マスターズ2016をダニー・ウィレットが制し、賞金180万ドル(約1億9,396万円)と世界ランクポイントを100ポイント獲得しました。
2位にはリー・ウエストウッドとジョーダン・スピースが入り賞金88万ドル(約9,491万円)と世界ランクポイントをそれぞれ50ポイント獲得しています。
フェデックスカップ(FedExCup)ポイントに関してはダニー・ウィレットとリー・ウエストウッドがPGAツアーメンバーではないため獲得ポイントはなく、ジョーダン・スピースは270ポイントを獲得しています。
7位タイで前年に続きトップ10フィニッシュとなった松山英樹は賞金31万1,667ドル(約3361万円)とフェデックスカップ(FedExCup)ポイントを94ポイント、世界ランクポイントを16.33ポイントそれぞれ獲得しています。
なお、マスターズの出場資格には「前年の12位タイまでのプレイヤー」という条件があり、松山英樹はそれを獲得したため、故障などがなければ4年連続6回目の出場を2017年に果たせることになりました。
続いて、マスターズ2016の最終リーダーボードと獲得した賞金、フェデックスカップ(FedExCup)ランキングの情報です。
目次
マスターズ2016の結果とランキングに関する情報の一覧
マスターズ2016の結果とフェデックスカップ(FedExCup)ランキング・賞金ランキングに関する情報の目次です。
- 1. マスターズ20162014の最終結果と選手の獲得賞金とポイント
- 2. 2015-16シーズンのフェデックスカップ最新ランキングの上位30名
- 3. 2015-16シーズンの賞金ランキングの上位30名のと獲得した賞金額の一覧
- 4. 最新の世界ランキングの上位30名の一覧
1. マスターズ2016の最終結果と獲得賞金とポイント
マスターズ2016の上位選手の最終結果と獲得賞金とポイントの一覧は以下のとおりとなっています。
R | Player | SC | Prize | Pts |
---|---|---|---|---|
1 | ダニー・ウィレット | -5 | $1,800,000 | 0 |
T2 | リー・ウエストウッド | -2 | $880,000 | 0 |
T2 | ジョーダン・スピース | -2 | $880,000 | 270 |
T4 | ポール・ケーシー | -1 | $413,333 | 127 |
T4 | J.B.ホームズ | -1 | $413,333 | 127 |
T4 | ダスティン・ジョンソン | -1 | $413,333 | 127 |
T7 | マシュー・フィッツパトリック | E | $311,667 | 0 |
T7 | ソレン・ケルドセン | E | $311,667 | 0 |
T7 | 松山 英樹 | E | $311,667 | 94 |
T10 | ジャスティン・ローズ | 1 | $230,000 | 73 |
T10 | ローリー・マキロイ | 1 | $230,000 | 73 |
T10 | ダニエル・バーガー | 1 | $230,000 | 73 |
T10 | ブラント・スネデカー | 1 | $230,000 | 73 |
T10 | ジェイソン・デイ | 1 | $230,000 | 73 |
T15 | キラデク・アフィバーンラト | 3 | $175,000 | 0 |
T15 | ルイ・ウーストハイゼン | 3 | $175,000 | 60 |
T17 | ラファエル・カブレラ・ベロ | 4 | $145,000 | 0 |
T17 | ダニー・リー | 4 | $145,000 | 54 |
T17 | エミリアーノ・グリージョ | 4 | $145,000 | 54 |
T17 | ビリー・ホーシェル | 4 | $145,000 | 54 |
T21 | ブルックス・ケプカ | 5 | $116,000 | 49 |
T21 | ジェイミー・ドナルドソン | 5 | $116,000 | 49 |
T21 | ブライソン・デシャンボー | 5 | $0 | 0 |
T24 | ヘンリック・ステンソン | 6 | $89,000 | 45 |
T24 | ビル・ハース | 6 | $89,000 | 45 |
T24 | マット・クーチャー | 6 | $89,000 | 45 |
T24 | アンヘル・カブレラ | 6 | $89,000 | 45 |
T24 | ベルンハルト・ランガー | 6 | $89,000 | 45 |
T29 | ウェブ・シンプソン | 7 | $68,000 | 40 |
T29 | スコット・ピアシー | 7 | $68,000 | 40 |
T29 | チャーリー・ホフマン | 7 | $68,000 | 40 |
T29 | ジミー・ウォーカー | 7 | $68,000 | 40 |
T29 | スマイリー・カウフマン | 7 | $68,000 | 40 |
T34 | セルヒオ・ガルシア | 8 | $56,500 | 36 |
