AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ2014の最終日が行われ、最終日を2位と6打差の首位でスタートしたジミー・ウォーカーが多少ばたつきながらもそのまま逃げ切り、優勝しました。
これでジミー・ウォーカーは2013-14シーズンでは、フライズドットコムオープン、ソニー・オープンに続いてPGAツアー3勝目となりました。
また優勝賞金118万8000ドル(約1億248万円)を獲得し、今季の獲得賞金を360万5833ドル(約3億7000万円)としてダントツの首位となっています。
またフェデックスカップポイントも500ポイントを加えて、獲得ポイントを1733ポイントとし、2位以下に757ポイント以上離し、こちらでも首位を独走しています。
ジミー・ウォーカーは8戦3勝に6位タイが1回と、素晴らしいシーズンになっています。この調子を維持できれば、メジャータイトルも狙えそうな状況です。
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最終日は苦しみながらもギリギリで逃げ切ったジミー・ウォーカー
ジミー・ウォーカーは3日間で14個のバーディを奪い、わずかにボギー1つと圧倒的なプレーで首位に立ちましたが、最終日は3バーディ・5ボギーと2つもスコアを落とすなど、安定感に欠くプレーでした。
1メートルのパーパットを外したり、アイアンで打った18番のティーショットを左のラフに入れるなど、プレッシャーがかかっているのは明らかでした。
最終的には1打差とギリギリの逃げ切りで、カッコの良い勝ち方ではありませんでした。しかし、6打差という貯金をもっての最終日で、攻める必要はありませんませでしたので、無理をしすぎずににまとめることはできたという印象です。
また上位選手が強烈に追い上げることがなかったのもジミー・ウォーカーには幸いしました。
最終日にスコアを6つ伸ばしたダスティン・ジョンソンは4アンダーからの最終日で、5つ伸ばしたジョーダン・スピースとジム・レナーが3アンダースタートでした。
逆に2位タイでスタートしたハンター・メイハンなどがスコアを伸ばせないということもあり、最後詰め寄られはしましたが、うまく逃げ切ることができました。
これでジミー・ウォーカーは世界ランキングも35位から、さらにジャンプアップしそうです。
AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ2014の最終結果
AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ2014の最終結果、獲得賞金、獲得したフェデックスカップポイントの配分は以下のとおりとなっています。
2位タイとなったダスティン・ジョンソンとジム・レナーが賞金58万800ドル(約5947万円)と、フェデックスカップポイント245ポイントを獲得しています。ダスティン・ジョンソンはポイントランキングで4位に浮上しています。
また4位タイになったジョーダン・スピースとケビン・ナは賞金29万400ドル(約2973万円)に、フェデックスカップポイント123ポイントを獲得しています。
他には、ハンター・メイハンが単独6位、グレアム・マクドウェルが7位タイとなっています。