2014年の全英オープンは、ロイヤルリバプールGCで7月17日から開催されました。
賞金総額800万ドル、フェデックスカップポイント600ポイントが割り当てられ、全156選手にによって争われます。前年の覇者はフィル・ミケルソンとなっています。
その2014年の全英オープンの出場資格と出場権が獲得できるオープン・クオリファイング・シリーズ(Open Qualifying Series)や、出場権をもっている日本人プレーヤーなどについてをまとめています。
なお、この情報は2014年のもので、最新の全英オープンの出場資格と有資格者は以下のページにまとめています。
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目次
- 全英オープンゴルフ2014の出場条件と有資格者のリスト
- 出場資格の一覧
- 出場資格毎の有資格者の一覧
- (1)全英オープン歴代優勝者で2014年6月20日時点で60歳以下の選手
- (2)全英オープンの2004-13年の優勝者
- (3)全英オープン歴代優勝者で2009年から2013年の全英オープンで10位タイ以上
- (4)2013年全英オープンで10位タイ以上
- (5)2014年5月25日発表(Week21)の世界ランキング50位以内
- (6)2013年のレース・トゥ・ドバイ(欧州ツアー賞金ランキング)でトップ30
- (7)2009-13年のBMW PGA選手権の優勝者
- (8)2014年のBMWインターナショナル(6月29日)時点でのレース・トゥ・ドバイの上位20名の中で、欧州ツアーのプレーヤーの上位5位タイ以内
- (9)2010年-14年の全米オープンの優勝者
- (10)2010年-14年のマスターズトーナメントの優勝者
- (11)2009年-13年の全米プロゴルフ選手権の優勝者
- (12)2012年-14年のプレーヤーズ選手権の優勝者
- (13)2013年のPGAツアー選手権の出場者(トップ30)
- (14)2014年トラベラーズ選手権(6月22日)時点で、優先出場権をもたないフェデックスカップランクの上位5位タイまで
- (15)2013年プレジデンツカップの出場者
- (16)2013年アジアンツアーの賞金ランキング1位(タイ含む)
- (17)2013年PGAツアー・オブ・オーストラリアの賞金ランキング1位(タイ含む)
- (18)2013年南アフリカPGAサンシャインツアーの賞金ランキング1位(タイ含む)
- (19)2013年の日本オープン優勝者
- (20)JGTO(日本ゴルフツアー機構)の2013年賞金ランキング2位まで(タイ含む)
- (21)2014年日本ゴルフツアー選手権終了時点(6月22日)の2014年JGTOの賞金ランキング2位まで(タイ含む)
- (22)2013年の全英シニアオープンの優勝者
- (23)2013年の全英アマチュアゴルフ選手権の優勝者
- (24)2013年の全米アマチュアゴルフ選手権の優勝者
- (25)2013年のヨーロッパアマチュアゴルフ選手権の優勝者
- (26)2013年のマーク・H・マコーミックメダルの受賞者(アマ)
- 全英オープン予選会(Open Qualifying Series)
- オルタイネイト(Alternates)
全英オープンゴルフ2014の出場条件と有資格者のリスト
全英オープンゴルフ2014の優先出場権の資格は以下のとおりとなっています。
出場資格の一覧
- 全英オープン歴代優勝者で2014年6月20日時点で60歳以下の選手
- 全英オープンの2004-13年の優勝者
- 全英オープン歴代優勝者で2009年から2013年の全英オープンで10位タイ以上
- 2013年全英オープンで10位タイ以上
- 2014年5月25日発表(Week21)の世界ランキング50位以内
- 2013年のレース・トゥ・ドバイ(欧州ツアー賞金ランキング)でトップ30
- 2009-13年のBMW PGA選手権の優勝者
- 2014年のBMWインターナショナル(6月29日)時点でのレース・トゥ・ドバイの上位20名の中で、欧州ツアーのプレーヤーの上位5位タイ以内
- 2010年-14年の全米オープンの優勝者