T34 | ケビン・ストリールマン | 8 | $56,500 | 36 |
T34 | ベルント・ウィスバーガー | 8 | $56,500 | 0 |
T37 | ババ・ワトソン | 9 | $50,250 | 34 |
T37 | ケビン・キスナー | 9 | $50,250 | 34 |
T39 | ジャスティン・トーマス | 10 | $46,000 | 31 |
T39 | シェイン・ローリー | 10 | $46,000 | 31 |
T39 | ロメイン・ランガスキュー | 10 | $0 | 0 |
T42 | ビクター・デュビッソン | 11 | $37,000 | 0 |
T42 | トロイ・メリット | 11 | $37,000 | 26 |
T42 | アニルバン・ラヒリ | 11 | $37,000 | 26 |
T42 | ハリス・イングリッシュ | 11 | $37,000 | 26 |
T42 | アダム・スコット | 11 | $37,000 | 26 |
T42 | デービス・ラブ3世 | 11 | $37,000 | 26 |
T42 | クリス・ウッド | 11 | $37,000 | 0 |
T49 | イアン・ポールター | 12 | $27,467 | 21 |
T49 | マルティン・カイマー | 12 | $27,467 | 0 |
T49 | パトリック・リード | 12 | $27,467 | 21 |
T52 | ラリー・マイズ | 13 | $24,900 | 19 |
T52 | キーガン・ブラッドリー | 13 | $24,900 | 19 |
54 | ハンター・メイハン | 14 | $24,000 | 17 |
T55 | ケビン・ナ | 15 | $23,400 | 16 |
T55 | キャメロン・スミス | 15 | $23,400 | 16 |
57 | トンチャイ・ジャイディー | 19 | $23,000 | 0 |
2. 2015-16シーズンのフェデックスカップ(FedExCup)最新ランキングの上位30名
トップ3のうち2名がPGAツアーのメンバーではなかったため、ランキングに大きな変動は少なく、2位タイとなったジョーダン・スピースが13位から5位に浮上したことが目立つ動きとなっています。
首位はアダム・スコット、2位ジェイソン・デイ、3位ブラント・スネデカー、4位ケビン・キスナーらの上位選手に変動はありません。
7位タイとなった松山英樹は94ポイントを加えて獲得ポイントを989ポイントまで伸ばして11位を守っています。
すでにプレーオフ第3戦の進出は確定していると言える状況で、プレーオフ最終戦の上位30名の目安となる1500ポイントにも、さらに前進しています。
マスターズ2016終了時点のフェデックスカップ(FedExCup)ランキングのトップ30以下のとおりとなっています。
最新:最新の順位/前週:前週の順位
今週:今週の獲得Point/通算:今シーズンの総Point
CUT:予選落ち
最新 | 前週 | 選手名 | 今週 | 通算 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | アダム・スコット | 26 | 1731 |
2 | 2 | ジェイソン・デイ | 73 | 1295 |
3 | 3 | ブラント・スネデカー | 73 | 1255 |
4 | 4 | ケビン・キスナー | 34 | 1181 |
5 | 13 | ジョーダン・スピース | 270 | 1132 |
6 | 5 | ラッセル・ノックス | 0 | 1055 |
7 | 6 | ジャスティン・トーマス | 31 | 1050 |
8 | 7 | ババ・ワトソン | 34 | 1043 |
9 | 9 | スマイリー・カウフマン | 40 | 1019 |
10 | 8 | ケビン・ナ | 16 | 1008 |
11 | 11 | 松山 英樹 | 94 | 989 |
12 | 10 | グレアム・マクダウェル | 0 | 909 |
13 | 12 | ジェイソン・ダフナー | 0 | 867 |
14 | 21 | ダスティン・ジョンソン | 127 | 863 |
15 | 15 | パトリック・リード | 21 | 821 |
16 | 14 | チャール・シュワルツェル | 0 | 802 |
17 | 20 | エミリアーノ・グリージョ | 54 | 802 |
18 | 16 | リッキー・ファウラー | 0 | 784 |
19 | 17 | ファビアン・ゴメス | 0 | 768 |
20 | 18 | ジム・ハーマン | 0 | 765 |
21 | 19 | フィル・ミケルソン | 0 | 761 |
22 | 22 | ケビン・チャッペル | — | 695 |
23 | 24 | ヘンリック・ステンソン | 45 | 693 |
24 | 25 | ビル・ハース | 45 | 677 |
25 | 23 | チャールズ・ハウエル3世 | — | 658 |
