1. 概要
セーフウェイオープン2016からPGAツアーの2016-17シーズンが開幕したのですが、その新シーズンを迎えるにあたり、フェデックスカップ(FedExCup)のポイントの配分が変更されました。
2014-15シーズンからプレーオフシリーズのポイントが2500ポイントから2000ポイントに変更されましたが、レギュラーシーズンのポイントに変更はありませんでした。
今回の2016-17シーズンの変更は、四大メジャーとプレイヤーズの600ポイント、世界ゴルフ選手権シリーズの550ポイント、通常開催の500ポイント、オルタネイト(裏開催)の300ポイントに変更はないものの、より上位フィニッシュをした選手が有利になるように改定されました。
*この件について問い合わせて下さったクピオさん、よしさん、menyaさんありがとうございます。助かりました。
2. ポイント配分の改定内容
2016-17シーズンのポイント配分改定により変更された点は以下のとおりとなっています。
500ポイント設定 |
・1位から14位まで変更なし ・15位から67位まで15ポイントから0.4ポイントの幅で獲得ポイント減 ・68位から85位まで2ポイントから0.4ポイントの幅で獲得ポイント増 |
600/550ポイント設定 |
・1位から20位まで変更なし ・21位から66位まで13.53ポイントから0.69ポイントの幅で獲得ポイント減 ・67位から85位まで2.40ポイントから0.08ポイントの幅で獲得ポイント増 |
300ポイント設定 |
・1位から20位まで変更なし ・21位から69位まで8.66ポイントから0.01ポイントの幅で獲得ポイント減 ・70位から85位まで0.87ポイントから0.23ポイントの幅で獲得ポイント増 |
通常開催の500ポイントではトップ15の選手は変動がないものの、それ以下の中位フィニッシュのポイントは大きく減らされることになりました。
そして68位以下の選手に関しては僅かながらではありますがポイントが増やされることになりました。ただ、この増加は微々たるものです。
そのため基本的には上位フィニッシュした選手がより下位の選手に対してアドバンテージを得られる配点方式に今シーズンから変更されたことになります。
3. フィニッシュ順位別の獲得ポイント増減の一覧
最後に順位別のポイントの増減ですが、以下の表のとおりとなっています。
この変更により中位クラスの選手の獲得ポイントが減ることになるため、2017-18シーズンのシード権ラインは下がることが予想されます。
このことにより選手たちはより上位のフィニッシュを目指して積極的にプレーすることになり、その戦いはより白熱したものとなりそうです。
この変更の内容は以下のページにも反映させています。