- 2010年-14年のマスターズトーナメントの優勝者
- 2009年-13年の全米プロゴルフ選手権の優勝者
- 2012年-14年のプレーヤーズ選手権の優勝者
- 2013年のPGAツアー選手権の出場者(トップ30)
- 2014年トラベラーズ選手権(6月22日)時点で、優先出場権をもたないフェデックスカップランクの上位5位タイまで
- 2013年プレジデンツカップの出場者
- 2013年アジアンツアーの賞金ランキング1位(タイ含む)
- 2013年PGAツアー・オブ・オーストラリアの賞金ランキング1位(タイ含む)
- 2013年南アフリカPGAサンシャインツアーの賞金ランキング1位(タイ含む)
- 2013年の日本オープン優勝者
- JGTO(日本ゴルフツアー機構)の2013年賞金ランキング2位まで(タイ含む)
- 2014年日本ゴルフツアー選手権終了時点(6月22日)の2014年JGTOの賞金ランキング2位まで(タイ含む)
- 2013年の全英シニアオープンの優勝者
- 2013年の全英アマチュアゴルフ選手権の優勝者
- 2013年の全米アマチュアゴルフ選手権の優勝者
- 2013年のヨーロッパアマチュアゴルフ選手権の優勝者
- 2013年のマーク・H・マコーミックメダルの受賞者(アマ)
現在、日本人プレーヤーで上記の条件を満たして出場権を獲得しているのは、松山英樹(前年6位T・2013年JGTO賞金ランク1位・プレジデンツカップ)、小林正則(2013年の日本オープン優勝者)となっています。
また小田孔明と宮里優作が「2014年日本ゴルフツアー選手権終了時点(6月22日)の2014年JGTOの賞金ランキング2位」の資格で出場権を獲得しています。
これらの資格を有する選手に加えて、予選会で上位に入ることでその年度の全英オープンの出場資格を獲得することができます。
出場資格毎の有資格者の一覧
(1)全英オープン歴代優勝者で2014年6月20日時点で60歳以下の選手
- サンディ・ライル(1985年)
- ニック・ファルド(1987/1990/1992年)
- マーク・カルカベッキア(1989年)
- ジョン・デーリー(1995年)
- トム・レーマン(1996年)
- ジャスティン・レナード(1997年)
- マーク・オメーラ(1998年)
- ポール・ローリー(1999年)
- タイガー・ウッズ(2000/2005/2006年)
- デビッド・デュバル(2001年)
- アーニー・エルス(2002/2012年)
- ベン・カーティス(2003年)
- トッド・ハミルトン(2004年)
- パトレイグ・ハリントン(2007/2008年)
- スチュワート・シンク(2009年)
- ルイ・ウーストハイゼン(2010年)
- ダレン・クラーク(2011年)
- フィル・ミケルソン(2013年)
グレッグ・ノーマン(1986/1993年)、イアン・ベーカーフィンチ(1991年)、ニック・プライス(1994年)はエントリーしないことを表明しています。
(2)全英オープンの2004-13年の優勝者
*該当者は全て資格(1)で出場権を取得
(3)全英オープン歴代優勝者で2009年から2013年の全英オープンで10位タイ以上
- トム・ワトソン
*トム・ワトソン以外の該当者は全て資格(1)で出場権を取得
(4)2013年全英オープンで10位タイ以上
- ヘンリック・ステンソン(2位)
- イアン・ポールター(3位T)
- アダム・スコット(3位T)
- リー・ウエストウッド(3位T)
- ザック・ジョンソン(6位T)
- 松山英樹(6位T)
- ハンター・メイハン(9位T)
- フランチェスコ・モリナリ(9位T)
*フィル・ミケルソン(1位)とタイガー・ウッズ(6位T)は資格(1)で出場権を取得
(5)2014年5月25日発表(Week21)の世界ランキング50位以内
