首位でスタートしたロリー・マキロイがまさかの失速で、4人でのプレーオフにもつれ込み、その1ホール目でラッセル・ヘンリーが制して、PGAツアー2勝目を飾りました。
ロリー・マキロイは最終日に4オーバーと、優勝できるチャンスを自ら手放す結果となってしまいました。
ラッセル・ヘンリーは今度の4月25歳になる若手ですが、ツアー2勝目ということですので、PGAツアー25歳以下に良いプレーヤーが次々と現れています。
ラッセル・ヘンリーは優勝賞金108万ドルとフェデックスカップ(FeDex Cup)ポイントを500ポイント獲得しました。
また、3日目に17位タイまで浮上していたタイガー・ウッズですが、今日はフロントナインで1バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの5オーバーとなり、バックナインの4ホールはパーで終えたものの、13番を終了した時点で棄権となっています。
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タイガー・ウッズは昨年と同じ腰痛を再発
タイガー・ウッズが痛めたのは、昨年の終盤に痛めたのと同じ箇所で、最終日の朝の練習中に痛みが出たとのことです。
まだ、今日の時点では判断するのは早いと述べていて、木曜日まで痛みが消えるように治療に専念するとのことです。
第3ラウンドにようやくタイガーらしさが見え始めていたので、ややショックです。マスターズまで1ヶ月ちょっとしかありませんので、普通に考えると、WGC-キャデラック選手権も出場は難しそうです。
オフに同じような問題を抱えないようにフィジカルトレーニングをしていたと述べていたタイガーですが、やはり改造したスイングが合わないのでしょうか。気になります。
ジャック・ニクラウスの最多メジャー優勝記録を塗り替えるには、得意とするコースで開催される今年に勝っておかないと厳しくなるとの観測が、米メディアでも複数見られましたので、暗雲が漂う状態になってしまいました。
大事に至らないことを願うばかりです。
ザ・ホンダクラシック2014終了後のフェデックスカップ(FeDex Cup)と賞金ランキング
ザ・ホンダクラシック2014終了後のフェデックスカップ(FeDex Cup)と賞金ランキングは以下のとおりとなっています。
ランキングが上位の選手の成績があまり良くありませんでしたので、上位に大きな変動はありませんでした。
優勝したラッセル・ヘンリーが、フェデックスカップランキングで142位から16位に、2位タイのラッセル・ノックスが43位から19位にジャンプアップしています。
また棄権した松山英樹はフェデックスカップランキングで22位から26位に、賞金ランキングでは25位から31位に後退しています。
そして予選落ちとなった石川遼はそれぞれ23位から27位に、23位から28位に後退しています。
それにしてもPGAツアーは3月になったばかりで、すでに賞金が100万ドル(約1億円)を超えているプレーヤーが19人もいます。
レベルはかなり高いですが、手にする賞金も大きいPGAツアーです。
タイガー・ウッズもそうですが、松山英樹の出場も微妙ですが、見たい気持ちと無理をして長引かせないでほしい気持ちとが交錯しますね。
とりあえずはマスターズに向けて調整していくことが大切なので、うまくバランスをとってもらいたいです。