PGAツアーは世界戦略の一環として、アジアンツアーなどと共同でトーナメントを開催してきました。
すでにアジアンツアーとはマレーシアでCIMBクラシックを行い、当初はヨーロピアンツアーのイベントとして行われてきたWGC-HSBCチャンピオンズを2013年から公式戦に組みいれ、2017年は韓国でCJカップを開催しています。
この3試合ともにアジアシリーズ、アジアスイングとして日本でPGAツアー・トーナメントが開催されることになると報じられています。
PGAツアーの日本開催は千葉県内で2019年10月24日からが濃厚!
スポーツ報知では「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営する「スタートトゥデイ」が大会冠スポンサーとなって、日本でPGAツアーが開催されると報じられています。
【 #ゴルフ 】松山vsウッズが見られる!19年10月、日本で米ツアー初開催…スポンサーZOZO・千葉開催 https://t.co/z0iIS52wU7 #スポーツ報知
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年9月19日
サンケイスポーツでは冠スポンサーには言及されていませんが、日本ツアーとの共同主管で行われるなどの情報が伝えられています。
米ツアー日本初開催!賞金総額10億円超、ウッズらスター集結も – SANSPO.COM https://t.co/LCvxFeJyfM @sanspocomさんから
— 海外プロゴルフツアーを楽しむブログ (@GolfSince2013) 2018年9月19日
日本のメディアによる報道を総合すると以下のようなものとなります。
- 大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営する「スタートトゥデイ」が大会冠スポンサーに。複数年の契約になる予定。
- 開催は2019年10月24日から4日間の日程で、PGAツアーでは2019-2020シーズン、日本ツアーでは2019年シーズンに組み込まれる。
- PGAツアーの日本開催の翌週に中国で世界ゴルフ選手権シリーズのWGC-HSBCチャンピオンズが行われる。
- 使用されるコースは千葉県内のゴルフ場に。
- PGAツアーと日本ツアーの共同主管で、日本ツアーからも10名程度が推薦で出場できる見込み。
- PGAツアーの公式戦となるため、優勝した選手には、PGAツアーの2年シード、四大メジャーのマスターズと全米プロゴルフ選手権の出場権などが与えられる。
- 賞金総額は925万ドル(10億2000万ドル)、優勝賞金は160万ドル(1億7600万円)。
CIMBクラシックはフルフィールドが78名で予選落ちはなく、PGAツアーからフェデックスカップの上位60名、アジアンツアーから10名、主催者推薦で8名という内訳となっています。
CJカップもフルフィールドが78名で予選落ちはなく、PGAツアーからフェデックスカップの上位60名、韓国ツアーの特定のトーナメント優勝、世界ランキング、アジアンツアーの賞金ラキングなどを基準に韓国人プレイヤーが10名出場でき、他にアジアンツアーから1名、スポンサー推薦が7名(5名はPGAツアー、2名は制限無し)というフィールドの構成です。
WGC-HSBCチャンピオンズは世界ゴルフ選手権シリーズで、フルフィールドは同じ78名ですが、厳しい出場資格が設定されています。それでも地元中国人プレイヤーに6つの枠が与えられています。
日本開催のPGAツアーにおいても、CIMBクラシック、CJカップ、WGC-HSBCチャンピオンズと同様に予選落ちのない78名のフルフィールドで、PGAツアーから60名、日本ツアーもしくは日本人選手から10名、スポンサー推薦が8名といった構成になると予想されます。
日程は発表されていませんが、CIMBクラシック(マレーシア)、CJカップ(韓国)、日本開催、そしてWGC-HSBCチャンピオンズ(中国)という流れになりそうです。