マット・クーチャー、バッバ・ワトソン、ロリー・マキロイ、ジェイソン・デイ、セルヒオ・ガルシア、ジャスティン・ローズ、ジョーダン・スピース、ジム・フューリック、ダスティン・ジョンソン、ジェイソン・ダフナー、ルーク・ドナルド、ジミー・ウォーカー、グラエム・マクダウェル、スティーブ・ストリッカー、チャール・シュワルツェル、トーマス・ビヨーン、キーガン・ブラッドリー、 ビクター・デュビッソン、パトリック・リード、M.A.ヒメネス、マーティン・カイマー、ジェイミー・ドナルドソン、ブラント・スネデカー、グラハム・デラート、ウェブ・シンプソン、ビル・ハース、ジョナス・ブリクスト、スティーブン・ギャラハー、リッキー・ファウラー、ライアン・ムーア、ゲーリー・ウッドランド、ハリス・イングリッシュ、ヨースト・ルイテン、マット・ジョーンズ、ジョン・センデン、ラッセル・ヘンリー、クリス・カーク、マット・エブリー、ライアン・パーマー
(6)2013年のレース・トゥ・ドバイ(欧州ツアー賞金ランキング)でトップ30
- G.F.カスタノ(7位)
- トンチャイ・ジャイディー(9位)
- リチャード・スターン(8位)
- マテオ・マナセロ(11位)
- ピーター・アイレーン(14位)
- ブレット・ラムフォード(17位)
- ブランデン・グレース(18位)
- デビッド・ハウエル(21位)
- ミッコ・イロネン(23位)
- グレゴリー・ボアディー(25位)
- トミー・フリートウッド(26位)
- バーンド・ワイズバーガー(28位)
- クリス・ウッド(29位)
- ポール・ケイシー(30位)
上記以外の該当者はこれより上位の条件で出場権を取得。
(7)2009-13年のBMW PGA選手権の優勝者
ルーク・ドナルド(2012年)とロリー・マキロイ(2014年)は条件(5)で、マテオ・マナセロ(2013年)は条件(6)で出場権を取得。
(8)2014年のBMWインターナショナル(6月29日)時点でのレース・トゥ・ドバイの上位20名の中で、欧州ツアーのプレーヤーの上位5位タイ以内
情報が確認でき次第更新します。
(9)2010年-14年の全米オープンの優勝者
該当者のグラエム・マクダウェル(2010年)、ロリー・マキロイ(2011年)、ウェブ・シンプソン(2012年)、ジャスティン・ローズ(2013年)、マーティン・カイマー(2014年)は全て条件(5)で出場権を取得。
(10)2010年-14年のマスターズトーナメントの優勝者
該当するフィル・ミケルソン(2010年)は条件(1)で、アダム・スコット(2013年)は条件(4)、チャール・シュワルツェル(2011年)、バッバ・ワトソン(2012/2014年)は条件(5)で出場権を取得。
(11)2009年-13年の全米プロゴルフ選手権の優勝者
- Y.E. ヤン(2009年)
該当のマーティン・カイマー(2010年)、キーガン・ブラッドリー(2011年)、ロリー・マキロイ(2012年)、ジェイソン・ダフナ(2013年)ーは条件(5)で出場権を取得。
(12)2012年-14年のプレーヤーズ選手権の優勝者
該当のマーティン・カイマー(2014年)、マット・クーチャー(2012年)、タイガー・ウッズ(2013年)はこれより上位の条件で出場権獲得。
(13)2013年のPGAツアー選手権の出場者(トップ30)
- ニック・ワトニー
- ビリー・ホーシェル
- ケビン・ストリールマン
- ブレンドン・デ・ヨング
- ブー・ウィークリー
- D.A. ポインツ
上記以外の選手はこれより優先度の高い条件にて出場権を獲得
(14)2014年トラベラーズ選手権(6月22日)時点で、優先出場権をもたないフェデックスカップランクの上位5位タイまで
情報が確認でき次第更新します。
(15)2013年プレジデンツカップの出場者
- アンヘル・カブレラ
- マーク・リーシュマン
*上記以外の出場選手はこれより優先度の高い条件で出場権を獲得
- インターナショナルチーム
アダム・スコット、ジェイソン・デイ、チャール・シュワルツェル、アーニー・エルス、ルイ・ウーストハイゼン、松山英樹、ブランデン・グレース、グラハム・デラート、ブレンドン・デ・ヨング、リチャード・スターン - アメリカチーム
タイガー・ウッズ、ブラント・スネデカー、フィル・ミケルソン、マット・クーチャー、ェイソン・ダフナー、キーガン・ブラッドリー、スティーブ・ストリッカー、ビル・ハース、ハンター・メイハン、ザック・ジョンソン、ウェブ・シンプソン、ジョーダン・スピース
(16)2013年アジアンツアーの賞金ランキング1位(タイ含む)
- キラデク・アフィバーンラト
