3日間連続で63を出して独走状態でスタートしたパトリック・リードでしたが、プレッシャーにくるしみ、最終日はあまりスコアを伸ばせませんでしたが、通算28アンダーで逃げ切って、ヒューマナ・チャレンジ2014を制しました。
パトリック・リードは2013年のウィンダム選手権を制したのに続く、PGAツアー2勝目となりました。パトリック・リードは1990年8月5日生まれの23歳で、松山英樹や石川遼と同年代です。
優勝したパトリック・リードは優勝賞金102万6000ドル(約1億7000万円)とフェデックスカップポイント500ポイントを獲得しました。
2位と3位には怒涛の追い上げを見せた2人が入っています。最終日に63の9アンダーでラウンドしたライアン・パーマーが2打差の26アンダー、そして3位には10アンダーの62を出したザック・ジョンソンが入っています。
ザック・ジョンソンは最終日に、10バーディ・ノーボギーという、さすが世界ランキング・トップ10プレーヤーという貫禄のプレーでした。
石川遼は通算17アンダーの25位タイとなっています。石川遼のの情報はこちらにまとめてあります。
・石川遼は最終日は5バーディ・ノーボギーで25位T!ヒューマナ・チャレンジ2014・最終結果
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20歳のジョーダン・スピースだけでなく23歳のパトリック・リードもいるPGAツアーの層の厚さ
パトリック・リードは最終日は緊張からから、ショットごとに感情が表情に出てしまっていました。
またザック・ジョンソンやライアン・パーマーの猛追を受けて、余計にプレッシャーがかかったと思いますが、耐え切りました。
パトリック・リードは2011年にプロ転向し、まだ23歳ながらすでにPGAツアー2勝目ということで、ジョーダン・スピースだけでなく、PGAツアーの層の厚さを感じさせられます。
もちろん欧米人の方が身体が出来上がるのが早いという違いはあるものの、松山英樹や石川遼も若いからとばかりは言っていられません。日本の2人にも、早くPGAツアーで、手に汗握るような優勝争いに絡んで、経験を積んでほしいところです。
ヒューマナ・チャレンジ2014の最終スコアボード
ヒューマナ・チャレンジ・イン・パートナシップ・ウィズ・ザ・クリントンファウンデーションの最終結果は以下のとおりとなっています。
トップ10に入るためには、20アンダー以上が必要となったヒューマナ・チャレンジでした。
いよいよ次週はタイガー・ウッズが始動します。また松山英樹も復帰予定ですし、石川遼も参戦します。
見どころが多く、楽しみなファーマーズ・インシュランス・オープンです。