26 | 26 | ジェイソン・ボーン | — | 605 |
27 | 27 | ライアン・ムーア | 0 | 587 |
28 | 28 | ジェイミー・ラブマーク | — | 580 |
29 | 36 | ローリー・マキロイ | 73 | 579 |
30 | 32 | セルヒオ・ガルシア | 36 | 565 |
111 | 109 | 岩田寛 | — | 247 |
186 | 186 | 石川遼 | — | 55 |
3. 2015-16シーズンの賞金ランキングの上位30名と獲得した賞金額の一覧
賞金ランキングも優勝のダニー・ウィレットと2位タイのリー・ウエストウッドがツアーメンバーではないため、ランク対象外となっているため、こちらも大きな変動は少なく、ジョーダン・スピースが12位から3位に浮上したことが目立つ動きとなっています。
1位のアダム・スコット、2位のジェイソン・デイは先週と変わらずに順位をキープしています。
7位タイで31万1,667ドルを加えて、今季の獲得賞金を235万3610ドル(2億5400万円)まで伸ばし、先週までの9位から8位に浮上しています。
マスターズ2016終了時点の2015-16シーズンの賞金ランキングのトップ30は以下のとおりとなっています。
最新:最新の順位/前週:前週の順位
通算:今シーズンの総獲得賞金
最新 | 前週 | 選手名 | 通算 |
---|---|---|---|
1 | 1 | アダム・スコット | $4,362,198 |
2 | 2 | ジェイソン・デイ | $3,366,500 |
3 | 12 | ジョーダン・スピース | $2,772,927 |
4 | 5 | ブラント・スネデカー | $2,732,166 |
5 | 3 | ババ・ワトソン | $2,708,050 |
6 | 4 | ケビン・キスナー | $2,566,421 |
7 | 7 | ジャスティン・トーマス | $2,358,877 |
8 | 9 | 松山 英樹 | $2,353,610 |
9 | 6 | ラッセル・ノックス | $2,332,201 |
10 | 16 | ダスティン・ジョンソン | $2,138,399 |
11 | 8 | ケビン・ナ | $2,107,316 |
12 | 10 | スマイリー・カウフマン | $2,075,938 |
13 | 11 | グレアム・マクダウェル | $1,951,529 |
14 | 13 | パトリック・リード | $1,889,389 |
15 | 14 | フィル・ミケルソン | $1,790,600 |
16 | 15 | リッキー・ファウラー | $1,752,307 |
17 | 17 | ジム・ハーマン | $1,711,724 |
18 | 18 | チャール・シュワルツェル | $1,691,136 |
19 | 19 | ジェイソン・ダフナー | $1,684,147 |
20 | 21 | エミリアーノ・グリージョ | $1,656,983 |
21 | 24 | ルイ・ウーストハイゼン | $1,565,988 |
22 | 20 | ファビアン・ゴメス | $1,543,252 |
23 | 22 | ヘンリック・ステンソン | $1,523,333 |
24 | 29 | ローリー・マキロイ | $1,510,068 |
25 | 26 | ビル・ハース | $1,442,249 |
26 | 23 | ケビン・チャッペル | $1,423,095 |
27 | 25 | ライアン・ムーア | $1,366,724 |
28 | 27 | チャールズ・ハウエル3世 | $1,339,966 |
29 | 44 | J.B.ホームズ | $1,325,818 |
30 | 28 | ボーン・テーラー | $1,301,359 |
87 | 87 | 岩田寛 | $500,999 |
187 | 186 | 石川遼 | $62,102 |
4. 最新の世界ランキングの上位30名の一覧
優勝したダニー・ウィレットが100ポイントを加えて大きくジャンプアップし、世界ランク12位から9位に浮上しています。
ジョーダン・スピースは2位タイで50ポイントを加えてジェイソン・デイとの差を縮めたものの及ばず2位のままとなっています。
7位タイで16.33ポイントを獲得した松山英樹は先週までの14位から13位に浮上しています。
マスターズ2016終了時点の2015-16シーズンの最新世界ランキングのトップ30は以下のとおりとなっています。
最新:最新の順位/前週:前週の順位
通算:今シーズンの総獲得賞金
最新 | 前週 | 選手名 | Points |
---|---|---|---|
1 | 1 | ジェイソン・デイ | 12.5187 |
2 | 2 | ジョーダン・スピース | 11.7831 |
3 | 3 | ローリー・マキロイ | 9.4091 |
4 | 4 | ババ・ワトソン | 8.4817 |
5 | 5 | リッキー・ファウラー | 7.7496 |