(17)2013年PGAツアー・オブ・オーストラリアの賞金ランキング1位(タイ含む)
該当者のアダム・スコットは2013年全英オープンでの3位タイにより出場権を獲得。
(18)2013年南アフリカPGAサンシャインツアーの賞金ランキング1位(タイ含む)
- ダウィー・バンデルウォルト
(19)2013年の日本オープン優勝者
- 小林正則
(20)JGTO(日本ゴルフツアー機構)の2013年賞金ランキング2位まで(タイ含む)
- 松山英樹
- 金亨成
*松山英樹は2013年の全英オープン6位タイにより出場権獲得。
(21)2014年日本ゴルフツアー選手権終了時点(6月22日)の2014年JGTOの賞金ランキング2位まで(タイ含む)
- 小田孔明
- 宮里優作
(22)2013年の全英シニアオープンの優勝者
マーク・ウィービー
(23)2013年の全英アマチュアゴルフ選手権の優勝者
ブラッドレイ・ネリー
(24)2013年の全米アマチュアゴルフ選手権の優勝者
マシュー・フィッツパトリック(アマ)
(25)2013年のヨーロッパアマチュアゴルフ選手権の優勝者
アシュリー・チェスターズ(アマ)
(26)2013年のマーク・H・マコーミックメダルの受賞者(アマ)
該当者のマシュー・フィッツパトリックは条件(24)で出場権を獲得。
全英オープン予選会(Open Qualifying Series)
全英オープン予選は6つのツアー(米PGA、欧州ツアー、日本ツアー(JGTO)、アジアンツアー、サンシャインツアー、PGAオーストラリア)の10のトーナメントであわせて開催されています。
予選会となるトーナメントは以下のとおりとなっています。
- エミレーツ・オーストラリアオープン
(3名・PGAオーストラリア・2013年12月) - ヨハネスブルグオープン
(3名・サンシャインツアー・2014年2月) - インターナショナル・36ホール・クオリファイング
(4名・アジアンツアー・2014年3月) - ミズノオープン
(4名・JGTO・2014年6月1日) - アイルランドオープン
(3名・欧州ツアー・2014年6月22日) - クイッケンローンズ・ナショナル
クイッケンローンズ・ナショナルで12位タイ以上でフィニッシュし、かつ出場資格をもたない選手の中で上位4名。
*ショーン・ステファニー、チャーリー・ホフマン、ベン・マーティン、ブレンダン・スティールが出場権を獲得。
(4名・PGAツアー・2014年6月29日) - アルストム・オープン・ド・フランス
マイケル・ホイ、ロバート・カールソン、ビクトル・リウ - グリーンブリアー・クラシック
ビリー・ハーリー3世、 ジョージ・マクニール、クリス・ストラウド、, キャメロン・トリンゲール - スコットランドオープン
(3名・欧州ツアー・2014年7月13日) - ジョンディアクラシック
ジョンディアクラシックで5位タイ以上でフィニッシュし、かつ出場資格をもたない選手の中で上位1名。
ブライアン・ハーマン - 最終予選会
ポール・マケクニー、ジェイミー・マクリーリー、マーク・ウォーレン、オスカー・フローレン、クリス・ハンソン、ジョン・シングルトン、アン・ビョンホン、クリス・ロジャース、マシュー・サウスゲート、ポール・ダン、オリバー・フィッシャー、リズ・イーノック
日本人ではインターナショナル・36ホール・クオリファイングで岩田寛、塚田好宣の2人が、ミズノオープン2014で4位タイととなった近藤共弘が出場権を獲得しています。
オルタイネイト(Alternates)
フルフィールドの156名までに達するまで、世界ランキングに基づいて補充されます。
- 6月29日発表の世界ランキング(Week26)
ケビン・スタドラー(62位)、J.B. ホームズ(63位)、K.J.Choi(66位)、エリック・コンプトン(72位)、チャールズ・ハウエル3世(73位)、ブルックス・コプカ(74位)、チェッソン・ハドレー(76位)、フレドリック・ジャコブソン(79位)、
アニルバン・ラヒリ(81位)、スコット・スターリングス(82位) - 7月6日発表の世界ランキング(Week26)
リザーブの1番目となった石川遼がスティーブ・ストリッカーの出場とりやめにより、繰上げで出場権を獲得しました。