・ホーマン
- D.H.リー
- フランチェスコ・モリナリ
- イーサン・トレーシー
14. 出場資格を持たない世界ランキング50位以内の選手
出場資格を有しない世界ランキング50位以内の選手に出場資格が与えられます。
- ポール・ケーシー
- アン・ビョンフン
- ラファエル・カブレラベロ
- ケビン・ナ
- ケビン・チャッペル
- ソレン・ケルドセン
- ダニエル・バーガー
- ライアン・ムーア
15. 前シーズンの最終フェデックスカップランキングで70位以内
前シーズンの最終フェデックスカップランキングで70位以内の選手に出場資格が与えられます。
- ロバート・ストレブ
- ダニエル・サマーヘイズ
- マット・ジョーンズ
- ベン・マーティン
- キャメロン・トリンゲール
- ジェイソン・ボーン
- ゲーリー・ウッドランド
- ショーン・オヘア
- ブレンドン・トッド
- ブレンドン・デ・ヨング
- ブレンダン・スティール
- ショーン・ステファニー
- デビッド・ハーン
- ブライアン・ハーマン
- ザック・ブレア
- ジョージ・マクニール
- ラッセル・ヘンリー
- ウィリアム・マクガート
16. 今シーズンのフェデックスカップランキングで70位以内
今シーズンのフェデックスカップランキングで70位以内の選手に出場資格が与えられます。
- チャールズ・ハウエル3世
- ジェイミー・ラブマーク
- パットン・キザー
- ロバート・カストロ
- フレディ・ヤコブセン
- キム・シウ
- K.J.チョイ
- ジェイソン・コクラック
- アレックス・チェイカ
- カイル・リーファース
- チェズ・リアビ
- ルーク・ドナルド
- スペンサー・レビン
- ジョナス・ブリクスト
17. オルタネイト
オルタネイト:フルフィールドになるまで前シーズンと今シーズンのフェデックスカップランキング71以下の選手が繰り上げで出場資格が与えられます。
このオルタネイトで2015年と2014年は24名、2013年は18名が出場資格を得ています。
- ケビン・ストリールマン
- アンドリュー・ループ
- ハロルド・バーナー3世
- ジョン・センデン
- ジョナサン・ベガス
- スコット・ブラウン
- カール・ピーターソン
- ルーカス・グローバー
- リッキー・バーンズ
- ハドソン・スワフォード
- パトリック・ロジャース
- スコット・ピンクニー
- ジョン・カラン
- カミロ・ビジェガス
- モーガン・ホフマン
- ジョン・ハー
- ジョンソン・ワグナー
- アーロン・バデリー
- グラハム・デラエ
- アダム・ハドウィン
- マーク・ハバード
- ジェイソン・ゴア
またシーズンによっては全米アマ、全英アマの勝者が招待されることもあります。