6 | 6 | ヘンリック・ステンソン | 7.6986 |
7 | 7 | アダム・スコット | 7.1547 |
8 | 8 | ダスティン・ジョンソン | 6.8899 |
9 | 12 | ダニー・ウィレット | 6.4588 |
10 | 9 | ジャスティン・ローズ | 6.0597 |
11 | 10 | パトリック・リード | 4.9890 |
12 | 11 | ルイ・ウーストハイゼン | 4.8936 |
13 | 14 | 松山 英樹 | 4.7510 |
14 | 13 | ブランデン・グレース | 4.5321 |
15 | 17 | ブラント・スネデカー | 4.3202 |
16 | 15 | セルヒオ・ガルシア | 4.3082 |
17 | 16 | ザック・ジョンソン | 4.1081 |
18 | 19 | ブルックス・ケプカ | 4.0710 |
19 | 18 | フィル・ミケルソン | 3.9841 |
20 | 20 | チャール・シュワルツェル | 3.8804 |
21 | 23 | J.B.ホームズ | 3.8149 |
22 | 21 | ジム・フューリック | 3.7697 |
23 | 22 | ケビン・キスナー | 3.7530 |
24 | 25 | ポール・ケーシー | 3.6598 |
25 | 24 | ジミー・ウォーカー | 3.3567 |
26 | 26 | アン・ビョンフン | 3.1845 |
27 | 29 | ビル・ハース | 3.1802 |
28 | 28 | マット・クーチャー | 3.1659 |
29 | 33 | ラファエル・カブレラ・ベロ | 3.1614 |
30 | 27 | ケビン・ナ | 3.1002 |
78 | 77 | 片山晋呉 | 1.7537 |
99 | 99 | 池田 勇太 | 1.4378 |
111 | 109 | 岩田 寛 | 1.3666 |
115 | 113 | 藤本佳則 | 1.3593 |
117 | 116 | 宮里 優作 | 1.3541 |
120 | 119 | 谷原秀人 | 1.3301 |
132 | 133 | 石川 遼 | 1.2019 |
144 | 144 | 小平 智 | 1.1155 |
159 | 157 | 小田孔明 | 1.0177 |
169 | 168 | 武藤俊憲 | 0.9838 |
191 | 190 | 近藤共弘 | 0.8698 |
コメント
golfさん、こんばんは!
まりです。
本家(?)の記事のコメント欄が沢山だったので、こちらに書かせて頂きました。
まずは、golfさん、沢山の記事の更新、本当にお疲れ様でした!+ありがとうございましたm(__)m
さて、今回のマスターズにおける松山選手の活躍を拝見して感じたことは(あくまで私見)、そう遠くない将来、必ずやマスターズを優勝するということです。
松山選手自身の言う「近くて遠い」なのかもしれませんが。
解説の中嶋さんやgolfさんをはじめ、皆さんが仰るように、今回の敗戦はこれからの将来における大きな財産といえるでしょう。
技術面を含めまだまだ改善の余地はあるかと思われますが、着実に一歩一歩進んで行って欲しいと思います。
それにしても、まさかあんな形でスピースが崩れるとは思いもよりませんでしたね。
今回のマスターズは、ゴルフの素晴らしさは勿論のこと、恐ろしさも強く感じられたトーナメントとなりました。
それではまた!
今夜はゆっくり休んで下さいね!
やりましたね 4日間すばらしかったです 大きくくずれることなく素晴らしい精神力と技術でした 応援できて幸せでした
まだ若いので次がありますね リフレッシュしてまたプレー見せてほしいです
今年のマスターズはすごかったです
まりさん、コメントありがとうございます。
お気遣いがありがとうございます。ゆっくり休ませていただきました(^.^)
今年のマスターズはフロントナインが終わった時点で、スピースに決まったと思いました。でも、オーガスタが牙を剥きました。
史上4人目となる連覇がかかっていることも、より大きなプレッシャーになったのかもしれないですね。
松山英樹はアマ時代からステップ・バイ・ステップで実力をつけてきた選手で、それはプロになってからもそうだと思います。
それはひとえに彼の学習能力の高さと、設定した目標に向かってブレずに努力し続けられる精神力があるからではないかという気がします。
彼は近くて遠いと表現していますが、海外メディアは勝てる実力があると評価していますし、残している成績を見れば、そう遠くないと個人的には考えています。
でも、焦りすぎずに、着実に階段を登っていってもらいたいです。
anjiさん、コメントありがとうございます。
ショットの調子が良い時が少なく、苦しい時が多かったと思いますが、よく耐えぬいたと思います。
ショットが本来の状態とは遠くても優勝争いに絡めたのは、50ホールまでパッティングが良かったからだと思います。
まだまだ改善できる余地と余力を残していますし、まだ24歳です。本当に楽しみです。
個人的には、これまでで一番楽しいマスターズでした。